♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■アテネの人たち / 板倉邦雄

2020年03月24日 | Weblog

2020/2/11放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
  今日は「アテネの人たち」という題でお話ししましょう。

 ギリシャのアテネはオリンピックの発祥の地として有名です。アレキサンダー大王を生み出し、世界の哲学の地でもありますね。今日はギリシャのアテネが偶像に溢れた都であったことをお話ししましょう。使徒の働き17章です。

 さてパウロはアテネでシラスとテモテの二人を持っていました。二人が来るのを待っている間、パウロはアテネ市内を散歩していました。ところが、どこへ行っても様々な偶像の神々が祭られているのを見て驚きながら次第に心の中に憤りを感じ始めました。ギリシャ神話に出てくる神々を思い出せばいいのです。ゼウスの神、ギリシャの最高の神です。語る神ヘルメス。海の神ポセイドン等々が祭られていました。そこでパウロは待っている間も、安息日には会堂に行って信心深い人たちと論じ、週日の日には広場へ出かけていって、そこで出会う人々を相手に論じ合ったのです。人生の真理を見出そうとする多くの哲学者を輩出したギリシャの人々、その人々が沢山の偶像の神々を作り出し神話を輩出していきました。そのギャップにパウロの心は憤りを覚えたのではないでしょうか。ギリシャの人は自分たちが考えられるだけの神々を祭り、もしかしたら知られていない神がいるかもしれない。うっかり忘れた神はないだろうかと心配になり、「知られない神」という神まで祭っていたのです。さらに、アテネに集まる人々は多くが金持ちの貴族や漁師のような人々でした。仕事は奴隷に任せて自分たちは広場に集まったり、アレオパゴスの評議場で新しい教えや珍しい考えを聞いたりすることが大好きで、興味を持って毎日を過ごしていたのです。ですからパウロの宣べ伝えているイエス・キリストの十字架と復活に興味を持ったのは当然でした。アテネの広場にいる人々はパウロをアレオパゴスの評議場へ連れて行き、「君の語っている新しい教えがどんなものか知らせてもらえないか」とリクエストしたのです。

  (PBA制作「世の光」2020.2.11放送でのお話より ) 

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