2009年末にアップするも一部時間切れとなった三田市再訪記の続きです。
三田には古そうな建物も多数残っており、それも和風と洋風が同居したちょっと不思議な雰囲気があります。例えば下の写真のような洋風の建物と和風の町屋が並んでいるような風景です。
九鬼邸の近くにあるドイツ壁の洋風住宅です(写真は2008年12月撮影分)。玄関の配置がユニークで、上げ下げ式の(?)木製と思われる白い窓枠が印象的です。
高台にある屋敷町界隈は閑静な低層の住宅街で、比較的道路幅も広くて視野に入る空の面積が広いためか、とても伸びやかな感じがします。再訪したこの日は青空が広がって実に気持ちよかったです。三田カトリック教会は前回、外から眺めただけでしたが、今回は少し中も拝見させて頂いて、シンプルながらも美しいステンドグラスを見ることができました。
教会から徒歩数分のところにあるM邸です。ここも素晴らしいですね。外観的にはスパニッシュ風に属すると思いますが、屋根の形や瓦が和風であるため、ちょっと不思議な佇まいでもあります。
M邸からもう少し西の方に足を伸ばすと、広い敷地に木の壁が印象的なお宅がありました。蔵が小さく見えるので、住宅部分の大きさがよく分かります。和風のような洋風のような、山小屋風のような不思議な建物です。
屋敷町には現役の円筒型ポストがありました。やはり絵になります。
三田大橋?のたもとにあった旧消防署でしょうか。ある意味、威風堂々の佇まいで、実に印象的なフォルムでした。
再び三田駅近くに戻ってきました。古くからあると思われる商店建築は、壁面にアールがついていたり大開口があったり、タイルが使われていたりとなかなか個性豊かなものが多く、色々楽しめました。三田の町はもう少し歩き回ってみると、更なる発見があるかもしれませんね。