波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

佐鳴湖畔の太古の住まい、蜆塚遺跡

2016-09-03 00:34:16 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
前回に引き続いて今回も、私は箔や波とともに、浜松市内にある名所旧跡を巡っています。浜松城は普段はワンコの出没率が高のですけど、さすがにこの暑さの中では厳しかったです。 ということで、今回は皆さんに次の目的地を紹介するなかで、箔と波の気分転換ができればと、目標を緩くしました。 そのようにして、私たちが行き着いたところは………



遠方の方にとってもすっかりお馴染みとなった、浜松のドッグカフェのハマ&ワンさんであります。ちょっと前にスピ仲間との交流の場として使わせてもらったこともあって、こちらに来れば必ずスピッツがいる……… という錯覚を抱いていたのですけど、今回はまったく見かけませんでした。



それだけではなく、急遽こちらに来たこともあって、ドッグランを利用する際に必要な、ワクチンや狂犬病の予防接種の証明書を持ち合わせていませんでした。 ということで、こちらの様子を見終わったら、次のところに向かいます。



ハマ&ワンさんから浜松市の中心部方面を目指していくと、間もなくして浜松医療センターが見えてきて、その駐車場の一角には「大刀洗の池」なるものがあります。 今から400年以上も前の、天正7年(1579年)8月に、徳川家康の正室の築山殿が家臣らによってこの地で殺害され、彼女の血が付いた刀を付近の池で洗ったと云われています。 そのいわく付きのスポットから、さらに坂を上がっていくと………



蜆塚遺跡なるものがあります。 こちらは約3000年~4000年前の、縄文時代後期から晩期頃の集落の跡にございます。近年の発掘調査によって、住居跡や墓地、貝塚などが発見され、国の史跡にも指定されました。



駐車場に車を止めたら、いざその園内へ



遺跡は史跡公園として整備され、無料で解放されているので、自由に出入りできるのですよ。 もちろん、マナーを守ればワンコと一緒にその園内を散策することもできます。 その中には………



柵に囲まれたところがありました。その中ををよく見てみたら、柱穴やお墓がごっちゃに点在していて、なかにはかぶっているところも。 時代を重ねていくうちに、その土地の利用法も重なっていったみたいですね。



それだけではなく、貝塚の断面を発掘された状態のまま見ることができる施設もありました。こちらは解放時間が決まっているので、お気を付けくださいませ。



さらに復元された住居も、数棟あるのですよ その中には………



入り口が開け放たれているところもありましたよ。 せっかくなので、その内部に入ってみます。



縄文時代の住居は、掘っ立て柱と丸太の骨組みに、茅などを葺いた簡素な造りなのですけど、その内部はやや涼しいですね。 床は土のままで……… って波ちゃ、くつろぐのが早過ぎ あとから入ってきた子供たちが「うわっ、犬がいる 」と焦っていましたし。 



デザインが違うこちらの住居も、ウェルカム状態ですね。 もちろん、入らせてもらいますよ



その内部は、やはり普通でした。そうとわかっていても、確認せずにはいられないのが、私の性分なのですよ。 皆様にも付き合わせてしまって、ゴメンなさい&ありがとうございました。



ついつい古代の住宅展示場に夢中になってしまいましたけど、暑い中なので水分補給もお忘れなく それが済んだらあともう1ヶ所、ワンコ不可のところなのですけど、お付き合いしていただいてもよろしいでしょうか?



遺跡の隣接地には、浜松市博物館があります。こちらには、蜆塚遺跡の出土品だけではなく、浜松市の歴史全般の資料も展示されています。それに加えて、勾玉作りなどの体験コーナーも、設けられているのですよ。
しかし、今回の私は箔波ちゃを待たせているので、受付で小冊子等だけを買って帰ってきました。 ちなみに、それは何かといいますと………



「徳川家康公顕彰四百年記念事業 浜松部会記念誌(な、長い )」という小冊子は、鎧武者が表紙を飾っているのですけど、なぜか女性がやっていますね。………って、よく見てみたら、ももいろクローバーZのリーダーの、百田夏菜子ちゃんではないですか そういえば、彼女は出身地が浜松市ということもあって、昨年の家康公四百年祭のイメージキャラクターに任命され、その秋の家康楽市では甲冑姿でゲスト出演したそうです。



その冊子の中には、彼女の挨拶文も含まれていましたよ。 さらにページをめくっていったら………



浜松城の変遷や………



天守門が復元される過程なども収められていて、お城や歴史好きの私にとっては、読み応えがありました。
ちなみに値段は400円。在庫があれば浜松市博物館で購入できるので、気になる方は蜆塚遺跡や鰻、浜松餃子などのオマケを付けつつ、そちらのほうに足をお運びくださいませ。



そういえば、私は「徳川家康公顕彰………」の小冊子の他にもう一品、買ってきていました。それはズバリ、ペーパークラフトの浜松城であります 浜松市博物館では、このようなものも扱っているのですよ。しかも150円と、値段のほうもリーズナブルときたもんだ あとは、手先の器用さが問われるのですけど、このお持ち帰り浜松城を生かすも殺すも私の腕次第ということに。実は、私はかなり前にもこれと同じものを買ったことがあるのですけど、どこかに積み重ねておいたら行方不明にしてしまったという、前科があるのですよ。 なので、今回は大々的に組み立て宣言をしておいてから、できるだけ近いうちに実行するようにします。


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2 コメント

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Unknown (へげ妻)
2016-09-09 20:59:42
こんにちは!相変わらずのハイペースおでかけですね。
スタミナ補充もしっかりされてるようなので、大丈夫だと思いますが。
今回は遺跡、じっくり楽しみました~。貝塚があんな形でみれるとは・・・。縄文人、食べすぎ!!(笑)
若き日の家康、かわいらしゅうございますね。
大河ドラマの家康(内野聖陽)はどんどん貫禄まして・・怖いぐらいですもんねー。
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へげ妻さん♪ (白黒茶々)
2016-09-10 00:47:50
へげ妻さん、こんばんは~
気付いたら、8月はけっこう出かけていました。 それでも限界の範囲内で、楽しみながらこなしていきました。その中にあった、今回の蜆塚遺跡。 確かに、貝塚とはいってもハンパではない量ですよね。 当時の調理法も気になるところですけど。

女形の徳川家康は、カワイイです。
しかし、「真田丸」のほうの家康は、真田側から見たら敵ということもあって、アクの強い役柄となっています。
それでも来年の大河ドラマでは、その役を阿部サダヲさんが演じる予定で、主人公にとっては救世主的な立ち位置となっています。
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