この間ちょっと遠めの防波堤に釣りに行ったときによく釣れたのがこの小サバ。
マサバScomber japonicus Houttuyn, 1782の幼魚です。
日本産のサバ属魚類はマサバと、ゴマサバの2種からなります。世界では4種ほどが知られ、マサバは日本の各地から西部太平洋、カリフォルニア沖まで分布するようです。日本では古くから「秋鯖は嫁に食わすな」とか「サバを読む」などといったサバにまつわる諺や慣用句などがあるなど身近な魚ではありますが、最近は海外、特にノルウェーのサバが多く輸入されており、それがスーパーの総菜コーナーに並ぶというのがあるようです。
マサバの幼魚はゴマサバによく似ていますが、背鰭の棘条数などによって区別されます。またマサバはヒラサバ、ゴマサバはマルサバなどというようにマサバはやや平たいように思います。
今回はサバを海辺で首おりなどを行い、鮮度たっぷりの状態で持ち帰ったのですが、さて刺身にしていただこうとすると、小骨が
多くて気になりました。ということで煮つけにしていただきました。ちょっと小さいけど、缶詰のサバと同じような味。しかも自分で作れる!
これをご飯の上に載せて食べると美味しいものです。