今日は「立秋」。24節気のひとつ。
24節気の秋は、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降の6気で、立秋はその最初の気である。
まだまだ炎暑が厳しく、また、学校も夏休み中なので、一般的に言えば、秋の雰囲気ではない。テレビの気象予報によれば、これからも「真夏日」や「猛暑日」が続くようだ。
気象庁では、昨年度まで、気象の予報用語として、30度C以上を「真夏日」と定めていたが、2007年4月1日に改正し、35度C以上を「猛暑日}と定めた。
地球温暖化の現れなのだろうが、ここのところ内陸では、その「猛暑日」が続いている。
子供のころから、私は寒さに弱く、暑さには耐えられた。だから、冬よりは夏が好きなのだろうか。夏は心が沸き立ち活動的になるのだが、冬は、ふさぎ込んで動きが鈍くなる。
妻や子供たちは暑いのは苦手らしく、「暑い、暑い!」と大騒ぎをしている。
反面、寒さが大の苦手な私は、この真夏でも、時には長袖の重ね着をするほどだ。
これからも、「真夏日」や「猛暑日」が続々と続いてくると言われているのに、立秋の声を聞いた今朝は、一瞬だが、淋しさが胸をよぎる。
「あーぁ……、もう秋かぁ・・・」、といった心境なのである。
秋立つやほろりと落ちし蝉の殻 正岡子規
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