農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

香取・藤崎水田生きもの調査

2007-06-10 08:58:34 | 日本不耕起栽培普及会

Dscn0037ikimonotyousa_1 恒例の日本不耕起栽培普及会自然耕塾・オリザの合同研修会が香取・藤崎水田で6月2,3日おこなわれた。カエルの研究で第一人者の東邦大長谷川雅美先生の指導で行われた。利根川の河口に近い平坦な水田地帯で基盤整理が行われている比較的自然度の低いはずのこの地域で不耕起栽培という農法を代えることで生きものが再生できる、丸きり自然ではないが、岩澤信夫・藤崎芳秀の20年に渡る思考錯誤の結果がここにある。写真はコドラートを使って土を採取しているところ。22aのオリザ水田で日本アカガエル7匹、日本アマガエル1匹、東京ダルマガエル54匹(畦回りの結果)、イトミミズ240万匹、ユスリカ35万匹、センチュウ25万匹、ミジンコ5万匹、二枚貝5万匹(データは生息の確認程度で統計的な精度は十分ではない10a当たり換算値)次回はクモの結果を紹介する。


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