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南禅寺4 天授庵(東山北部散策22)


写真は、紅葉の天授庵の本堂前庭

門を入った右手で拝観料400円を納めます。

左手にある菱形の意匠の石畳を歩いていくと、右手に方丈があります。
方丈内部は非公開ですが長谷川等伯の障壁画があるそうです。

方丈前庭の淵黙庭は枯山水庭園で、白砂に苔のコントラストに奥にはもみじが数本あるだけですが、このシンプルさがいいです。
紅葉にはさらに紅葉の赤や黄色が加わります。
この庭園を方丈の縁側に座ってゆっくり見られます。

奥の柴折り戸をくぐると、書院南庭の澄心庭があります。
ここは一転して大きな池泉回遊式庭園です。
池を中心として1周の散策路があります。
途中に飛び石あり、竹林あり、池にはもみじがしだれかかります。

ここは枯山水庭園と池泉式回遊式庭園の2つが見られ、それぞれに完成度が高く、もみじもきれいでとてもおすすめです。

書院、本堂
紅葉シーズンの11月中旬から末まではライトアップがあり、その際は拝観料500円で書院や本堂に入れました。
また2016年の京の冬の旅でも入ることが出来ました。

表門をくぐり拝観料を納め、そのまま正面の書院に入ります。
書院の正面に池泉回遊式庭園、左手に方丈からのアプローチが視野に拡がります。
特に正面の池の脇のもみじがきれいです。
また2016年の京の冬の旅では、書院の床の間に重文の細川幽斎像・夫人像が掛けられていました。

玄関に戻り、右手から方丈に向かいます。
方丈前庭はさらに見事な紅葉です。
方丈の襖絵は左手から松鶴図、禅宗祖師図(室中)、商山四皓図で、いずれも長谷川等伯筆でホンモノは重文です。
しかし2016年の京の冬の旅では既にすべて複製でした。
方丈をまわり玄関に戻ります。

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