国家の第一は民主主義である。美しさとか品格はまやかしの国家論である。新聞に掲載されている論文を中心に批判する。
品格より民主そして自由
文芸社から電話、しかしタイムスからは・・・
文芸社から電話があった。文芸社は強く自費出版を勧めるだろうと思っていたがそうではなかった。文芸社の人は、私の原稿への評価について質問し、私が答えるとしばらくは原稿の内容の話をした。オーバーに褒めることはなく、淡々とした会話だった。
文芸社の人が自費出版をする気があるかどうかを聞いたので、私が迷っているというと、私が迷っている理由を聞いた。私は文芸社が指摘した通りウィキペディアの引用が多いので、図書館に行って専門書を調べてみたいといった。すると文芸社の人は、ウィキペティアだと信頼性が薄いから、読者から内容が軽く見られる恐れがある。ぜひ県や国の図書館に行き、専門書で調べた方がいいと言った。文芸社の人はすぐに自費出版をしたほうがいいという方向には話をすすめなかった。
文芸社の人は、もし自費出版をするなら参考にしてほしいと、1000冊を出版し全国の書店に置くなら200万円の費用がかかるといい、500冊で地域を限定するなら120万円くらいだと話し、文芸社は全国で1000件の書店に本を置くことができ、沖縄にも出版した本を置く約束をしている書店があるといった。自費出版に関する資料を送ると言って、文芸社との電話は終わった。
文芸社の人は自費出版を無理強いしなかったし、対応は丁寧で親切だった。文芸社の人は原稿の技術的な問題を指摘したが思想については一切言及しなかった。これが商売の基本であるし、表現の自由を保障している国にある出版社のとるべき姿勢だ。沖縄の出版社もこうあるべきだ。
ところが沖縄タイムスからは昨日も電話もメールもなかった。
高校生の時、プロレタリア文学の小説家小林多喜二が警察のリンチで殺された写真を見て、小説家が国に殺されたことが信じられなくて大きなショックを受けた。琉大ではプロレタリア文学を研究したし、文章を黒塗りにした当時の記録なども読んだ。軍国主義の表現の自由へのすさまじい弾圧を知り、軍国主義や独裁国家への嫌悪が強くなった。私は、プロレタリア文学詩人である中野重治の「夜明け前のさよなら」や「雨の降る品川駅」に感動し、中野重治のファンになった。
戦前、国家にものすごく弾圧されたのが共産党でありプロレタリア文学者たちであった。警察の拷問によって転向させれたプロレタリア文学者も多かった。戦前に国家に弾圧された共産党であればこそ戦後は表現の自由を強く主張するべきだ。社会党も社大党もだ。
しかし、現実は逆だった。
沖縄の革新系が支配している世界では戦前の軍国主義国家と同じように思想の検閲をやり、革新系に批判的な思想は闇に葬ろうとするようだ。
詩人清田政信はかつて「反体制も体制だ」と叫んだ。反体制運動も体制をつくる目的があり、反体制も必然的に体制をつくってしまうということだ。つまり、反体制運動にも根本的には自由がないということである。詩人清田政信が指摘した通りになっているのが沖縄の反体制運動だ。
革新政治家、沖教祖、自治労、連合、マスコミ、知識人等が沖縄の反体制運動をけん引している。その組織体は大きく沖縄の裏の体制をつくっている。この体制には県知事も手が出せないし、自民党もその体制を崩せない。(橋下市長が大阪でこの裏体制崩しを始めようとしている)
反体制運動であればすべてが正しいと信じている運動員は多いだろう。しかし、反体制はすべてが「正」ではないし、すべての行動が「正」とは言えない。むしろ社会主義を根としている沖縄の反体制運動は民主主義を押し込め、自由を縛っている。
沖縄の反体制運動が沖縄の将来を築いていくとは考えられない。
しかし、無名である私の自費出版まで検閲するとは沖縄の反体制運動には恐れ入るばかりだ。
追記
篠原章さんのブログはちょくちょく覗いています。知念ウシへの批評は読みました。知念ウシさんへの批評を読んだ直後に私のことを取り上げてくれたのを知って驚きました。私のことを取り上げてくれて感謝しています。篠原さんは以前から沖縄に興味があり、いろんなミュージシャンと仕事をしたんですね。
いつか、篠原さんと論争することができたらいいなと思っています。これからも、よろしくお願いします。
文芸社の人が自費出版をする気があるかどうかを聞いたので、私が迷っているというと、私が迷っている理由を聞いた。私は文芸社が指摘した通りウィキペディアの引用が多いので、図書館に行って専門書を調べてみたいといった。すると文芸社の人は、ウィキペティアだと信頼性が薄いから、読者から内容が軽く見られる恐れがある。ぜひ県や国の図書館に行き、専門書で調べた方がいいと言った。文芸社の人はすぐに自費出版をしたほうがいいという方向には話をすすめなかった。
文芸社の人は、もし自費出版をするなら参考にしてほしいと、1000冊を出版し全国の書店に置くなら200万円の費用がかかるといい、500冊で地域を限定するなら120万円くらいだと話し、文芸社は全国で1000件の書店に本を置くことができ、沖縄にも出版した本を置く約束をしている書店があるといった。自費出版に関する資料を送ると言って、文芸社との電話は終わった。
文芸社の人は自費出版を無理強いしなかったし、対応は丁寧で親切だった。文芸社の人は原稿の技術的な問題を指摘したが思想については一切言及しなかった。これが商売の基本であるし、表現の自由を保障している国にある出版社のとるべき姿勢だ。沖縄の出版社もこうあるべきだ。
ところが沖縄タイムスからは昨日も電話もメールもなかった。
高校生の時、プロレタリア文学の小説家小林多喜二が警察のリンチで殺された写真を見て、小説家が国に殺されたことが信じられなくて大きなショックを受けた。琉大ではプロレタリア文学を研究したし、文章を黒塗りにした当時の記録なども読んだ。軍国主義の表現の自由へのすさまじい弾圧を知り、軍国主義や独裁国家への嫌悪が強くなった。私は、プロレタリア文学詩人である中野重治の「夜明け前のさよなら」や「雨の降る品川駅」に感動し、中野重治のファンになった。
戦前、国家にものすごく弾圧されたのが共産党でありプロレタリア文学者たちであった。警察の拷問によって転向させれたプロレタリア文学者も多かった。戦前に国家に弾圧された共産党であればこそ戦後は表現の自由を強く主張するべきだ。社会党も社大党もだ。
しかし、現実は逆だった。
沖縄の革新系が支配している世界では戦前の軍国主義国家と同じように思想の検閲をやり、革新系に批判的な思想は闇に葬ろうとするようだ。
詩人清田政信はかつて「反体制も体制だ」と叫んだ。反体制運動も体制をつくる目的があり、反体制も必然的に体制をつくってしまうということだ。つまり、反体制運動にも根本的には自由がないということである。詩人清田政信が指摘した通りになっているのが沖縄の反体制運動だ。
革新政治家、沖教祖、自治労、連合、マスコミ、知識人等が沖縄の反体制運動をけん引している。その組織体は大きく沖縄の裏の体制をつくっている。この体制には県知事も手が出せないし、自民党もその体制を崩せない。(橋下市長が大阪でこの裏体制崩しを始めようとしている)
反体制運動であればすべてが正しいと信じている運動員は多いだろう。しかし、反体制はすべてが「正」ではないし、すべての行動が「正」とは言えない。むしろ社会主義を根としている沖縄の反体制運動は民主主義を押し込め、自由を縛っている。
沖縄の反体制運動が沖縄の将来を築いていくとは考えられない。
しかし、無名である私の自費出版まで検閲するとは沖縄の反体制運動には恐れ入るばかりだ。
追記
篠原章さんのブログはちょくちょく覗いています。知念ウシへの批評は読みました。知念ウシさんへの批評を読んだ直後に私のことを取り上げてくれたのを知って驚きました。私のことを取り上げてくれて感謝しています。篠原さんは以前から沖縄に興味があり、いろんなミュージシャンと仕事をしたんですね。
いつか、篠原さんと論争することができたらいいなと思っています。これからも、よろしくお願いします。
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沖縄タイムスから連絡がない
私の送った原稿は先週の土曜日に沖縄タイムス社に届いたはずだ。昨日の月曜日には原稿を受け取ったという連絡がありそうなものだが電話もメールもない。八重山の南山舎が自費出版を募集したので南山舎にも原稿を送り、見積もりを出してくれるようにお願いした。南山舎には日曜日に届いているはずだ。しかし、南山舎からもなんの連絡もない。
今まで原稿を送った沖縄の三社が同じ対応である。自費出版を断るなら断るでいいから、原稿が届いたことを連絡するのは出版社の義務だと思う。本土の出版社は原稿が届いたことをすぐに連絡してきた。
すぐには連絡しないのが沖縄の出版社の風潮なのだろうか。久しぶりにルーズなウチナー社会に触れたような気がする。
今まで原稿を送った沖縄の三社が同じ対応である。自費出版を断るなら断るでいいから、原稿が届いたことを連絡するのは出版社の義務だと思う。本土の出版社は原稿が届いたことをすぐに連絡してきた。
すぐには連絡しないのが沖縄の出版社の風潮なのだろうか。久しぶりにルーズなウチナー社会に触れたような気がする。
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八重山日報もダメだった
八重山日報http://www.yaeyama-nippo.com/は、八重山教科書問題の報道では沖縄タイムスや琉球新報のように育鵬社版の教科書を採択した八重山地区採択地区協議会の玉津委員長を一方的に避難するのではなく、客観的な立場で報道をした新聞社である。
八重山日報社なら県内の出版社を紹介してもらえるかもしれないと思い、もし出版社を知っていたら紹介してくれるようにという手紙を原稿と一緒に送った。
一昨日八重山日報社から電話があり、残念ながら紹介できる出版社はないし、印刷ならできるが、編集・添削をやる余裕はないということだった。
沖縄タイムスは自費出版を募集しているので昨日タイムスに原稿を送った。タイムスは費用が高いことと、「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容はことごとく新聞社の主張とは反対の内容だから自費出版を依頼するのを敬遠していた。
しかし、まさかのボーダーインクに自費出版を断られた私に余裕はない。私からタイムスを敬遠するなんて贅沢だ。ボーダーインクより出版費用が20万円くらい高いが、その代わりタイムスは新聞で宣伝してくれるので宣伝費用と考えれば高いとは言えない。タイムスが出版してくれるのならありがたいことである。
表現の自由をモットーとしているのが新聞社だから私の本も出版してくれるだろう。そうあるべきだ。私の原稿は法律に違反するような内容ではない。ボーダーインクのように自分とは反対の思想を排除するような出版社が間違っている。
編集者の思想を基準にして自費出版をするしないを決めるのは憲法の表現の自由に反する行為だ。自費出版を募集している出版社なら思想・信条で取捨選択してはいけない。
ボーダーインクのことを考えると怒りが湧いてくる。しかし、私も大人だ。ボーダーインクが出版しないのは事実であり、怒ったところで出版できるわけではない。無駄な怒りはやめよう。
今はタイムスの連絡を待つだけだ。
狼魔人さんhttp://blog.goo.ne.jp/taezaki160925から「月刊やいま」を発刊している南山社が自費出版を募集しているというメールが入った。さっそくWEBで調べてみた。たしかに南山社は自費出版を募集している。
原稿を送ってみよう。
ブログを書いている時に文芸社からメール便が来た。「沖縄に内なる民主主義はあるか」の書評と自費出版した多くの本の紹介やヒットした本を紹介するパンフレットが入っていた。
文芸社の書評です。
沖縄在住の著者による沖縄論である。感情論を避けて冷静な分析が心がけられている。五章からなる本作のキーワード、それは表題にもなっている民主主義だ。冒頭に置かれた論考でまず、沖縄県民からは現在でも否定的に捉えられがちであるという琉球処分を明治政府の近代化政策の流れに即して再検証し、既得権益や身分制度からの脱却を促したと肯定的に評価する。第二章では、反戦平和スローガンとしての「命どぅ宝」なる言葉に着目、「ソテツ地獄」と称される度重なる飢饉のなかで発せられた農民たちの悲痛な叫びに端を発することに気付いた著者は、このスローガンには民主主義的思想が欠落していることを喝破する。このように精緻なる歴史的思考を積み重ねることによって、沖縄はもとより日本という国自体にも、いまだ真の民主主義が根付いていないことを明示している。こうした現況を厳しく見据えた上で、本作後半においては、米軍基地問題や教科書採択問題をめぐって、真の民主主義に裏打ちされた混迷脱却への処方が具体的に供されることとなる。淀みなく質の高い筆致、説得力に漲(みなぎ)る充実した議論によって届けられる提言はどれも有意義かつ建設的なものばかりで、先行き不透明な沖縄の将来に明瞭なビジョンが灯されるのを見る思いがした。
ただ、書籍化を目指すのであれば気になるところもないではなかった。何よりも気にかかったのは、ウィキペディアからの引用が多く見られた点である。ウィキペディアの情報が正しいか否かを実際に資料に当たって確認する気概を求めたい。また、本作の執筆動機や著者の略歴を読者に伝える序文もしくは後記は不可欠である。
以上が文芸社の書評である。
書評を読んで感じたのは、さすが書評のプロだということである。私が主張したいことを的確にとらえている。これには感心した。「淀みなく質の高い筆致」などと褒められてその気になる年齢ではないから(推敲をするたびに自分の文章力のなさに落ち込んでいる)、書評の「よいしょ」には苦笑するだけであるが、できるだけ感情的にならないで淡々と書くことを心がけたことを指摘してくれたのはうれしい。
ウィキペディアの多用は私も気にしているが、私のような素人が政治や歴史資料を利用することができたのはウィキペディアがあったからであり、ウィキペディアがなければ「沖縄に内なる民主主義はあるか」を書くことはできなかった。
ウィキベディアの情報が正しいかどうかを確かめるには膨大な書物を調べなければならないから学者でもない私には不可能だ。若いころに勉強したことと内容が一致している部分を引用しているからウィキペディアの信憑性は高い。
「沖縄に内なる民主主義はあるか」が書けたのはウィキペディアとWEBで公開している県のPDF資料があったからである。WEBの登場によって私のような素人でも学者なみに資料を集めることができ、本を書くことができるようになったのはすばらしいことである。
八重山日報社なら県内の出版社を紹介してもらえるかもしれないと思い、もし出版社を知っていたら紹介してくれるようにという手紙を原稿と一緒に送った。
一昨日八重山日報社から電話があり、残念ながら紹介できる出版社はないし、印刷ならできるが、編集・添削をやる余裕はないということだった。
沖縄タイムスは自費出版を募集しているので昨日タイムスに原稿を送った。タイムスは費用が高いことと、「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容はことごとく新聞社の主張とは反対の内容だから自費出版を依頼するのを敬遠していた。
しかし、まさかのボーダーインクに自費出版を断られた私に余裕はない。私からタイムスを敬遠するなんて贅沢だ。ボーダーインクより出版費用が20万円くらい高いが、その代わりタイムスは新聞で宣伝してくれるので宣伝費用と考えれば高いとは言えない。タイムスが出版してくれるのならありがたいことである。
表現の自由をモットーとしているのが新聞社だから私の本も出版してくれるだろう。そうあるべきだ。私の原稿は法律に違反するような内容ではない。ボーダーインクのように自分とは反対の思想を排除するような出版社が間違っている。
編集者の思想を基準にして自費出版をするしないを決めるのは憲法の表現の自由に反する行為だ。自費出版を募集している出版社なら思想・信条で取捨選択してはいけない。
ボーダーインクのことを考えると怒りが湧いてくる。しかし、私も大人だ。ボーダーインクが出版しないのは事実であり、怒ったところで出版できるわけではない。無駄な怒りはやめよう。
今はタイムスの連絡を待つだけだ。
狼魔人さんhttp://blog.goo.ne.jp/taezaki160925から「月刊やいま」を発刊している南山社が自費出版を募集しているというメールが入った。さっそくWEBで調べてみた。たしかに南山社は自費出版を募集している。
原稿を送ってみよう。
ブログを書いている時に文芸社からメール便が来た。「沖縄に内なる民主主義はあるか」の書評と自費出版した多くの本の紹介やヒットした本を紹介するパンフレットが入っていた。
文芸社の書評です。
沖縄在住の著者による沖縄論である。感情論を避けて冷静な分析が心がけられている。五章からなる本作のキーワード、それは表題にもなっている民主主義だ。冒頭に置かれた論考でまず、沖縄県民からは現在でも否定的に捉えられがちであるという琉球処分を明治政府の近代化政策の流れに即して再検証し、既得権益や身分制度からの脱却を促したと肯定的に評価する。第二章では、反戦平和スローガンとしての「命どぅ宝」なる言葉に着目、「ソテツ地獄」と称される度重なる飢饉のなかで発せられた農民たちの悲痛な叫びに端を発することに気付いた著者は、このスローガンには民主主義的思想が欠落していることを喝破する。このように精緻なる歴史的思考を積み重ねることによって、沖縄はもとより日本という国自体にも、いまだ真の民主主義が根付いていないことを明示している。こうした現況を厳しく見据えた上で、本作後半においては、米軍基地問題や教科書採択問題をめぐって、真の民主主義に裏打ちされた混迷脱却への処方が具体的に供されることとなる。淀みなく質の高い筆致、説得力に漲(みなぎ)る充実した議論によって届けられる提言はどれも有意義かつ建設的なものばかりで、先行き不透明な沖縄の将来に明瞭なビジョンが灯されるのを見る思いがした。
ただ、書籍化を目指すのであれば気になるところもないではなかった。何よりも気にかかったのは、ウィキペディアからの引用が多く見られた点である。ウィキペディアの情報が正しいか否かを実際に資料に当たって確認する気概を求めたい。また、本作の執筆動機や著者の略歴を読者に伝える序文もしくは後記は不可欠である。
以上が文芸社の書評である。
書評を読んで感じたのは、さすが書評のプロだということである。私が主張したいことを的確にとらえている。これには感心した。「淀みなく質の高い筆致」などと褒められてその気になる年齢ではないから(推敲をするたびに自分の文章力のなさに落ち込んでいる)、書評の「よいしょ」には苦笑するだけであるが、できるだけ感情的にならないで淡々と書くことを心がけたことを指摘してくれたのはうれしい。
ウィキペディアの多用は私も気にしているが、私のような素人が政治や歴史資料を利用することができたのはウィキペディアがあったからであり、ウィキペディアがなければ「沖縄に内なる民主主義はあるか」を書くことはできなかった。
ウィキベディアの情報が正しいかどうかを確かめるには膨大な書物を調べなければならないから学者でもない私には不可能だ。若いころに勉強したことと内容が一致している部分を引用しているからウィキペディアの信憑性は高い。
「沖縄に内なる民主主義はあるか」が書けたのはウィキペディアとWEBで公開している県のPDF資料があったからである。WEBの登場によって私のような素人でも学者なみに資料を集めることができ、本を書くことができるようになったのはすばらしいことである。
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表現の自由が民間社会で弾圧されているのが沖縄だ
狼魔人さん(http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925)に会って出版について相談したが、狼魔人さんからとんでもない話を聞いた。表現の自由をモットーとして、アメリカ政府や日本政府の沖縄問題の情報隠しを非難し、政府の言論弾圧を非難している沖縄の新聞社が言論弾圧をしているというのだ。
渡嘉敷島や座間味島の集団自決が日本軍の強制であるのは有名な話である。沖教祖、マスコミは渡嘉敷や座間味の集団自決が日本軍の強制であることを教科書に掲載するように文科省に強く要求している。
しかし、上原正念さんが、集団自殺は日本軍の強制はなかったと書こうとした時に琉球新報への掲載を拒否された。星雅彦さんも集団自殺は日本軍の強制がなかったと主張したために琉球新報からほされたというのだ。
上原正念さんはアメリカの公文書を調べてその事実を知り、星さんはずっと昔に現地を調査して分かっていたが、国からの自決した人々の援護金は日本軍の強制がないと出ないという複雑な事情があり黙っていたそうだ。
今まで梅沢隊長についてのインタビューの記事がなかったから、すでに梅沢隊長は死んでいると思っていた。ところがそうではなかった。座間味の集団自決を強制したと言われている梅沢隊長は現在も健在であるのだ。沖縄タイムス、琉球新報は集団自決の張本人と言われている梅沢隊長への取材を今まで一度もやっていないそうだ。驚くべき事実である。
梅沢隊長が自決命令を出さなかったと座間味島で言い続けている宮平秀幸さんという人ががいるが、彼の主張を沖縄のマスコミは封殺している。梅沢氏と宮平氏の証言を見れば、日本軍が集団自決を命じたことが真っ赤なウソであることが分かる。
梅沢元隊長インタビュー
ブログをやる前はちょくちょく新聞投稿をやっていたが、辺野古移設に賛成したり、普天間第二小学校はB52重爆撃機が墜落炎上した翌年の1969年に宜野湾市がつくったのであり、宜野湾市に責任があるという内容の投稿は掲載されたが、渡嘉敷、座間味の集団自殺について、自らの死を最終的に決断するのは自身であり、「手りゅう弾をあげたのは日本軍であるが、手りゅう弾を爆発させたのは教育である」という内容の投稿は掲載されなかった。あの時には表現がきつかったから掲載されなかったのかなと考えていたが、もしかすると、「自らの死を最終的に決断するのは自身であり」の内容が原因で掲載されなかったかもしれない。
米軍基地問題でも基地に賛成する意見はほとんど封殺されているのは知っているが、まさか、慶良間、座間味の集団自決が完全なでっち上げであったとは信じられないことである。
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の出版はもっと腰をすえてやっていかなければならないようだ。出版してくれる本土の出版社は見つけたが、沖縄の出版社はまだ見つけていない。もしかしたら見つけることができないかもしれない。
表現の自由が民間社会で弾圧されているのが沖縄だ。
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{6gu0に内なる民主主義があるか」の出版への道
自費出版を出版社から断られるというのは全然予想していなかった。だから、ボーダーインクに自費出版を断られた場合の次の手を全然考えていなかった。
自費出版を断られた瞬間はわけが分からず頭が真っ白になった。頭が混乱しながら、どうにかして出版をしなくてはと思いつくままに手をうっていった。
まずは、依然からWEBで自費出版を募集していることを知っている文芸社に原稿を送った。次に出版社をWEBで探しまくり、風詠社がよさそうなので、風詠社に資料を請求した。それから、狼魔人さんに事情を書いたメールを送った。ブログ(http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925)。沖縄のY社にも原稿を送り、県内に私の本を出版できそうな出版社があれば紹介してほしいと頼んだ。
文芸社からはすぐにメールがあった。
このたびは、貴重な原稿あるいはお問い合わせ・メッセージを
送信してくださり、誠にありがとうございます。
作品原稿やお問い合わせ内容に応じた
出版のご提案や回答など、数日~4週間程度で
担当者からご連絡させていただきますので、
しばらくお待ちください。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
--
株式会社 文芸社
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-10-1
TEL.0120-03-1148/FAX.0120-22-6526
Web Site http://www.bungeisha.co.jp
数日前に文芸社から電話があり、10日くらい後に私の原稿への評価を郵送するそうだ。
風詠社からは資料が送られてきて、数日後にはメールと見積もりが送られてきた。
出版企画・見積書(注文対応型/暫定版)
株式会社風詠社
〒553-0001 大阪市福島区海老江5-2-7
ニュー野田阪神ビル402
Tel.06-6136-8657 Fax.06-6136-8659
書名:「未定」
仕様 : 四六判ソフトカバー(188mm×128 mm) カバー4色フルカラー印刷、
表紙1色、帯あり、見返しあり、本文200ページとして
用紙: カバー/コート紙(四六判110 ㌔) 表 紙/アート紙(四六判200 ㌔)
本文/書籍用紙72.5 ㌔扉/本文共紙見返し/タント
* 装丁はご希望に応じて当社デザイナーがラフを作成し、お選びいただきます。
* 用紙はご希望に応じますが、種類によってコストアップする場合があります。
発行部数:500部(うち200部は著者分=献本や直接販売など自由にお使いいただける分)
*納品部数はご相談に応じます。
定価:1300円(税別)*予定
売上還付金:初版:実売部数×定価(本体)×50%
増刷印税:増刷部数×定価×10%
〔売れ行き好調で当社判断・当社負担で増刷した場合。
著者希望で著者負担による増刷の場合、初版に準じます〕
作業分担: 著者/ 原稿作成(原稿文字データ提供)・著者校正
風詠社/ 編集・校正・デザイン・印刷製本・販促
星雲社/ 発売元(取次窓口へのサンプルだし、国立国会図書館への献本)
販 売:トーハン、日販など取次会社に登録し、注文に応じて全国の書店に委託配本します。
インターネット書店amazon、bk-1、楽天ブックスなどでも販売されます。
販売促進:①毎日新聞第一面三段1/8広告欄に新刊広告を掲載します。(3―4点同時掲載)
(1 点単独掲載ご希望の場合、17 万円のご負担となります)
②図書館や書店向けの情報誌である図書館流通センター「週刊新刊全点案内」
「トーハン週報」「日販速報」に新刊として掲載します
(以下有料オプション)①書店への配本を増やすためのチラシ製作・配布も行います。
②著者のご希望に応じた新聞・雑誌への有料広告も可能です。
500 冊なら費用は695,000円であるという。ボーダーインクが同じ条件で85万円だから、風詠社のほうが安い。でも県内の出版社なら県内の書店の事情を詳しく知っているはずだから、できるなら県内の出版社に依頼したい。
文芸社の評価も知りたいから、しばらく様子をみようと思う。
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