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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■あわれみ深い人は幸いだ

2010年06月09日 | Weblog
2010/6/9放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしですか。 板倉邦雄です。

 今日は「あわれみ深い人は幸いだ」という題でお話ししましょう。 

 「情けは人のためならず」という諺の意味は?という質問に、人に情けをかけると人のためにならない、という答えが返ってきたという笑えない話があります。 「情けは人のためならず」とは他人に同情を表わすと必ず自分にも同情が返ってくる、という意味ですね。 

 イエス・キリストが言われましたこの八福の五番目になります「あわれみ深い人たちは、さいわいである、彼らはあわれみを受けるであろう。」 マタイの福音書の5章7節 (口語訳聖書)

 平たく言いますと、こうなります。 「親切で情け深い人は幸福です。 そういう人はあわれみを受けるからです。」

 では誰からあわれみを受けるのでしょう。 もちろん他の人から受けることもあるでしょう。 しかしイエス様がおっしゃっている意味は、天の父なる神様からあわれみを受けるということです。 かわいそうだなと思っていただける、ということです。 情けをかけてあげようかな、と考えてもらえるということです。 要するに、あわれみ深い人は天の父なる神様にあわれんでいただける、ということです。 人生の様々な艱難辛苦の中から助けられたり、守られたりするのです。 そして遂には神様が喜びや幸福を私たちにもたらしてくださる、ということなのです。

 聖書には次のようなことばがあります。 
 「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。」 ローマ人への手紙の8章の28節 (口語訳聖書)

 神様を愛する人は人々をも愛し、親切にできる人です。 そのような人たちのためには天の神様はいかなる状況でありましてもすべてを働かせて万事を益となるようにしてくださる、というのです。 まさに情けは人の為ならず、ですね。

 親切であわれみ深い人は何と幸福でしょう。 天の神様の慈愛、慈悲を一杯受けることができます。 なぜなら「あわれみは、さばきにうち勝つ。」(ヤコブの手紙 2章13節 口語訳聖書)と聖書にあります。 反対に、「あわれみを行わなかった者に対しては、仮借のないさばきが下される。」(ヤコブの手紙 2章13節 口語訳聖書)とあるからです。 私たちは何よりも人からのあわれみではなく、天の神様からのあわれみを受ける幸福を味わってまいりましょう。 

  ( PBA制作「世の光」2010.6.9放送でのお話より )

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