欺瞞のマスメディア、専門家が徹底して避けた日本と欧米の感染比較


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欺瞞のマスメディア、専門家が徹底して避けた日本と欧米の感染比較

 世界に衝撃が走ったのが 2020年2月下旬から起こったイタリアの新型コロナ感染爆発であった。
ダイヤモンド・プリンセス号に乗客を閉じ込めたためにコロナ感染者が増えたことでマスメディアと専門家が日本政府を批判し、12時間後に乗客全員を下船させたイタリア政府を専門家上昌広氏が称賛して「イタリアは感染者が居ない」と自信満々に述べたわずか2週間後にそのイタリアで感染爆発が起こったのである。
専門家上氏のコロナ感染論が根本的に間違っていて日本政府のコロナ対策が正しかったことが明らかになったのがイタリアでのコロナ感染爆発であった。欧米では次々とコロナ感染爆発が起こったので、専門家、マスメディアはダイアモンド・プリンセス号に対する日本政府のコロナ対策への批判はしなくなった。それに欧米と日本の感染者数の比較もしなくなった。比較すれば日本のコロナ感染者が非常に少ないことを報道することになり日本政府のコロナ対策を批判することが難しくなるからだ。


 ドイツと日本の感染者数の実数に合わせた表である。日本は1月に7000人を超えたが、ドイツでは10月には10000人を超え、20000人、30000人を超える日が多い。ドイツに比べると明らかに日本の感染数は少ない。
 イギリスと日本の感染者数の表である。


 イギリスは日本が一度も達していないⅠ万人を超えたままである。イギリスはドイツよりも感染者数の開きがある。多くの日本国民はこの事実を実感していない。図表での比較をテレビで報道しないからだ。
人口当たり死亡者数では上位は欧州諸国、日本は127位である。これは紛れもない事実である。しかし、専門家、マスメディアはこの事実を国民に広めることを避けている。
 専門家が比較しないのは日本のコロナ感染が少なく欧米の感染が多い理由を説明できないからだ。
 ノーベル生理学・医学賞受賞者で京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏は、何か日本特有の理由があるのではないかと、自身が開設しているコロナの情報サイトで発信し、これを「ファクターX」と名付けた。ファクターXの正体は今も謎のままである。
 初期から有力候補として浮上していたのが「BCG接種説である。日本人はBCG接種をしているから接種をしていない欧米人とは違って新型コロナに対する免疫があるから感染者は少ないという説である。しかし、その説は緊急事態宣言が解かれて次第に人と人の接触が増えることによってコロナ感染者が増え、12月から1月にかけて急激に増えていったので「BCG接種説」は消えていった。
 感染専門家でありながら日本と欧米のコロナ感染の開きを説明できない。だから、欧米と日本のコロナ感染の比較を避けているのだ。
 マスメディアが比較しないのは菅政権批判を展開できないからである。欧米と日本の感染者数を比べると日本が非常に少ないことが明確である。図表で比較すれば一目瞭然である。すると日本政府のコロナ対策は優れていると国民は認め菅政権の支持率は上がる。マスメディアは菅政権批判するのが難しくなる。
 反権力がマスメディアの使命と信じている多くのマスメディアは菅政権批判に固執している。菅政権批判に不利になるような事実は報道を押さえるし、有利になる事実は積極的に報道する。欧米のコロナ感染報道は押さえている。しかし、菅政権批判につながる報道はやる。
 菅首相が「スーガーです」とニコニコしてネットて゜話したのを批判するためにドイツのメルケル首相の演説のすばらしさを取り上げた。しかし、ドイツのコロナ感染が日本とは比較できないほどに拡大していることやロックダウンしても感染者が減っていない事実は報道しなかった。

 専門家、マスメディアの欺瞞が国内に満ち溢れ、国民は騙されて菅政権を支持していない。この1年間で新型コロナ感染対策で優れていたのは専門家、マスメディアではない。安倍・菅政権である。
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