♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■すべての人を照らす光 / 関根弘興

2022年12月23日 | Weblog

2022/12/16放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
  新約聖書ヨハネの福音書1章9~11節のことばをお読みします。

 「すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。この方はご自分のところに来られたのに、ご自分の民はこの方を受け入れなかった。」

 この福音書が記された時代は、いろいろなまやかしが氾濫していました。様々な教え、偽預言者たちが現れ、人々を混乱させていきました。そして至る所で紛争がありました。
 今、世界を見るとどうでしょう。コロナの猛威があり、大きな戦争があり、分断ということばを目にしない日がないほどです。人を見下し、非難と批判を繰り返しいる現実をあちこちで目にしますねぇ。そうしたことだけを見ていると憂いは増していきます。希望は失せてきてしまいますね。人々は光を見ようとせず闇ばかりを見る癖をまるで持っているかのようです。

 しかし聖書は何と素晴らしいニュースを私たちに伝えているでしょう。すべての人を照らす光、すなわちイエス・キリストが来てくださいました、と伝えています。

 そのニュースが伝えられたとき、人々の反応はどうだったでしょうか。それは大変冷たいものでした。イエス様を拒否し、無視し、受け入れようとしない態度、いや知ろうともしない態度だった、というのです。

 マザーテレサは、愛の反対語は憎しみではなく無関心だというふうに言ったそうですが、2000年前にイエス・キリストが来られたとき、この無関心が漂っていました。心の闇を取り除き、いのちを与えることのできるイエス様に無関心だったのです。

 イエス様はご自分が愛してやまない一人ひとりのもとへ来たのに、人々はその愛を理解しようともせず、受け入れようともしませんでした。でもそれでも、それでも、それでもイエス・キリストは来てくださったのです。

 人々はイエス・キリストに無関心でした。今もそうかも知れません。でもイエス・キリストはそんな一人ひとりを愛さずにはおられない方なのです。

 そして今でも、そのキリストの愛はあなたに向けられていることをあなたはご存じですか? それは憂いを闇を取り除く、すべてを照らすまことの光となってくださるお方、イエス・キリスト。このキリストを信頼し生きていくとき、あなたの人生にすばらしい光が差し込んでくるのです。


    ( PBA制作「世の光」 2022.12.16放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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