波と狛のつれづれ日記

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映画「どどどどどどどどどドラえもん・のび太の宝島」

2018-04-11 02:03:11 | 映画情報
こんばんは、白黒茶々です。
春が近付きつつある頃に、「♪どどどどどどどどどドラえもん」というフレーズが強烈な、星野源さんの曲が耳に入ってくるようになりました。 そのタイトルはズバリ 「ドラえもん」。「ドラえもんのうた」とか「夢をかなえてドラえもん」とかいうのではないのですよね。ちなみに、3月3日から公開が始まった映画「ドラえもん」の最新作「のび太の宝島」の主題歌でもあります。 これまで、数々の名アーティストがラえもん映画の曲を手がけてきたのですけど、そのほとんどが同作品をイメージして作られたこともあって、内容が抽象的だったり、歌詞の中に「ドラえもん」の「ド」の字も出てこないということが多々ありました。 そのぶん、星野源さんのものはダイレクトですよね。



今回の作品は旧作のリメイクではなく、オリジナルのようです。 しかも「宝島」なんて、海賊とか大冒険とか金銀財宝とかいったものを連想させるので、タイトルからして面白そうですね。 さらにそれに加えて、テレビCMなどで映画の名場面であろう映像が小出しに流され、私にじわりじわりと追い打ちをかけてきたのです。映画「ドラえもん・のび太の宝島」、気になって仕方がありません。

しかし、この時季の休日はスケジュールが埋まっていて、だからといって、平日の夜に行こうものなら、疲れから鑑賞中に寝てしまう恐れが大なので、避けなければなりません。
そのような中で、私は春分の日に急遽休めるようになりました。しかもその日は雨の予報となっていたので、映画鑑賞にはうってつけでござる ということで、私にとっての今年の映画事始めは、ドラえもん映画に決定しました。



………ということで、今年初登場のユナイテッドシネマ豊橋18であります。 ところが、この日は朝から混んでいて、駐車スペースを見つけるのも一苦労。 そこをなんとかクリアして、朝2番の上映を目当てにチケット売り場に並んだら、その回は完売ときたもんだ 子供にとっては春休み中で、親も付き合える雨の休日という条件が揃えば、混むのもムリはありません。そういうことならやむを得ない、その次の朝3番のほうで観ることにしましょう。

シアターはいつもは自由席なのですけど、その日は指定席となっていました。それらの席もすぐに埋まり、スクリーンには近日公開予定の作品の予告編が流れていました。



まずは、映画「クレヨンしんちゃん・爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~」にございます。中国のようですけど、舞台はしんちゃんの住まいのある春日部です。その市内にある中華街「アイヤータウン」で、しんちゃんたちカスカベ防衛隊は、伝説のカンフーぷにぷに拳の修行に励んでいました。そのアイヤータウンでは、ブラックパンダラーメンが大流行するのですけど、そいつは食べた人が凶暴化するのでした。 おかげで、春日部は大パニック そのような状況のなかで、マサオがカスカベ防衛隊を離脱するというのですけど、果たしてしんちゃんたちは春日部の平和を守れるのでしょうか!?
しんちゃん映画は、一度観るとハマると思うのですけど、今回の私はドラえもん映画に走ってしまいました。 いや、この作品は4月13日に公開が始まるので、体勢を整えて観に行けるのでは?ちなみにその主題歌は、ももいろクローバーZの「笑一笑~シャオイーシャオ!~」であります。



次は、こちらも春映画としてすっかり定着している「名探偵コナン」の、「ゼロの執行人」であります。 東京サミットが開催される会場で、突如大規模な爆破事件が発生 ………って、コナン映画のつかみは、ここのところこのパターンが続いているような。そこには、全国の公安警察を率いる警察庁警備局警備企画課(長い )・通称「ゼロ」に所属する降谷零こと安室透の影がありました。安室は、公共の安全と秩序を維持する公安側の人間のハズなのに………
さらにその事件で、コナン君側の毛利小五郎に疑いがかけられ、逮捕されてしまいました。果たして、コナン君たちはこの事件を解決できるのでしょうか?
コナン君が危険な目に遭うのはもうお約束みたいなものなので、避けられないみたいです。それならば、見てるこちらがハラハラしなくて済むように、彼には爆弾もはね返すほどの強靭な肉体を持たせてみてはいかがでしょうか?えっ、「マッチョなコナン君は見たくない」ですって?失礼いたしました。



とかなんとか言っているうちに、「ノーモア映画泥棒」が出てきてしまいました。しかし最近は、彼らの姿を見たあとも、映画の予告編やCMが続いていたりするのですよ。


※これはのび太の妄想です。

前置きが長くなってしまいましたけど、ようやく映画「ドラえもん・のび太の宝島」の本編が始まりました。



夏休みのある日、いつもの空き地でのび太たちは出来杉から「宝島」の話を聞いていました。それにすっかり感化されたのび太は「僕らも本物の宝島を探しに行こう 」と言い出したのです。



「だははは……… 宝島なんてあるものか 」そんな彼を笑う、ジャイアンスネ夫。それに対して、のび太は「もし宝島が見つからなかったら、鼻からカルボナーラを食べてやる」と言い放ったものの、決して確証があったというワケではありませんでした。



いつもだったら、のび太は「ドラえも~ん、宝島に行く道具を出して~ 」と、ドラえもんに泣き付くのですけど、今回は「鼻でカルボナーラを食べきる練習をするよ」と、最初からあきらめモード。 そう来られたら、ドラえもんは不憫に思ってしまい、「宝探し地図」なる道具を出しました。 「この道具を使っても、見つかることはないだろう」なんて言っているそばで、なんとのび太は日本の南大平洋沖で宝島を探し出したのです ちょうど同じ頃、テレビのニュースで同じ場所に新しい島が誕生したことを伝えていました。



これには、のび太は大興奮 ドラえもんに「組み立て帆船」を出してもらったのですけど、組み立てに失敗して、マストを折ってしまいます。 「ま、まあいいや、これ(絆創膏)を貼っておけば」「やれやれ………」そいつをなんとか完成させ、しずかちゃんも誘って、いざ出航 しかし、ジャイアンとスネ夫も付いてきてしまいました。
ということで、結局今回もいつものメンバーで宝島を目指しました。



翌朝、のび太一行は「蛍光方向クラゲ」に導かれて、ニュースが伝えていた新しい島に到着しました。 ところが、そこに水上バイクに乗った海賊が現れ、しずかちゃんをさらっていってしまったのです。 それだけではなく、島までもが巨大なガラスドームに包まれ、沈んでいってしまいました。もう、何がなんだか………
実は、それは島の形をした巨大な海賊船だったのです。



騒動が済んだあとの海には、気を失ったフロックという少年が浮かんでいて、クイズという名のオウム型ロボットが付き添っていました。のび太たちに助けられた彼は、先ほどの島型海賊船から逃げてきたことを激白したのでした。



一方のしずかちゃんは、セーラという少女と出合い、彼女が働く食堂のマリア亭を手伝うことに。セーラの得意料理のフレンチトーストは人気メニューなのですけど、それには映画のストーリーに関係する、深い意味があったのです。
しずかちゃんを助けるために、のび太たちは海賊船を追いかけることに。その際に、フロックはセーラの兄で、さらに文明の進んだ未来の世界からやって来たことが判明しました。



海賊たちを率いるシルバーという男は、地球のエネルギーを吸い取り、海賊船で宇宙に避難するというその名もズバリ「ノアの箱船計画」という恐ろしいことを企てていたのです。彼は、遠い未来の世界では、地球は破滅へと向かっていて、宇宙に逃れるしか道はないと言うのですけど………

なんとシルバーは、フロックとセーラの父親だったのです のび太たちはフロックとともにシルバーの海賊船に乗り込むのですけど、果たして「ノアの箱船計画」を阻止することはできるのでしょうか



この作品は、全体の流れはハズせないものの、個性的なキャラクターにもグッときます。 まずは、クイズというオウム型メカです。その名のごとく、言いたいことはすべてクイズで問うのですけど、私はなかなかピンとくることはできませんでした。 それでも、話の流れを止めてはいけないからでしょうか?ドラえもんたちはそのクイズには即答で、しかもすべて正解していました。



次は、救命イカダです。すでにご存知の方もいると思いますけど、ドラえもんの道具です。クイズの言う「イカということを激しく主張する乗り物って、な~んだ?」の答えでもあります。それよりも、イカの形をしている筏って、グッときませんか?



あと1つは、シルバーであります。 彼は海賊船の船長です。かつては穏やかな優しいお父さんだったのですけど、ある出来事がきっかけで人が変わってしまいました。人類を滅亡の危機から救うために、恐ろしい計画を実行しようとしているのですけど………
不謹慎ながらも私は、彼の影があり、目つきが冷たく鋭くて、ドスの効いた低い声でしゃべるところがカッコいいと思ってしまいました。 それに、船長の衣装も、よく似合っていますし。そ の声を担当した声優を見ていったら……… なんと、大泉洋さんではありませんか

つかみからして、観るものの冒険心を掻き立てる内容だと思っていたのですけど、予想外の展開となりました。 それでも、笑いあり涙ありで、話の展開もいい流れで、最初から最後まで楽しむことができました。 また、その中には心に残るセリフもたくさんあったのですけど、のび太がシルバーに問いかけた「大人が言うことって、すべて正しいの?」というセリフには、グサッときました。 どどどどどどどどど……… いや、映画「ドラえもん・のび太の宝島」は現在でも公開中です。気になる方は、歩いていってもまだ間に合うので、映画館にお向かいくださいませ。


本編が終わり、星野源さんの「どどどどどどどどど………」の曲とエンドロールが流れている段階で、シアターをあとにする方もいましたけど、映画の「ドラえもん」はそれらの後に、次回作の予告というか短いヒントが出てくるのですよ 気になるその内容は………
「のび太の宝島」を終えたドラえもんは、引き続き船に乗って航海していたのですけど、地球が天動説の形をしていて、その世界の果てに行ってしまい「うわ~ 落ちる」と。そこで見上げた月では、ウサギの影が餅つきをしていました。 これは………
地球や月に関わる話なのでしょうか?何にしても、過去にやったもののリメイクではなく、オリジナルとなりそうですね。こちらの作品は来春公開されるので、気になる方は覚えておいてくださいませ。


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2 コメント

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Unknown (袈裟切り地蔵)
2018-04-12 06:17:04
メガドンキ豊橋になったら、駐車場が、すごくにぎやかになったでしょ。前よりね。
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袈裟きり地蔵さん♪ (白黒茶々)
2018-04-14 08:18:18
あの場所にメガドンキホーテがあると、何かと便利ですよね。そういう私も、映画のあとにその金券ショップで、ちょっとお得な青春18きっぷを買っていきました。
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