♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■求めなさい。そうすれば(神の愛が)与えられます。 / 羽鳥頼和

2024年04月29日 | Weblog

2024/01/15放送

 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。

 今日は、イエスが山の上で語られた四つのことばについてお話しします。きっと、お聞きになったり読んだりしたことのあることばだと思います。

 その四つのことばとは、
 一つめは、「さばいてはいけません。さばかれないためです」(マタイ7章1節) 
 二つめは、「求めなさい。そうすれば与えられます」(マタイ7章7節)
 三つめは、「人からしてもらいたいことは何でも、あなたがたも同じように人にしなさい」(マタイ7章12節)
 そして四つめが、 「狭い門から入りなさい」(マタイ7章13節)  


 
 この四つのことばは続けて連続で語られています。私はこれら四つのことばは関連している教えだと思っています。それではイエスが教えておられることに耳を傾けましょう。

 「さばいてはいけません。さばかれないためです」
 人をさばくことは、神がされることだからです。現代はSNSなどで深く考えずに他人をさばく時代です。そんな時代に生きる私たちにもイエスは、人をさばいてはいけない、と教えています。

 そして二つめのことば、「求めなさい。そうすれば与えられます」
 これは何でもあなたの欲しいものを求めなさいと言っているのではありません。神にさばかれないために、神に良いことを求めなさい、と教えているのです。それはつまり、人を愛することができるように、良い行いを神に求めなさい、ということなのです。

 そして、隣人を愛するように教えています。それが三つめのことばです。
 「人からしてもらいたいことは何でも、あなたがたも同じように人にしなさい」
 神に求めれば人を愛することができるようになるのです。

 そして四つめのことば、「狭い門から入りなさい」
 狭い門から入った先にある道は広いのです。つまり、人を愛したい、人を愛すると決断をするのが狭い門から入ることです。人を愛することは難しいとわかっています。でも神に愛を求めて、人を愛したい、愛そうと決断するなら、神はご自身の愛をその人に与えて下さり、その人は神の愛のうちに人を愛することができるのです。

 イエスは、私たちが神の愛に生きる者となる決心をするように勧めておられます。


 ( PBA制作「世の光」 2024.1.15放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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