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ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団&森麻季

2016-10-22 21:51:10 | アート・文化

今日はザ・シンフォニーホールで「ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団&森麻季」のコンサートを鑑賞してきました(下のポスターは東京での公演のものですが、プログラムは同じです)。

2016年10月22日(土) 14:00 開演

[指揮]ヘルムート・ブラニー
[ソプラノ]森麻季(☆)
[管弦楽]ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団

シューベルト:アヴェ・マリア (☆)
マスカーニ:アヴェ・マリア(☆)
パッヘルベル:カノン
バッハ/グノー:アヴェ・マリア(☆)
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136
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ヘンデル:歌劇「リナルド」より"私を泣かせて下さい"("涙の流れるままに")(☆)
ヘンデル:歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー)」より"つらい運命に涙はあふれ"(☆)
J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲 第3番より)
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん”(☆)
モーツァルト:交響曲 第29番 イ長調 K.201

(☆)森麻季

~ジャパン・アーツのページより~

公演に寄せて
最高実力の室内オーケストラと美の化身のようなディーヴァの共演

 世界に冠たるドイツの名門オーケストラの双璧といえば、ベルリナー・フィルハーモニカー(Berliner Philharmoniker)つまりベルリン・フィルと、シュターツカペレ・ドレスデン(Staatskapelle Dresden)和名ドレスデン国立歌劇場管弦楽団だろう。
 そのシュターツカペレ・ドレスデンの首席クラスを中心に結成されたのが、今回来日するドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団なのだから、ドイツ最高のオーケストラのうちの一つの精鋭部隊がきてくれるということになる。彼らの弦と管の相和する豊潤なアンサンブルを聴けるだけでも大ご馳走なところへ、日本が誇る世界のディーヴァ、森麻季が共演する。
 オーケストラのみのプログラムとしては、パッヘルベルの「カノン」、J.S.バッハの管弦楽組曲第3番のからあの清廉な「G線上のアリア」、そして、モーツァルトの交響曲第29 番の3曲が予定され、森麻季との共演では「アヴェ・マリア」を作曲家違いで3曲と、それぞれ表情の異なるオペラ・アリア3曲が用意された。
 「アヴェ・マリア」は、乙女エレンが父の罪の許しを願ってマリア像に祈るシューベルトの作品がよく知られているが、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲にもこのタイトルのもとに歌詞がつけられているし、バッハのプレリュードにグノーが対旋律をつけた編作品も歌詞つきで歌われることがある。今回はそれら3 種の「アヴェ・マリア」を一度に聴ける。一方、オペラ・アリアは2 曲が嘆きの歌だが、1曲は澄んだ青空のように晴れやかな、お父さんへのおねだりソング。 このように、このコンサートではいくつものテイストが楽しめる。しかも、最高実力の室内オーケストラと、声も姿も美の化身のようなディーヴァによって…。

音楽評論家 萩谷由喜子

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今宵は眠いため感想詳細は後日としますが、今日のコンサートはプログラム良し(アンコールピースも良し)、オケの演奏&ソプラノ・森麻季さんの歌唱共に素晴らしかったです。森麻季さんの実演を見るのは初めてでしたが、美しくて華やか、立ち振る舞いも見事でまさにディーヴァでした。そう言えば、クラシックで声楽を含むコンサートに行ったのは大昔の「第9」以来かもです(汗)。これまでクラシックコンサートではシンフォニーや管弦楽曲、協奏曲を好んで聴いていましたから。