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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主イエスの祝福を受けて / 大井 満

2020年04月02日 | Weblog

2020/2/20放送

  世の光の時間です。今月、木曜日のメッセージを担当しています東京にある板橋教会の牧師、大井 満です。

 私が牧師をしている教会では、主に大人の方たちが集う礼拝にも毎週、数人、多い時には7、8人の小学生と幼児たちが出席します。彼らは説教が始まる前に、自主的に礼拝堂を出てしまいますが、礼拝の最後に私が礼拝堂の出口に来るとちゃんと握手をしにやってきます。とても微笑ましく嬉しい時間です。

 さて、イエス様は子供のことをどう考えておられたのでしょうか。イエス様に手を置いて祈っていただくために子どもたちを連れて来た人がいました。弟子たちは子どもを連れて来た人たちを叱ってしまいます。子どもの来る所ではない、とでも考えたのでしょうか。あるいは、忙しいイエス様に子どもの相手をしている暇はない、と思ったのかもしれません。 けれども、イエス様はこうおっしゃいました。
子どもたちを来させなさい。わたしのところに来るのを邪魔してはいけません。天の御国はこのような者たちのものなのです。

    マタイの福音書19章14節です。
     (参照 マルコの福音書10章14節、ルカの福音書18章16節 )

 子ども讃美歌に、「子どもを招く友はどなた 子どもの好きなイエス様よ」という歌詞のついた曲がありました(こどもさんびか48番、参照ふくいん子どもさんびか45番)。子どもの頃は、あまりこの讃美歌は好きではなかったのですがね、年齢を重ねていくうちに、この歌詞の持つ意味の深さに気付くようになって来ました。

 救い主イエス様は弟子たちが考えたように忙しい生活をしておられたでしょう。でも親たちは、イエスに手を置いて祈っていただくために子どもたちを連れて来たのです。ここに子どもたちを祝福して欲しいと願った親たちがいました。子どもたちの成長にはイエス様の祝福が必要だと感じ取った親たちです。イエス様も、この目の前にいる子どもたちを祝福したい、と思われたに違いありません。そして誰よりも子どもを愛してくださるイエス様の招きは文字どおりの子どもだけでなく、子どものように素朴な信頼をイエス様に寄せる人への招きでもあるのです。

 私たちを招くイエス様は、私たち一人一人に手を置いて祝福しようとしてくださっています。あなたもイエス様の祝福を受けて人生の旅を歩いてみませんか?

    ( PBA制作「世の光」2020.2.20放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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