♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神への感謝と賛美を表す人生 / 岩井基雄

2019年06月10日 | Weblog
2019/5/6放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
 第一月曜日は詩篇から学んでいますが、今日は詩篇116篇の後半から、「神への感謝と賛美を表す人生」と題して、神様の恵みに導かれる人生に心を留めてみましょう。

 先月学んだように、この詩篇には重い病に悩んだ作者が死の不安や苦悩から救い出された感謝が歌われています。作者は苦難の中にこそ、なお神様に信頼し、神の御名を呼び求めて次のように歌うのです。
 「私は信じています。まことに私は語ります。 私は大いに苦しんでいました。
・・・私は救いの杯を掲げ 【主】の御名を呼び求めます。
・・・私は自分の誓いを【主】に果たします。 御民すべての目の前で。
・・・私はあなたに感謝のいけにえを献げ 【主】の御名を呼び求めます。

         旧約聖書 詩篇116篇 10節、13節、14節、17節

 苦しみを通る中でこの作者は神からの助けと救いを確信し、また感謝し、救いの杯をそして感謝のいけにえを神に捧げるのです。そして主の御名を呼び求め、神の民すべての目の前で神への誓いを果たす、と語ります。私たちは時に苦難の中で、祈りが聞かれたら、答えが与えられたら感謝します、と言いますねえ。しかしこの詩篇の作者は、なお深い苦難の中でも、まず神様に感謝し、救いの杯を掲げます。そこには自分の願いを優先させず、主の主権を優先する信頼の姿があります。その信頼に応えて神は彼を枷から解き放ち、恵みの救いを与えてくださいました。生きておられる神様は私たちの信頼を喜び、その祈りに応えてくださるのです。それゆえその作者は最後にこう歌います。
 「私は自分の誓いを【主】に果たします。 御民すべての目の前で。
・・・【主】の家の大庭で。 エルサレムよ_あなたのただ中で。 ハレルヤ。

       詩篇116篇 18節、19節

 彼はなおも主に信頼し、主への誓いを守り、主の大庭で神の臨在のただ中で心からハレルヤと神を賛美するのです。私たちは時に、感謝できる事を自分の側で選り分けてしまいます。しかし聖書は私たちにすべてのことを感謝するように、どんな時にも神に信頼するようにと招くのです。
 
  (PBA制作「世の光」 2019.5.6放送でのお話より )
 
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   ブックマーク HCJB日本語放送のリンク切れを修正しました。2019.6.10

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