旧・青山旅館(神戸わたくし美術館)-2です。
こちらは丘陵地・傾斜地に建てられていることもあって、内部はスキップフロアとなっており、やや複雑な構成でした。従ってどこが何階とかちょっと書きにくいのです。また、写真と部屋の位置関係が正しいのかも自信がありません。
旧・青山旅館(神戸わたくし美術館)-2です。
こちらは丘陵地・傾斜地に建てられていることもあって、内部はスキップフロアとなっており、やや複雑な構成でした。従ってどこが何階とかちょっと書きにくいのです。また、写真と部屋の位置関係が正しいのかも自信がありません。
今月度の「関西洋風建築めぐり講座」(講師は京都華頂大学教授の川島智生先生)は、神戸電鉄・丸山駅近くの「旧・青山旅館(現・神戸わたくし美術館)」他でした。
旧・青山旅館は神戸市長田区北部の丘陵地・丸山地区にある近代和風建築で、元々は昭和8年に建てられた料亭とのことです。現在は医師・三浦徹氏が建物の古くからの佇まいを残したまま、プライベートミュージアム「神戸わたくし美術館」として活用されています。なお、プライベートミュージアムであり、見学は要予約ですのでご注意ください(078-621-0366)。
戦前の丸山は高級住宅地であり、また、神戸の隠れ家的存在でもあったそうです。旧・青山旅館は丸山駅から徒歩10分くらいだったでしょうか、左足麻痺などが残っている現在の私にとっては、なかなか厳しい急坂の道をたどった先にありました。凄い実践的リハビリ環境です(笑)。
最初に、三浦先生のお話と川島先生の建築面の解説をお聞きしました。このときに三浦先生の奥様から美味しいお茶と和菓子を振舞って頂き、誠にありがとうございました。内部には陶器や絵画が多数展示されており、現在は6/25までの期間、「堀尾昭子・貞治展」が開催されています。
こちらはプライベートミュージアムであり、全て三浦徹先生が有名無名に関係なく、自ら良いと感じたものだけを収集して展示されるのがポリシーだそうです。私、今回の堀尾昭子・貞治のお名前は全く存じておりませんでした(汗)。
以下、どこまでが建築やインテリア(家具・調度品)、どこからが展示品や美術品かよくわからない面がありますが、私も自分が美しいなあ・いいなあと思ったものの写真をアップしてみました。
その2に続く予定。