世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。さあ今日の世の光は皆様からお寄せいただく「心に残る聖書のことば」の御紹介です。東京都立川市にお住まいの豊山さんは旧約聖書詩篇51篇7節のことばをお寄せくださいました。お読みしましょう。
「ヒソプをもって私の罪を除いてきよめてください。そうすれば、私はきよくなりましょう。私を洗ってください。そうすれば、私は雪よりも白くなりましょう。」
自分自身が嫌になっている時にクリスマスの前でした。私の家に入っていたチラシにあったみことば、これを切っ掛けに教会に行くようになって聖書に引き込まれていったのです。
・・・と、戴きました。忘れ得ない豊山さんの思い出ですねえ。
これはダビデ王の書いた詩篇です。ダビデ王が家臣ウリヤの妻と不倫・姦淫をして妊娠させてしまった時に、ダビデはウリヤを最前線に遣わして戦死させました。神の人ナタンによってこの二重の罪を示されたダビデは罪の意識に苦しみ、悲しみ、恐れ、のたうち回った後にすべての人の前にこの罪を告白して、見事に神の赦し、神のきよめを経験しました。その時読んだ詩篇がこの詩篇51篇ですね。
ヒソプは道端に生える雑草です。そのままでは臭いませんが、葉をむしると高貴な香りがします。モーセが(※壮年の男子について数えて)60万人のイスラエルを引き連れて奴隷の地から脱出する時、屠(ほふ)られた小羊の血の中にこのヒソプを浸し、すべての家の柱・かもいに振り掛けて、それですべての家族を無事に助けて救い出したと言われています。
ダビデは心から悔い改めて罪を告白し、十字架の上で流された小羊イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださるとの聖書のことばの通りに、このように詩篇51篇の中で歌ったのでしょう。
豊山さんの心に残る聖書のことば。
「ヒソプをもって私の罪を除いてきよめてください。そうすれば、私はきよくなりましょう。私を洗ってください。そうすれば、私は雪よりも白くなりましょう。」旧約聖書詩篇51篇7節のことばです。
それではまた聞いてください。
( PBA制作「世の光」06.06.24放送のお話しより)
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