こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、話のほうは佐賀城をあとにしたところから始めようと思います。 ………なんか「ぼうけんのしょ」みたいになってしまいましたけど、お気になさらないでくださいね。 話の続きですけど、本命を堪能したら、帰りの電車に乗るまでは福岡市内で過ごすことにしました。
本来の計画では、今度は福岡城を堪能してから福岡ヤフードームを廻り、博多とんこつラーメンのお店を探し歩くことになっていたのですけど、その日、福岡市内に滞在できる時間はわずか二時間弱でした。
少々時間的にはキツイということはわかっていたのですけど、それでも私はまだ見ぬヤフードームのことが気になって仕方がなかったので、思い切って強攻策を取ることにしました。 博多駅から地下鉄に乗り、最寄り駅の唐人町からは徒歩でヤフードームへと向かいます。 その日は試合の開催日ではなかったのですけど、応援グッズのお店等があるので、そこそこ楽しめることでしょう。 そして、私の目の前に巨大なドーム球場が現れました。
夕暮れ時に初めて見るその建物は、大きくてとても存在感がありました。 それではそこのグッズショップでは、集めているパ・リーグ球団のレプリカユニフォームや、この間ナゴヤドームでの交流戦で見かけたB☆Bパペットを買うぞ~ そんな中で、やっとたどり着いたお店は………
なんと、閉店直後で完全に閉まっていたのです 非情な宣告をしている立て看板の向こうには、逆転サヨナラホームランを打たれ、ひざまずく投手のような私の姿がありました。
やむを得ず、そのまま博多駅に戻ったら、すでに引き上げ予定時間の30分前になっていました。これでは博多とんこつラーメンを食べている時間がありませんっ 結局、そちらでのお土産と一緒に駅弁を買うことにしました。 そしてムーンライト九州(上り)に乗り込み、20時30分頃に博多を出発しました。 ガタンゴトン………
さて落ち着いたら、先ほど買っておいた博多の名物駅弁のかしわ飯弁当をいただくことにしましょう。 ではいっただきま~す
そぼろと鶏肉(かしわ)が、鶏のだし汁で炊き込んだご飯と相まって絶妙な味を出しています。 それらと一緒に入っている小オカズも、なかなか泣かせてくれます。
その晩はあっという間に就寝してしまい、列車も順調に移動してくれたこともあって、翌朝6時頃には兵庫県の明石に到着しました。
旅行の最終日は、甲子園球場で高校野球を観戦しながら帰るということになっていましたけど、そこへ行くにはまだ時間が早すぎます。 そのようなワケで、駅のホームのすぐ向かいに見える明石城を散策することにしました。
そのお城は、駅から徒歩1分ととても行きやすいところにあります。 さらに、城内には3層の櫓2棟が現存してることもあって、見ごたえは充分です。
そのあとは喫茶店で待望のモーニングセットをいただきました。 今回みたいに旅行先で朝を向かえるようなシチュエーションでもなければ、なかなかこのような食事を口にする機会がないので、このメニューとの出逢いはとても貴重な体験となりました。
その後は電車で神戸は三ノ宮に向かい、そこからさらに阪神電鉄に乗り換えていざ甲子園に向かいました。 しかしよく考えてみたら、私はその日おこなわれる試合の組み合わせを知りませんでした。 できることなら我らが郷土代表の常葉菊川高校が出てきますように~ (かしわ手のつもり)
そして私は、8時30分頃に球場に到着しました。そこで私が見た光景は………試合開始時間の10時までまだ時間があるのに、チケット売り場にはすでに長蛇の列ができていたのです。
この球場は、昨年のオフの間に内野席部分で大改修がおこなわれ、外壁の一部はガラス張りに改変されました。昨年の様子からは雰囲気がガラリと変わりましたね。
また、スタンド下の通路にはたくさんのフードコーナーが設置され、内野席は全席ドリンクホルダー付きのゆったりとしたものになりました。 こうなるともう、球場というよりはむしろボールパークの趣(おもむき)ですな。
そのような中で、なんとか銀傘下の涼しい席を確保することができました。 その日はお盆休みで、しかも第一試合は報徳学園対大阪桐陰の関西勢同士の対戦なので、これほど混むのもムリはありません。 腰も据えたことですし、さあ、早く試合のほうを始めてください しかし、10時に近づいても試合が始まる気配がまったくありませんでした。どうやら11時に始まるみたいです。 二試合おこなわれるというのに、その時間では遅いのでは………しかし10時の時点ですでにスタンドは満員御礼になっていました。
そのうち、第一試合が始まりました。 序盤は報徳学園が優位に立っていたのですけど、中盤の正午に一分間の黙祷がおこなわれました。甲子園の試合は一旦中断して、サイレンが鳴り続ける間、スタンドの観客もグランドの選手も、戦没者の冥福を祈ったのです。 しかしその後はなぜか形勢が変わり、大阪桐陰が逆転しました。 結果は7対4で大阪桐陰の勝利。 佐藤由君、ナイスピッチングでした。
続く第二試合は、浦添商と慶応の対戦です。 そのうちの浦添商は、スタンドから時折指笛が聞こえる沖縄独自の応援でした。 一方の慶応側応援席は、「ダッシュ慶応」の応援歌など伝統的なものを感じさせました。 また点が入ると、肩を組み横に揺れて得点のテーマを歌うところはなんとも言えません。
さて試合のほうですけど、両者一歩も譲らない接戦となりました。 そして延長10回裏にに浦添商がサヨナラのランナーを迎え入れ、勝利をおさめました。 力道山のお孫さんの田村投手、負けてはしまいましたけど、よく頑張りました。
しかし、スタンドが満員の状態なのに、試合がすべて終わってしまったらどうなるのか……… 球場外に出るのも、帰りの切符を買うのも、電車に乗り込むのもすべて長蛇の列ということになりました。
やっとのことで大阪は梅田にたどり着いたのですけど、ここで忘れてはならないものがありました。 チロぱぱさんが以前紹介してくださった阪神百貨店にある九十九堂のクリームパン をお土産に買って帰らなければならないのです。 そのデパートの中も混んでいて、少々迷いもしたのですけど、なんとかお目当てのものを手にすることができました。
そして大阪駅から電車に乗り、23時には無事に自宅にたどり着くことができました。
例のクリームパンは、翌日の朝食でいただくことにしましょう。 看板賞品のノーマルなクリームパンは夏季は置いてないのですけど、その代わりに今回はヨーグルトクリーム入りのものを買ってきました。
お店の案内通りに冷蔵庫の中で冷やした後、表面だけオーブントースターで焼いたら………
表面がカリカリで、中からはひんやりとした酸味の効いた甘いクリームが出てきました。その食感はまさにシュークリームそのものです。
今回の旅は、途中アクシデント等に見舞われ計画通りにはいきませんでしたけど、目ぼしいところはしっかりと押えることができたのでよしとしておきましょう。 それから、今まで以上にその土地のグルメを堪能したのですけど、ほとんどといっていいほどテイクアウトだったような気がします。 それよりも、家族や白黒茶の犬猫が家の留守を預かってくれたから、安心して行ってくることができたということを忘れてはなりません。この場を借りて、礼を言っておきます。どうもありがとうございました。
また、私のつたない道中記を最後まで読んでくださった方たちにも感謝しています。
前回からの続きで、話のほうは佐賀城をあとにしたところから始めようと思います。 ………なんか「ぼうけんのしょ」みたいになってしまいましたけど、お気になさらないでくださいね。 話の続きですけど、本命を堪能したら、帰りの電車に乗るまでは福岡市内で過ごすことにしました。
本来の計画では、今度は福岡城を堪能してから福岡ヤフードームを廻り、博多とんこつラーメンのお店を探し歩くことになっていたのですけど、その日、福岡市内に滞在できる時間はわずか二時間弱でした。
少々時間的にはキツイということはわかっていたのですけど、それでも私はまだ見ぬヤフードームのことが気になって仕方がなかったので、思い切って強攻策を取ることにしました。 博多駅から地下鉄に乗り、最寄り駅の唐人町からは徒歩でヤフードームへと向かいます。 その日は試合の開催日ではなかったのですけど、応援グッズのお店等があるので、そこそこ楽しめることでしょう。 そして、私の目の前に巨大なドーム球場が現れました。
夕暮れ時に初めて見るその建物は、大きくてとても存在感がありました。 それではそこのグッズショップでは、集めているパ・リーグ球団のレプリカユニフォームや、この間ナゴヤドームでの交流戦で見かけたB☆Bパペットを買うぞ~ そんな中で、やっとたどり着いたお店は………
なんと、閉店直後で完全に閉まっていたのです 非情な宣告をしている立て看板の向こうには、逆転サヨナラホームランを打たれ、ひざまずく投手のような私の姿がありました。
やむを得ず、そのまま博多駅に戻ったら、すでに引き上げ予定時間の30分前になっていました。これでは博多とんこつラーメンを食べている時間がありませんっ 結局、そちらでのお土産と一緒に駅弁を買うことにしました。 そしてムーンライト九州(上り)に乗り込み、20時30分頃に博多を出発しました。 ガタンゴトン………
さて落ち着いたら、先ほど買っておいた博多の名物駅弁のかしわ飯弁当をいただくことにしましょう。 ではいっただきま~す
そぼろと鶏肉(かしわ)が、鶏のだし汁で炊き込んだご飯と相まって絶妙な味を出しています。 それらと一緒に入っている小オカズも、なかなか泣かせてくれます。
その晩はあっという間に就寝してしまい、列車も順調に移動してくれたこともあって、翌朝6時頃には兵庫県の明石に到着しました。
旅行の最終日は、甲子園球場で高校野球を観戦しながら帰るということになっていましたけど、そこへ行くにはまだ時間が早すぎます。 そのようなワケで、駅のホームのすぐ向かいに見える明石城を散策することにしました。
そのお城は、駅から徒歩1分ととても行きやすいところにあります。 さらに、城内には3層の櫓2棟が現存してることもあって、見ごたえは充分です。
そのあとは喫茶店で待望のモーニングセットをいただきました。 今回みたいに旅行先で朝を向かえるようなシチュエーションでもなければ、なかなかこのような食事を口にする機会がないので、このメニューとの出逢いはとても貴重な体験となりました。
その後は電車で神戸は三ノ宮に向かい、そこからさらに阪神電鉄に乗り換えていざ甲子園に向かいました。 しかしよく考えてみたら、私はその日おこなわれる試合の組み合わせを知りませんでした。 できることなら我らが郷土代表の常葉菊川高校が出てきますように~ (かしわ手のつもり)
そして私は、8時30分頃に球場に到着しました。そこで私が見た光景は………試合開始時間の10時までまだ時間があるのに、チケット売り場にはすでに長蛇の列ができていたのです。
この球場は、昨年のオフの間に内野席部分で大改修がおこなわれ、外壁の一部はガラス張りに改変されました。昨年の様子からは雰囲気がガラリと変わりましたね。
また、スタンド下の通路にはたくさんのフードコーナーが設置され、内野席は全席ドリンクホルダー付きのゆったりとしたものになりました。 こうなるともう、球場というよりはむしろボールパークの趣(おもむき)ですな。
そのような中で、なんとか銀傘下の涼しい席を確保することができました。 その日はお盆休みで、しかも第一試合は報徳学園対大阪桐陰の関西勢同士の対戦なので、これほど混むのもムリはありません。 腰も据えたことですし、さあ、早く試合のほうを始めてください しかし、10時に近づいても試合が始まる気配がまったくありませんでした。どうやら11時に始まるみたいです。 二試合おこなわれるというのに、その時間では遅いのでは………しかし10時の時点ですでにスタンドは満員御礼になっていました。
そのうち、第一試合が始まりました。 序盤は報徳学園が優位に立っていたのですけど、中盤の正午に一分間の黙祷がおこなわれました。甲子園の試合は一旦中断して、サイレンが鳴り続ける間、スタンドの観客もグランドの選手も、戦没者の冥福を祈ったのです。 しかしその後はなぜか形勢が変わり、大阪桐陰が逆転しました。 結果は7対4で大阪桐陰の勝利。 佐藤由君、ナイスピッチングでした。
続く第二試合は、浦添商と慶応の対戦です。 そのうちの浦添商は、スタンドから時折指笛が聞こえる沖縄独自の応援でした。 一方の慶応側応援席は、「ダッシュ慶応」の応援歌など伝統的なものを感じさせました。 また点が入ると、肩を組み横に揺れて得点のテーマを歌うところはなんとも言えません。
さて試合のほうですけど、両者一歩も譲らない接戦となりました。 そして延長10回裏にに浦添商がサヨナラのランナーを迎え入れ、勝利をおさめました。 力道山のお孫さんの田村投手、負けてはしまいましたけど、よく頑張りました。
しかし、スタンドが満員の状態なのに、試合がすべて終わってしまったらどうなるのか……… 球場外に出るのも、帰りの切符を買うのも、電車に乗り込むのもすべて長蛇の列ということになりました。
やっとのことで大阪は梅田にたどり着いたのですけど、ここで忘れてはならないものがありました。 チロぱぱさんが以前紹介してくださった阪神百貨店にある九十九堂のクリームパン をお土産に買って帰らなければならないのです。 そのデパートの中も混んでいて、少々迷いもしたのですけど、なんとかお目当てのものを手にすることができました。
そして大阪駅から電車に乗り、23時には無事に自宅にたどり着くことができました。
例のクリームパンは、翌日の朝食でいただくことにしましょう。 看板賞品のノーマルなクリームパンは夏季は置いてないのですけど、その代わりに今回はヨーグルトクリーム入りのものを買ってきました。
お店の案内通りに冷蔵庫の中で冷やした後、表面だけオーブントースターで焼いたら………
表面がカリカリで、中からはひんやりとした酸味の効いた甘いクリームが出てきました。その食感はまさにシュークリームそのものです。
今回の旅は、途中アクシデント等に見舞われ計画通りにはいきませんでしたけど、目ぼしいところはしっかりと押えることができたのでよしとしておきましょう。 それから、今まで以上にその土地のグルメを堪能したのですけど、ほとんどといっていいほどテイクアウトだったような気がします。 それよりも、家族や白黒茶の犬猫が家の留守を預かってくれたから、安心して行ってくることができたということを忘れてはなりません。この場を借りて、礼を言っておきます。どうもありがとうございました。
また、私のつたない道中記を最後まで読んでくださった方たちにも感謝しています。
遠路はるばる九州まで、そして時間さえ許せば好奇心を満たそうとする探求心!素晴らしいです。
福岡ヤフードームでは裏切られましたが、甲子園ではいいカードの試合が観られて良かったですね。桐蔭は優勝したんですよね?慶応の試合はTVで観ましたよ!(アクオス携帯のTVで)
白黒茶々さんの旅日記はいつも楽しみです。次は秋のスピクラかしら?今度は足湯をゆっくりされてからお越しくださいね!
肉まんを包む袋の様なものも泣かせますねぇ
あぁ、是非大阪に行ったときには食べたいです!
それにしても、こんな内容盛り沢山の旅なのに、
ホントに横になってないんですねぇ。。
素晴らしい体力です!
お城も2つも見学できて、充実されたと思います。
そうそう、余談ですが、数年前に九州へ旅行へ行った
シロダヌキは、博多ラーメンを食べてて飛行機に乗り遅れたとさ。(笑)
しかし、電車の立ち往生の影響で行き当たりばったりになってしまった九州でのスケジュールは、強攻策の連続でした。
甲子園のほうはおかげさまで見ごたえのある試合を観戦することができました。大阪桐陰は今大会の優勝校ですよ
次回の電車の旅はもっとゆったりとしたものになることを願っているのですけど、やはり足湯は必須ですよね。
今回の一人旅は0泊3日の強攻策なので、多少のムリは承知の上です。それでも、次の日はまだ休みだったので、しっかりと旅の疲れを癒やすことができましたよ。
博多ラーメンはできることなら現地で食べてみたいですよね。 しかしその代償が飛行機に置き去りにされることだとは……… その後、無事に帰ることはできたでしょうか?
すごいなぁ。
美味しいものもしっかりゲット。
白黒茶々さん
欲張りですね
でも、高級なものではありません。
1個69円ですもの…。
うぐいすパンもすきだなあ!
大手町に行きました。将門の首塚なるものがありました。
門の写真を撮りましたので、BBSに貼りました。
お堀には白鳥が泳いでいました。
真っ白なスピッツみたいな大きな鳥です(ああ、御存じでしたか?それは失礼)。
美味しいものもできることなら、ゆっくり現地で食べたかったのですけどね。
それでも美味しかったのでヨシとしておきましょう。
大手門の写真を載せてくださり、ありがとうございます。 久しぶりに見る江戸城の姿はとても立派に感じます。 平将門の首塚はその近くにあるみたいなのですけど、私はまだ観に行ったことがありません。
白鳥の白さは………普段白いスピッツを見ているせいか、白色にはつい敏感になってしまいますよね。
記事を読ませていただいた私まで、
なんだか一緒に行った気分になりました~^^
留守を守ってくれたご家族にも感謝を忘れない、白黒茶々さん、ステキです!
一方、ノーマルのクリームパンのほうも気になるのですけど、これは時期をずらして再び買いにいかなければならないということでしょうか?
もしその賞品を手にした暁には、もちろんその様子をレポートさせていただきます。
やはり旅の醍醐味は、その土地の食べ物ですよね。