こんばんは、白黒茶々です。
前回から、私は波&狛とともに豊橋市に来ています。 こちら方面を訪れたら、やっぱり………
現在は豊橋公園となっている、吉田城にも寄っていきたいですね。 こちらのお城は16世紀初頭に牧野古白によって築かれたのが最初と云われています。 以降は今川家や徳川家の攻防戦の舞台になったりして、天正18年(1590年)に入った池田輝政(その頃の名前は照政)によって、近世城郭に改築されました。
豊川沿いに立地する平城で、特にそこに面するところは堅固な石垣で固められています。 ということで、今回はそちらから入っていくようにしましょう
立ち入り禁止にはなっていないので大丈夫だとは思うのですけど、このたび初めて本丸の東側の空堀の底に潜入してみました。 こちらからは、最近発見された池田輝政時代の石垣を見上げることができました。
さらに、模擬鉄櫓(くろがねやぐら)の下まで来ました。 城内で最も高いこちらの石垣も、輝政が築いたものなのですよ。
せっかくなので、模擬鉄櫓を本丸の地上レベルからも撮ってみました。 こちらは無料で公開されていて、主に吉田城や城下町に関する資料が展示されているのですけど………
なぜか能面をかぶったり………
池田輝政を擬似体験できるコーナーもあるのですよ。
さらに園内を巡っていきますよ そうしていたら………
豊橋がNHK連続テレビ小説「エール」の第2(第3?)の舞台とロケ地になったことを記念して、花のステージ「エール」が新たに設けられていました。 曇り空の下で撮ったら露出に失敗してしまったのですけど、エールの物語にちなんだピアノ型とハート型の花のオブジェや植栽があるのですよ。 フォトスポットとしても使ってもらいたいとのことなので、今度来た時には改めて撮っておきます。
そうそう、「エール」はこの豊橋公園でも何回かロケがおこなわれていましたね。 それらの中でも………
ドラマの終盤で、古山裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の一人娘で看護婦(看護士)の華(古川琴音)が、女性に人気のロカビリー歌手でも実は誠実で心優しい霧島アキラ(宮沢氷魚)という青年に告白されるシーンはグッときました。
「付き合ってほしい。キミのことが好きなんだ。隣にいると落ちつくんだ」というアキラに、華は「そ、そういうの、よくあるんです……… 患者さんの一時の感情で………」慌ててしまいました。 そんな彼女に、アキラは「生半可な気持ちで言ってないから 君の気持ち、聞かせてほしい」と迫ったのでした。
私は、このシーンは豊橋公園で撮られたというウワサをどこかで聞きました。 それならば、その場面に出てきた「アキラ告白の樹」はその園内にあるハズです しかもその樹は、ゾウのようにもタコ足のようにも見える奇妙な形をしているので、もし本当に豊橋公園にあるのなら、根っこだけに根気よく探せばきっと見つかるハズ。 その結果………
あった、ありましたよ 根っこの大きさや曲がり具合が、ドラマに出てきたものと見事に一致。この場所で間違いない 背景に映っている木の具合は違うのですけど、ドラマの撮影ではカメラの高さが違っていたのか、遠くからズームで撮ったと思われます。
アキラのアタックはじわりじわりと効いてきたみたいで、帰宅後に華は母の光子(薬師丸ひろ子)に「お母さま、ご心配おかけました。運命の人、見つかりましたー 」嬉しい気持ちを爆発させたのでした。
この「アキラ告白の樹」は、恋愛成就のパワースポットになるかも知れませんね。 さらにドラマのシーンと同じように、アイスを食べながらやれば、より効果が表れると思います。 とはいっても、想いを寄せている人に告白するのには勇気がいりますよね。その時には「エール」によく出てきた「やらずに後悔するより、やって後悔したほうがいい」という名言を思い出してください。
もしそこで失敗するようなことがあったら、場所を花のステージ「エール」に改めて、敗者復活戦をしてみてくださいませ。