ひろの東本西走!?

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我が家の中学受験プロジェクト-3

2008-04-21 22:54:15 | 受験・学校

【情報収集-1】

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まずは受験情報誌(春から初夏にかけて出版される分厚いやつです)2冊ほどをさーっと読んで、大阪の中高一貫校にどんなところがあるか概要をつかみました。

教育方針や校風、しつけや生活指導面などについても書かれていますが、これらは実際にその学校に行ってみないと分かりませんね。当然、きちんとした学力をつけてくれるかも大事です。これについては、やはりここ数年の大学進学状況などを参考にせざるを得ませんでした。

自分たちの頃には殆ど名前を聞いたこともなかったような学校が最近伸びてきていたりで「へえーっ!」と思うことも多々ありました。最近は、2クラスくらいを特進クラス・進学クラスにして大学合格実績を上げようとしている学校が多数ありますが、やはり学校全体のレベルが総じて高い方が好ましいとは思います。その意味では、伝統的な進学校が良いとも言えるのですが、これらは超難関校・難関校が多いので、学力的にはちょっと厳しい面があります。

受験情報誌には目標偏差値とか合格難易度なども掲載されていましたが、まあこれはほんの参考程度にしかしませんでした。ただ、学校間にランク付けがなされているのは事実ですので、合格難易度的に志望校リスト作りの目安にはしました。
そうそう、自宅からあまりに遠い学校は除外です。まだ体ができていない中1生が重いカバンを持って長時間通学するのはかわいそうですし、そこまでするメリットはないと考えました。通学時間は短いほど良く、最長でも片道1時間ちょっとくらいですね。と言うことで、色んな点で似たようなレベルの学校が幾つかあれば、よほどの理由がない限り、近くの学校を優先させることにしました。これは今も正解だったと思っています。

これらの中から行かせてもいいな、行けたらいいなと思う学校をピックアップしたところ、とりあえずは男子校:4校、共学校:6校くらいになりました。

※結果的にT大・K大などに多数の合格者を出す超難関校と呼ばれる
  学校は最初から除外していました。
     全国的に超有名な「灘中学・高校」だけは建築好きの私が校舎に
     興味があったので写真を撮りにだけいきましたが・・・。

前の年(小学校5年生時)の入試説明会には、男子校:3校、共学校:3校に行きました。長男も連れて行ったのは内3校です(これはたまたまですが)。学校によって説明会の雰囲気・内容(どこに重点を置くか)、が大きく異なることがよく分かり大変参考になりました。比較的生徒の自主性にまかせるタイプの学校か、手とり足とり(?)指導してくれる学校かなども大体分かります。但し、どちらが良いか、向いているかは子供にもよりますし、その見極めが肝心です。学校周辺の環境・雰囲気も肝心ですね。この年は既に運動会や文化祭は終わっていたので見学できず、これは残念でしたが、1年前に説明会を聞きにいっておいたことは大正解でした。

なお、受験関連本も色々読んだのですが、一番最初に読んだのが図書館でふと目にとまった

 ★「中学受験で子供と遊ぼう」 (文春文庫) 高橋 秀樹 牧嶋 博子

でした。世間でもバイブル的な本だということは後に知ったのですが、一番最初にこの本を読んだのはとても良かったです。この本を読んで、我が家の(私の)基本スタンスも”親も子も精神的に余裕を持って、色々楽しみながら中学受験に臨む”に決まりましたし。

先日、この本を再読しました。一番最初に読んだときほどのインパクトはさすがになかったですが、内容的にはやはり面白かったです。ただ、ここのお子さんは武蔵中→武蔵高→東大と進まれ、偏差値的にも高いレベルでしたが。

結局、私は”子供はこうやって超難関校に合格した(こうやって合格させた)”とか、”偏差値ウン十点アップの秘訣”とかのハウ・ツー的な本は殆ど読まず、もっぱら、子供をどのように育てるか、子供がどのようにしたら伸びていくかといった本を読んでいました。

もちろん、多少は受験ノウハウ的な内容も含まれていますが、親としての基本的なスタンス、考え方や見方などについて書かれた本をよく読みました。これも正解だったと自分では感じています。受験関連本についてはまた別項目でも書く予定です。

結局、塾が小さなところだったこともあって、後から考えたら、情報収集は全部自分たちでやっていました。これは当然かな?もちろん、志望校(受験校)を決める前には塾の先生と相談しましたが、先生の考えと我が家の考えはほぼぴったりと一致しました。これも、親が自分たちで色々調べて納得していたからだと思います。


稲野から塚口へ(その2)

2008-04-21 00:38:20 | まち歩き

稲野から塚口へのブラブラ探訪の最後に出くわしたのがこのお宅です。最初は道路の中に生えている松に目が行き、次に目に入ったのが煙突でした。おおーっ!スパニッシュ風?

期待感に胸を膨らませて近づくと、それはそれはとびっきりのお宅でした。ところが、夕方で暗くなってきたこともあってか、写真の色がさえません(涙)。

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樹木が立派すぎてやや見づらいのですが、外壁はスタッコ調。正面道路に面した部分は建物の側面にあたるようで、比較的穏やかです。しかし、南面が凄いです。

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1階のリビング(?)の窓はフランス窓のようで、直接外に出ることができるようです。そして、2階にはバルコニーに面して何と5つのアーチ付き窓が見えています。これは圧巻です。瓦が和風の桟瓦なので完全なスパニッシュとは言えないかもしれませんが、これだけのお宅はなかなかありません。

ディーテールも凄いのですが、全体的な佇まいが素晴らしく、場所的にも駅から近すぎず遠すぎずで、レストランやカフェにしても最高だろうなとも思いました。と、勝手に決めつけてはいけませんね。

探訪の最後に素晴らしいお宅を見つけて大満足でした。歩く道が一筋違っていたら、このお宅に巡り会ったかどうか。日頃からまち歩きをしているためか、ここぞというところで勘がはたらいたようで、良かった良かった。

この日は朝の8時から17時半頃まで、電車での移動と昼食時以外はずーっと歩きづめでさすがにバテましたが、明確な目的物件なしのブラブラまち歩きの醍醐味を存分に堪能しました。