京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2012 秋 妙法院門跡の特別拝観の案内

写真は、庫裏の裏にある枯山水庭園
拝観期間:11/2~11/18
拝観時間:9:00~16:00
拝観内容:庫裏(国宝)、大書院、石踊達哉画伯筆瑞龍殿襖絵、龍華蔵、普賢菩薩像、ポルトガル国印度副王信書
アクセス:東山七条の北東角にあります。市バスなら100系統、202系統、206系統、207系統、208系統が停車します。
特別公開分類:D-2
個人的見解
国宝の庫裏、宸殿、普賢堂など伽藍の外は普段から拝観で出来ますが、内部は1年でこの時だけです。
非常に見応えがあるのでおすすめです。
詳細は、
妙法院門跡1 通常拝観
妙法院門跡2 特別拝観
を参照してください。
この機会しか内部の拝観のチャンスはないので、これがなくなると・・・と思うと不安が過ります。
しかし多分ここが特別拝観から撤退することは考えにくいと思います。
なぜならこの”非公開文化財特別公開”を主催している”古文化保存協会”の事務局が、ここ妙法院門跡内にあるからです。
事務局があるのに、自分は撤退は・・・考えにくいと思います。
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An.さまの日程案 2日目 10/7(日)

写真は、白河院庭園
ご依頼の概要は、
10/6、10/7、10/8半日の2.5日の日程。
宿泊先は(いつもの(笑))、出町柳
・鞍馬~貴船の山歩き
・蓮華寺
・無鄰庵、白河院庭園
・晴明神社、一条戻橋、
・六波羅界隈
出来れば
・壬生周辺(壬生寺&八木邸、”角屋”)
・銀閣寺の特別公開
です。
回答
予め叡電の1日乗車券(1000円)を出町柳駅で購入しておく→京阪電車で出町柳駅~三条駅→地下鉄東西線に乗り換え三条京阪駅~蹴上駅→無鄰菴→徒歩で→白河院庭園→市バス5系統で南禅寺・永観堂道~宝ヶ池→叡電の八瀬方面に乗り、宝ヶ池駅~三宅八幡駅→徒歩で→蓮華寺→叡電で三宅八幡駅~宝ヶ池駅で乗り換え(まだお店のある宝ヶ池駅周辺で昼食にした方がいいでしょう)~鞍馬駅→鞍馬寺→山道→貴船神社→(時間があれば中宮、奥宮も)→叡電で貴船口駅~出町柳駅
注意事項
叡電は、昼食のため宝ヶ池駅で途中下車した場合、この計画なら1180円ですので、1000円の1日乗車券を購入した方がお得です(途中下車しない場合は1020円)。
また宝ヶ池駅で1日乗車券は販売していないので、必ず出町柳駅で購入しておくこと!
また鞍馬・貴船散策チケット(1700円)もありますが、この計画ではpayしません。
鞍馬寺の登りはケーブル(片道100円)を使った方がいいですが由岐神社はスルーになります。
概算すると、出町柳駅~鞍馬駅が約30分、鞍馬駅~山道で貴船までが約1時間30分、貴船から貴船口駅まで約30分、貴船口駅~出町柳駅まで約30分の、計3時間あれば行って帰って来られると思います。
明日で最後です。
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2012 秋 建仁寺 大統院の特別公開の案内

写真は、前庭
拝観期間:11/2~11/11
拝観時間:9:00~16:00
拝観内容:本堂、円山応挙筆”幽霊図”、奥田潁川作”赤絵十二支四神鏡文皿”、鈴木松年筆”髑髏図”、青木木米,仁阿弥道八他京焼陶器。
アクセス:建仁寺1を参照してください。京阪電車の祇園四条駅からすぐです。
特別公開分類:E-3
個人的見解
昨年の秋にも公開があり行きました。
伽藍内は本堂だけですので、少しです。
むしろその本堂に展示してある絵や焼き物がメインです。
当時は京焼の知識もあまりありませんでしたが、京都検定2級を取ると奥田潁川や青木木米の名前は知っているのでグッと興味が湧きます。
個人的には今年は知識を持ってリベンジします(笑)。
拝観の詳細は、建仁寺5 大統院を参照してください。
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An.さまの日程案 初日 10/6(土)

写真は、桜の頃の一条戻橋
ご依頼の概要は、
10/6、10/7、10/8半日の2.5日の日程。
宿泊先は(いつもの(笑))、出町柳
・鞍馬~貴船の山歩き
・蓮華寺
・無鄰庵、白河院庭園
・晴明神社、一条戻橋、
・六波羅界隈
出来れば
・壬生周辺(壬生寺&八木邸、”角屋”)
・銀閣寺の特別公開
です。
回答
メールの件は”なし”で組みました。
京阪電車で出町柳駅~清水五条駅→徒歩で→六道珍皇寺(9:00から本堂の予約が出来れば理想的)→六波羅密寺→(時間があれば洛東遺芳館)→半兵衛麩で昼食はいかがでしょう→市バス80系統で五条京阪前~五条壬生川(80系統は1時間に2本なので、場合によってはタクシーで)→角屋もてなしの文化美術館(13:15の2階の予約をしておくと理想的)→花屋町通から島原大門を経て→壬生川通を北上し→壬生寺→八木邸→旧前川邸→市バス203系統で壬生寺道~四条堀川→9系統に乗り換え→四条堀川~一条戻橋・晴明神社前→晴明神社、一条戻橋→市バス203系統で堀川今出川~出町柳
注意事項
六道珍皇寺に行かれるなら、絶対に本堂拝観の予約をした方がいいです。
しかし先方が9:00ないし9:30あたりで受けてくださるかが問題です。
洛東遺芳館は時間次第でしょう。
市バス80系統は1時間に2本なので、行ってすぐならタクシーにした方がいいかもしれません。
角屋もてなしの文化美術館も2階の予約は絶対におすすめです。
13:15で問題ないと思います。
角屋から壬生寺までは結構ありますが、歩いてください。
市バスに最低3回、場合によっては4回乗るので、最初に乗った時に市バス1日乗車券を購入されてもいいでしょう。
明日、明後日に続きます。
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2012 秋 知恩院三門の特別公開の案内

写真は、三門
拝観期間:11/2~11/15
拝観時間:9:00~16:00
拝観内容:三門の二層内部、狩野探幽ら狩野派による天井画、釈迦牟尼坐像、十六羅漢像、白木の棺
アクセス:八坂神社の北側にあります。市バスの知恩院前が最寄です。
特別公開分類:D-3
個人的見解
普段は登れない国宝にして京都3大門の1つの三門に登れます。
拝観内容も十分です、詳細は知恩院1 三門を参照してください。
しかし頻度からいうとレアさはほとんどないです。
なんだかんだで年に3回ぐらい公開しており、期間も長いことが多いです。
既に2013の”京の冬の旅”でも公開の予定があります。
東寺の五重塔初層内部と並んで頻度が多い特別拝観ではあります。
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2012 10月の特別拝観

写真は、今春に続き再び内部が公開される泉涌寺の舎利殿
10月の特別拝観をまとめました。
10月末から11月初旬が、最も特別拝観が集中します。
紅葉より少し早目にすることで、観光客の分散化を狙っているようです。
分類の解説
頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ
拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶
上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。
洛中
京都御所 1月参観の申し込み 10/1~
仙洞御所 1月参観の申し込み 10/1~
A-1 等持院 10/5~10/9
二条城 秋の名所と冬の花鳥 ~非公開区域の障壁画~ 9/12~10/28
蘇鉄の間 杉戸絵模写特別公開 10/20~11/25
D-2 清流園特別公開 10/22~10/25
E-3 「帳台の間」特別公開 10/27,10/28 要予約
C-2 相国寺 法堂、開山堂庭園 9/25~12/15
C-2 京都御所 一般公開 10/31~11/4
C-3 有栖川宮旧邸 10/31~11/4
A-1 京都府庁旧館 10/27~11/11
C-3 四君子苑 10/23~10/28 11:00~15:00
C-3 山紫水明処の庭 9/1~12月中旬 要予約
B-3 杉本家住宅 10/6
「現代の伝統工芸品によるしつらえ」展 10/19~10/21 無料
D-3 真如院 10/27、10/28
C-3 角屋もてなしの文化美術館 9/15~12/15
洛東
B-2 吉田神社 大元宮 10/1
C-2 銀閣寺 東求堂 弄清亭 10/6~12/2
B-2 長楽寺 10/20~11/30
B-1 高台寺 10/20~12/10
B-1 圓徳院 10/20~12/10(12/7と12/8は拝観休止)
B-3 建仁寺 両足院 禅寺で早朝坐禅と朝粥体験の会 8:00~9:30 要予約
C-3 洛東遺芳館 10/1~11/3
E-3 泉涌寺 舎利殿 10/13~10/28
洛西
B-3 金閣寺 方丈 10/20~11/14
C-2 龍安寺 蔵六庵 知足の蹲踞 10/25~10/31 午前(10:30~11:00)・午後(13:00~13:30)各1回。毎回先着30名
C-1 仁和寺 霊宝館 10/1~11/23
C-2 平岡八幡宮 9/14~12/2(9/30、10/6~10/8は拝観休止)
C-2 神護寺 多宝塔 10/6~10/8
B-2 妙心寺 退蔵院・壽聖院 襖絵制作アトリエ見学ツアー 参観:10/20、15:00から 1人3000円、先着25名。予約
E-3 壽聖院 非公開寺院の貸切拝観と朝坐禅(精進料理付)の会 10:00~12:00 要予約
天龍寺 C-3 宝厳院 9/15~12/17
C-3 弘源寺 10/1~12/9
A-1 大覚寺 名宝展 10/5~12/9
C-1 清凉寺 霊宝館 10/1~11/30
桂離宮 1月参観の申し込み開始 10/1~
D-2 善峯寺 本坊庭園 10月初旬~11月初旬
洛北
修学院離宮 1月参観の申し込み開始 10/1~
大徳寺 B-3 本坊 曝凉展 10/14
___C-3 黄梅院 10/6~12/9(10/28は拝観休止)
C-3 総見院 10/6~11/30(10/7と11/4のAM、10/22の全日は拝観休止)
C-3 興臨院 10/6~12/16
A-1 高桐院 曝凉展 10/14
D-3 西村家別邸 3/15~12/8
上賀茂神社 神宝庫 修理現場公開 11/2 要予約 10/9消印有効
A-1 下鴨神社 方丈記800年記念「鴨長明と賀茂御祖神社展」 10/1~12/16
橋殿 修理現場公開 11/2 要予約 10/9消印有効
C-3 瑠璃光院 10/1~12/10
A-1 曼殊院門跡 曝凉展 10/1~10/5
洛南
東寺 B-3 観智院 9/20~11/25
B-1 宝物館 9/20~11/25
C-1 醍醐寺 霊宝館 9/29~12/16
A-1 長建寺 秋の秘仏特別拝観と名料亭の味を楽しむ会 要予約
平等院 鳳凰堂 修理現場公開 11/2 要予約 10/9消印有効
B-3 八幡 正法寺(しょうぼうじ) 10/27、10/28
D-2 海住山寺 10/27~11/11 文化財特別公開 国宝五重塔開扉
D-2 岩船寺 10/27~11/11 三重塔開扉
D-2 浄瑠璃寺 10/8~11/30 三重塔開扉、吉祥天女立像公開
夜間拝観
高台寺 10/20~12/10
圓徳院 10/20~12/10(12/7、12/8は拝観休止)
青蓮院 10/27~12/9
将軍塚 大日堂 10/27~12/9
妙心寺 東林院 10/5~10/14
トロッコ電車 10/13~12月上旬
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2012 9/6の拝観報告2(妙心寺 衡梅院)と、本日の”出会い”

写真は、茶室の長法庵と露地庭園
次はお待ちかねの衡梅院です。
通常は非公開の塔頭であり、最近では2009年の「京の冬の旅」で公開しています。
詳細は今後の本編に掲載するので感想だけ。
写真は方丈前庭までの露地庭園で、この奥に方丈の前庭があります。
写真はもちろんありますが、本編用に取っておきます(笑)。
この庭園は紅葉の頃、もみじが非常にきれいなんでしょうね。
緑の苔に映えそうです。
また方丈の縁側でお茶まで出して頂きました。
普通の特別拝観に慣れていると、こういうのには若干戸惑います。
方丈の縁側に座って、お茶を飲んで、御煎餅をかじり出したら100%強制退出でしょうからね(笑)。
お寺の方も非常に親切でした。
また機会があれば、是非行ってみたいところでした。
そして終了後、いそいそと午後からの仕事に戻りました。
テンションを戻すのが大変です(笑)。
さて今日は以前からたまに話に出ていた、長男のアウトドアクラブでした。
しかも今日は”家族参加”!
そこで風邪の妻と次男を留守番に残し、長男と2人で行ってきました。
もちろん他のお子さんもお父さんなり、お母さんなりが来られていました。
主催者のグループ分けで、僕はお父さん3人(僕を含めて)とお母さん2人のグループになりました。
趣味の話で「京都の神社仏閣が好きです」というと、お父さんのお1人が「僕は京都検定2級です」と!
もちろん「いや、偶然ですね。僕も2級です」といいました。
すると、するともう1人のお父さんが”ニヤッ”として「僕は京都検定1級です」と!!!
いいですか、
・子供のアウトドアクラブで(特別拝観とかじゃなくてですよ!)、
・ランダムに振り分けられた、
・アラフォーの(41、38、37歳)男性3人が、
京都検定、2級、2級、1級なんてことがあるでしょうか!
世間には3級どころか、京都検定なんて持っていない人の方が断然多いのに・・・。
いやはや驚きました。
当然このブログを紹介させていただきました。
「よろしければ、分かるようにコメントでも頂ければ。」と申し上げました。
”2級のほう”・・・この上なく分かりやすいHNでした(笑)。
今後ともよろしくお願いします!
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2012 9/6の拝観報告1(妙心寺 大心院)

写真は、祖堂と方丈の前庭
この日は午前中有給休暇を取って、NHK文化センターの「庭師と歩く京の名園」の9月講座に行きました。
今回は、妙心寺の大心院と衡梅院です。
当然当初から衡梅院の拝観を期待していました。
まず10:00に妙心寺の北門集合なのですが、気が早いので9:00前に到着。
最初に東海庵、大庫裏、経蔵の撮影です(笑)。
理由はいいですね。
それでも時間があったので、退蔵院の余香苑で時間をつぶします。
いい時間に集合して、まずは大心院です。
ここは今回で4回目。
詳細は本編を参照してください。
今までは個人拝観だったので1人でまわっていたのですが、今回はご住職のお話しがありました。
ここのご住職は面白い方ですね。
平坦な調子でお寺の管理、庭園の管理が体力的にも経済的にもどれだけ大変かを”ボヤキ節”で語られます。
終いには「どなたかお庭をあげるので持って行ってください」といわれたのには笑いが止まりませんでした。
今回は、1人の拝観では経験できないご住職のお人柄の方がお庭よりも良かったです(笑)。
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2012 9/1の拝観報告3(直指庵)

写真は、本堂
大河内山荘を後にして、ひたすら北上します。
常寂光寺、二尊院、祇王寺などメジャー処はすべてパス。
途中で嵯峨有心堂を外から”じーっ”と見つめ(怪しい(笑))、”中がみたいな”なんて思いながら今後は東へ向かいました。
大覚寺前で北に再度方向を転換し、向かったのは”直指庵(じきしあん)”です。
ここはゆっくりするには最適です。
当日も僕以外に訪問者はなし。
ただし、夏は長袖持参がいいです。
蚊が多いんです。
もちろん僕は用意していきました。
拝観の詳細は本編を参照してください。
ここの本堂でぼんやりします。
幸い日常で特にツライことはないんですが、我が家にはない”静けさ”がここにはあります(笑)。
今回は想い出草ノートを書かなかったです。
それも忘れるぐらいぼんやり・・・。
行かれたことがある方は分かると思いますが、ここはそういうところです。
やっぱり行ってよかったです。
この後、嵐山で最後の”野暮用”を済ませて、JR嵯峨嵐山駅へ戻りました。
嵯峨嵐山駅~円町駅まで乗車し、市バス203系統で西ノ京円町~烏丸今出川で下車し、当日最後の京都迎賓館に行った次第です。
この日は久しぶりに結構歩いたので、翌日から節々が痛かったです。
秋に向けて歩行持続距離を伸ばしておこうと思いました(笑)。
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西本願寺8 飛雲閣初層内部・憶昔

写真は、滴翠園の澆花亭。
5/21の宗祖降誕会の際には、南能舞台で能の奉納と飛雲閣の1階でお茶席があります。
まず龍虎殿で志納金5000円以上納めると、お茶券と観能の券が頂けます。
2012年は、観能が5/21、飛雲閣でのお茶席が5/20の午後と、5/21の午前中にありました。
お茶券を持って飛雲閣の西側の入口に向かいます。
ある程度の人数になると、団体で案内されます。
滴翠園に入ると、滄浪池(そうろういけ)に浮かぶ飛雲閣が見えます。
この正面に架かる石の龍背橋を渡り、飛雲閣の初層である招賢殿(しょうけんでん)に入ります。
右手が1段高い“上段の間”で、上座です。
まず左手に回り込みます。
左手には正式な入口である“舟入の間”があり、船着き場があります。
本来は船で滄浪池を渡り、ここから入るのです。
左手の突き当りに木戸があります。
この奥が茶室の憶昔です。
左手の下座が、瀟湘 八景(しょうしょうはっけい)が描かれた“八景の間”、右手の上座方向に雪柳図が描かれた“柳の間”があり、さらに右の上座が先程の1段高い“上段の間”です。
この八景の間と柳の間の左右に1列ずつ座ります。
座るとすぐにお茶菓子が来ます。
これは1つずつ自分で取って、隣にまわします。
すぐにお抹茶が来ますが、大人数で1人に1人ずつ一気に持って来られるので、すごいスピードです。
その間下座では、寺職の方が飛雲閣の説明をずっとされています。
お茶とお茶菓子を頂くや否や退出を促されるので、実際に飛雲閣内に居たのは10分ぐらいだったでしょうか。
憶昔(いくじゃく)
2014/10/18と10/19に開催された「西本願寺の誘い」のイベントにて、“八景の間”と“柳の間”でお薄を頂いた後、茶室の憶昔に入れて頂きました。
飛雲閣の内部1階の左手突き当りにある木戸を開けると水屋があり、正面右手に茶道口があります。
茶道口を入ると半畳あり、その左手に点前座1畳、そして奥に並んで2畳あります。
点前座の背後の壁には”憶昔”の扁額があります。
2畳の右手が床の間、左手が池に面した付書院です。
天井は一面の蒲天井。
周囲の壁も紅殻です。
3畳半のお茶室のさらに奥には1畳半の相伴席があります。
この辺りは燕庵と同じです。
相伴席の天井は化粧屋根裏で、左手奥に躙口があります。
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2012 9/1の拝観報告2(大河内山荘)

写真は、持仏堂
花のいえを後にして、嵐山のメインストリートの定食屋でさっさと食事を済ませます。
嵐山はこの時期でも昼頃となれば、結構観光客がいます。
野々宮から竹林の路を経て、大河内山荘に向かいます。
もちろん行ったことはあります(4回目ぐらいでしょうか)が、何となくきれいな庭園が見たかったのです(笑)。
参観料は1000円と高めですが改めて見ると、ここも南禅寺別荘群クラスの規模、お手入れ、見事さですね。
もう詳細は本編にあるので、そちらを参照してください。
最後にお茶菓子と抹茶が付いているのですが、出てきた抹茶が予想外にcold!
お茶碗も冷やしてあります。
お見事な気遣いでした。
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西本願寺7 書院・飛雲閣参観5(飛雲閣、旧仏飯所)

写真は、飛雲閣
屋外に出ます。
龍虎殿の右前に築地で仕切られ周囲に木立が茂り、建物の頂上がチラッとみえる一角があります。
これが飛雲閣がある滴翠園(てきすいえん)です。
境内南の小さな戸口から入ります。
左手奥に飛雲閣、右手に滴翠園が拡がります。
右手に進むと「乾亨主人毫家」と書かれた第17代法如上人の筆塚があります。
その左手奥に四畳半で隅が斜めに切られた四阿の胡蝶亭があります。
中央奥に待合があり、右手に茶室の澆花亭があります。
四畳半+点前座の一畳+枡床で六畳分になっています。
元に戻ると正面に滄浪(そうろう)池と池に浮かぶ飛雲閣の雄姿が見えます。
滄浪池にゆらゆら映る様から“飛雲”閣と名付けられたそうです。
それは美しくも雄大な眺めでした。
1階は招賢殿と八景の間、舟入の間、さらに左手にある紅殻の建物が増築された茶室の”憶昔(いくじゃく)”、2階は歌仙の間、3階は摘星楼からなります。
飛雲閣は京都3名閣の1つで、金閣・銀閣と違う点は、ここだけ左右非対称です。
ここの1階には上段の間があります。
つまり非常に高貴な方が座られる場所です。
この上に2階があるのは失礼だということで、張り出した1階の上段の間の上には2階がない構造になっているそうです。
また滴翠園の飛雲閣に向かってずっと左手には鐘楼があります。
ここで解散し、約1時間でした。
2017年の伝灯奉告法要協賛行事「西本願寺花灯明 ~夜の参拝・特別拝観~」にて、書院、飛雲閣のライトアップがありました。
17:30から整理券の配布があり(500円以上の募金が望ましい)、19:00~21:30まででした。
特に飛雲閣は写真撮影が可能でした。
また飛雲閣の入口の左手に”旧仏飯所(ぶっぱんしょ)”があります。
昔の台所で、かつてはここで仏さまの御飯を作っていたそうです。
ここも通常は非公開ですが、2013秋の法要の際に公開されました。
内部には古いおくどさんなどがあります。
面白いのは屋根の構造です。
照(て)り起(むく)り屋根といい、屋根の下半分が凹で半分が凸になっています。
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2012 9/1の拝観報告1(花のいえ)

写真は、關鳩楼の内部。
この日は公開最終日の京都迎賓館に行った日です。
朝からまずは南禅院の写真がなかったので、地下鉄で蹴上駅へ。
さすがにこの時期の9:00頃はガラガラですね。
撮影を終えて”ねじりまんぽ”の方から蹴上駅に向かっていると、何有荘(かいうそう)がガチで改修中。
しかも道に沿った門の内側が工事のため丸見えに!
少しだけ内部が垣間見えました。
けどね、ここは改修が終わってももはや参観できるチャンスは他の南禅寺別荘群以上にないのではないかと思うのですが・・・。
是非見てみたいところの1つではあるのですが・・・。
そして地下鉄で蹴上駅~三条京阪駅→京阪電車に乗り換えて三条駅~東福寺駅で下車し、東福寺の一部の塔頭や寶樹寺門前の撮影へ。
完全にブログ用です。
そして今度はJRに乗り換え東福寺駅~京都駅→嵯峨野線に乗り換え、京都駅~嵯峨嵐山駅で下車です。
嵯峨嵐山駅でレンタサイクルを借りました。
そして最初に向かったのが、ここ”花のいえ”。
元は角倉了以の邸宅で、小堀遠州作の庭園があります。
現在は公立学校共済組合の宿泊、食事の施設です。
本当はここで食事をしようと思ったのですが、”2人以上”ということで却下されました・・・。
しかし「庭園は見ていってください」ということで、本懐は達しました(笑)。
門の左手から入り、關鳩楼(かんきゅうろう)をまわりこみ、枯山水の中庭園に入ります。
結論から言うと、「庭園の手入れが甘すぎ」ます。
こういう公の組合系が所有した際は、予算の問題でしょう、よくあります。
もっとしっかり手を入れれば、見事に産まれ変わりそうなポテンシャルは感じました。
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西本願寺5 書院・飛雲閣参観3(白書院・北能舞台・虎渓の庭)

写真は、虎渓の庭
次の白書院は写真でよく見るところで、この左手の屋外に北能舞台があります。
白書院は門主様のさらにプライベートなお客様をもてなす場で、手前から三の間(孔雀の間)、二の間、一の間の構成になっています。
角を曲がって横からと2方向から見られます。
こちらも非常に豪華絢爛な作りで、孔雀の間の襖絵はもちろん孔雀で、二の間との間の欄間にも孔雀と牡丹が透かし彫りされています。また二の間と一の間の間の欄間は藤の透かし彫りで、いずれも見事なものです。
一の間は上段の間(1段高い)で、天井も折上格天井です。
北能舞台は、日本最古の能舞台で現在は使用されていません。
音響に非常に音響効果にこだわった造りになっています。
能舞台では唯一の国宝だそうです。
順路は角を右に曲がりますが、この角に門主様の着替え部屋があります。
ここの廊下だけ床が“ウグイス張り”になっており、歩くとキュッキュッと音がします。
これは着替えの際には警備が薄くなるので、他者の接近を分かり易くするためだそうです。
そして廊下の突き当たり左奥には非公開の黒書院があります。
順路に沿って右に曲がると、東狭屋の間(ひがしさやのま)です。
この天井には様々な形の書物が描かれていますが、その中に1匹だけ猫が描かれています。
大事な書物をねずみにかじられないように“八方睨みの猫”を描いて番をさせているそうです。
この屋外が“虎渓の庭(こけいのにわ)”です。
枯山水の庭で中国の盧山をモチーフにしています。
御影堂の屋根自体が、その盧山としてこの庭園の借景になっています。
法要での公開時は、虎の間の玄関から出ます。
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50代 長崎 男性さまのご質問への回答

写真は、紅葉の天授庵
9月のアンケートのコメントに質問がありました。
ご質問は、
「11月下旬に庭園中心の見学に行きたいと思っています。ご推薦の庭があればよろしくお願いします。」
です。
出来たら、ブログのコメント欄で質問して頂いた方がありがたいです。
されど見つけてしまった以上、放っておけないのでお返事します。
回答
もちろんこれは紅葉がきれいなところということでいいのでしょうか。
まずは予約が必要ないところから。
霊鑑寺
南禅寺 天授庵や南禅院
白河院庭園
金戒光明寺
圓徳院
東福寺 通天橋
泉涌寺 今熊野観音寺、来迎院周辺
雲龍院
北野天満宮 御土居
宝鏡寺
妙顕寺
龍安寺
妙心寺 大法院
天龍寺 宝厳院
二尊院
宝筐院
厭離庵
源光庵、光悦寺、しょうざん
圓光寺
西村家別邸
事前に予約が必要なところ
妙覚寺
東福寺 退耕庵
予約は面倒ですが、混雑を確実に回避できます。
もし旅行日程に平日が3日ある時
仙洞御所
修学院離宮
初日に宮内庁京都事務局に出向き、翌々日の予約を取ります。
思いつくままに挙げてみました。
しかし実際にまわる際には、渋滞を加味する必要がありますので、ランダムに選んでまわるというのは実現困難であると思われます。
エリア、交通手段をよく考える必要があるでしょう。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
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