♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■クリスマスだからこそ、あげたいプレゼント / 福井 誠

2022年12月21日 | Weblog

2022/12/14放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」日々聖書を手に取り、心の糧とするなら、自然に養われてくるものがあるものです。今日も聖書を開いてまいりましょう。

 今日は、「クリスマスだからこそ、あげたいプレゼント」と題してメッセージをいたします。ヨハネの福音書3章16節

 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」

 今年もクリスマスが近づいてきました。クリスマスと言えばプレゼント。今、忙しい中、慌てて子どものためのプレゼントを探し回っている方がおられるかもしれませんね。私にもそのような経験があり、懐かしく思い出します。そういえば、プレゼントのために、妻とあれこれ話したことなども思い起こします。子どもが欲しいと言うものを用意するのもいいけれども、本当は親が子どもにあげたいと思うものを考えて用意するのがよいのではないか、そんな話をしたことがありました。子どもにとって本当の必要は何か、何が子どもにとって最善か、あれこれ考えさせられた時でした。

 今日お読みした聖書のことばは、イエスの弟子・使徒ヨハネが書いたものの一節ですが、ヨハネは、そのように私たち一人ひとり、人間のことをあれこれ考えて、ご自分の御子を与えてくださった神様がおられる、と語ります。人間を愛する神様が、まさにクリスマスにおいて人に与えたいと思ったプレゼントは、私たちが滅びることのない永遠のいのちであったと言うわけです。

 この使徒ヨハネが語る永遠のいのち、それはただ単に長いいのちを意味しません。使徒ヨハネが思い描いていたのは自らを神とされたイエス・キリストとともに歩んだ3年間の素晴らしい満たされた人生でした。天地創造の神がともに歩んでくださる人生、それは素晴らしいものであることに間違いはないでしょう。それがプレゼントとして与えられる。ぜひ聖書を読んでその素晴らしさを知っていただきたいと思います。

 それでは、よきクリスマスの時をお過ごしください。


    ( PBA制作「世の光」 2022.12.14放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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