こんばんは、白黒茶々です。
初詣などのお正月の一連の行事が終わり、これから通常モードから節分に入っていくところなのですけど、波狛日記はこのあたりで一旦季節ネタから離れさせていただきます。 というよりは、昨秋にあったことが昨年のうちに放出しきれなかったので、このあたりでその話をさせていただきます。
ということで、コロナの勢いが今よりは少なくて多少の行き来はできていた、昨年の11月の下旬にさかのぼります。 私は土曜日の夜に荷物をまとめ、波&狛と車に乗り込んで西のほうに向かっていきました。 さらに、私にとってはその年初めてとなる東名高速道路に入っていき………
その途中にある上郷サービスエリア(下り線側)で、休憩していきました。 そこから45分ほどで………
尾張一宮パーキングエリア(下り線側)に到着 翌日の日曜日は朝から行動したいので、ここで車中泊をしていきます。
夜が明けてから、朝散歩の代わりにそのPAのドッグランを利用させてもらい………
波と狛は、こちらでご飯を食べさせました。 そのあとは支度を整えて、私たちは木曽川を越えて岐阜県内に入っていきました。 そのようにしてたどり着いた、その日最初の目的地は………
羽島郡岐南町にある珈琲工房BARISUTA(ヴァリスタ)さんというカフェでした。 こちらでの目的は……… すでにタイトルにも出ているのですけど、モーニングですよ
私たちは、このお店の開店時間の8時の数分後に来たのですけど、駐車場は混んでいてギリギリ止められる状態でした。
席についたら、メニューを選びますよ とはいっても、私にはすでに心に決めてきたものがありますけど。 それにしても、そのメニューは充実していますね。しかも、ドリンク代だけで食べることができて、朝の時間帯を過ぎてもそのサービスが続くなんて。
ちなみにドリンクのラインナップは、このようになっています。 いずれのものも名前からして気を惹かれるのですけど、やはりヴァリスタ初心者としては、基本型から入ることにします。 それからしばらくして………
お待ちかねのモーニングメニューが運ばれてきました 玉子サンドにサラダ、スパゲティと、なんと茶碗蒸しまで付いて、ドリンク代(ホットコーヒー)の420円(税込み)だけとは、なんてリーズナブルなのでしょうか しかも岐阜モーニングには、茶碗蒸しが付いてくることもあるのですよ。これらの相性はよく、美味しくいただくことができました。
メニューは申し分ないのですけど、ひっきりなしに動き回る店員のおばちゃんは明るく気さくで、店内の雰囲気もよかったです。 このお店が人気のワケが、よくわかりました。 心もお腹も満たされた私は、岐阜市の岐阜公園に………
しかし、その周辺の駐車場はどこも満車で、少し離れた長良川沿いの第3駐車場は……… こちらも入れませんね。 紅葉狩りの時季+金華山の登山ブーム+放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台+大河ドラマ館開設中、………などがあって、混んでいるみたいです。 駐車場の整理係の方が「さらに離れたところの大河ドラマ館の臨時駐車場からシャトルバスが出ているので、そちらをご利用ください」と勧めてくれたのですけど「ワンコ連れなので、ムリです」とお断りしました。 そのあとも「こちらで粘っても構いませんけど、いつ入れるようになるかわかりませんよ」「合点承知の助です 」なんてやり取りがあり、私は長期戦も覚悟したのですけど、間もなくして運よく駐車することができました。
………ということで、ようやく岐阜公園にたどり着けましたよ 公園の入口には立派な門と青年時代の織田信長像があり、後方の金華山の山頂には岐阜城の模擬天守が見えます。
その岐阜公園では、菊人形と菊花展をやっていました。 ちなみに波と狛の後ろにあるのは、明智光秀と帰蝶(濃姫)にございます。
こちらには、帰蝶の父の斎藤利政(道三)と家来の菊人形がありましたよ 雑兵・足軽まで花で飾られていて。敵兵がこの姿のまま戦場に現れたら、つい戦意が萎えてしまいそうです。
そうそう斎藤道三といえば、ロープウェイの山麓駅に入ると、モックンのリアルな蝋人形が出迎えてくれます。
※一応モックンの像ではあるのですけど、せめて「モックンが演じた斎藤道三の蝋人形」と表現してもらえないでしょうか?(編集部注)
菊人形や蝋人形は期間限定なのですけど、常設のものとしては園内に板垣退助の銅像があるのですよ 明治時代の政治家だった退助は自由民権運動を推し進めていて、明治15年(1882年)4月6日にこの岐阜公園でも講演をしました。 (「公園」で「講演」って……… )その帰り道で暴漢に襲われ、短刀でめった刺しにされたのです 幸い命に別状はなかったのですけど、この時に発した彼の言葉は、あまりにも有名です。
「ボーイズ ビー アンビシャス!」
※ち、違います!確かに板垣退助氏はクラーク博士と姿が似てなくもないのですけど、彼が言ったのは「板垣死すとも自由は死せず!」ですっ。(編集部注)
また、現在岐阜公園となっている場所は、かつて岐阜城の信長館があったところでもあります。 またしても撮影の際の露出に失敗してしまいましたけど、発掘調査や整備が進みつつあるこの場所には………
信長がいた頃には、池泉を囲むようにして、立派な御殿や楼閣が建ち並んでいました。 その一角には………
大正6年(1917年)に建てられた三重塔が聳えています。 築100年目となる平成29年(2017年)に保存修理がおこなわれ、朱色がより鮮やかになりました。
信長館跡の紅葉も、色鮮やかですね。 こちらでまったりとした時間を過ごしたあとは………
いよいよ金華山に登りますよ 今から、岐阜公園の入口から見えていたあのかなり高い山の上にある岐阜城を目指すのですけど、標高は329mもあるのですよ 私は7年ぶり。波と狛にとっては初めてとなるのですけど、果たして無事に登頂することはできるのでしょうか?次回に続きます。