ひろの東本西走!?

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バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目-5) カサ・バトリョ続き

2012-10-27 18:55:03 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

カサ・バトリョの続きです。

各階への採光を配慮した吹き抜けの空間が美しいです。カサ・ミラとはまた異なった雰囲気ですね。

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ドアも味わいあり。

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最頂部はトップライト採光になっています。
壁面は細かいところまでデザインされていて、青いタイルに涼やかさ&さわやかさを感じます。

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カタルーニャ・ヴォールトのアーチが連なります。

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そして屋上へ。

煙突の造形はカサ・ミラよりもおとなしめ(笑)に思えますが、こちらにはグエル公園と似た色鮮やかなモザイクタイルがかなり使われています。ただ、日射しが。。。ない。日が当たっていれば、それはそれは美しく輝いて見えたことでしょう。ということで、煙突に関しては今回はカサ・ミラの方に軍配を上げたいと思います。

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↓この浮遊感も素晴らしいです。

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上部から吹き抜け空間を見下ろすと、上から下にいくほど青いタイルの色が薄く&明るく、グラデーションになっているのがわかります。

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ゆがんだガラスの効果もユニークです。

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実はこのカサ・バトリョは改築で、カサ・ミラの中にある展示室に改築前後の模型が並べられていました。左が改築前ですが、それが右側のようになるとは!なお、その下の写真は街区の中庭側(裏側)に面した部分です。こちらも壁面が多少うねったりしているものの、デザイン的には正面側ほどの大胆さはありません。それにしても、外観とインテリアを徹底的に考え抜いたガウディの才能は凄すぎる・・・。

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ここまででガウディ建築の有名どころをじっくりと4つ回り、モデルニスモ建築めぐりに関しては初日でかなり満腹感もありました。ですが、まだ夕方で時間があります。更にもう少し色々巡りましょう。


バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目-4) カサ・バトリョ

2012-10-27 09:59:50 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目)、4つ目のガウディ建築のカサ・バトリョです。

当初、カサ・バトリョは翌日の朝一番で見学しようと考えていたのですが、天気が崩れるかもしれないようで、エイヤーでこの日に回ってしまうことにしました。隣(写真では左)にはカサ・アマトリェール(カダファルク作)も並んでいます。こちらもごく一部は内部見学が可能だったようですが、今回、結局入らずでした。両者の外観はかなり対照的ですね。私はくねくねっとしたもの、スカッとしたもの、どちらも好みです(笑)。カサ・ミラは外観と屋上が最大の見所、カサ・バトリョは内部も期待大です。カサ・ミラよりも観光客は多少少なめでしょうか。しかし、ここの見学を外すわけにはいきません。

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骨のような柱などまさにガウディですね。

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日差しがあると外観ももっと美しく輝くのでしょうね。
それがちと残念でした。
さて、内部へ。
まずは恐竜の背骨のような階段が目をひきます。

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そして、2階のメイン・サロンへ。
最も期待していた眺めの1つで、シンプルなステンドグラスが見事です。もうちょっと光が差し込めば更に良かったのですが、素晴らしさに変わりはありません。カサ・バトリョはガウディの最高傑作と言われることもあるそうで、なるほどなあと思いました。

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シンプルそうに見えて、ガラスの色合いや質感などは凝っています。

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無料の日本語ガイドを聞きながらの見学が可能ですが、写真撮影に忙しい私は奥さんからときどきレクチャーを受けることにしました(笑)。

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いやはや、このサロンは見事の一言です。
そして吹き抜けの空間に進んでいきます。

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