波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

助けて、蜘蛛男!

2008-04-19 00:51:35 | その他
こんばんは、箔ですワン。
今さっき二階のほうで、なにやらお母さんの悲鳴みたいなものが聞こえて、お父さんがそちらに駆けつけていったのだ。 せっかくおれっちは茶の間で気持ちよく寝ようとしていたというのに……… 果たして、お母さんの身に何があったのでしょうか、そちらに中継をつないでみることにします。 お父さん、そちらの様子はいかがですかワン?



はい、こちらは白黒茶々です。
人前では滅多に寝ないという箔が横たわっている貴重な画像、いかがだったでしょうか?本当は気持ち良さそうに目を閉じていたのですけど、カメラのシャッターが下りた瞬間に目を開けられてしまいました。 箔にとって寝姿を撮られることは、切腹に値するということでしょうか?………えっ、箔母さんがどうなったかですって。スミマセン、つい話が脱線してしまいました。 では、順を追って語っていくことにします。



啓蟄の少し前のことになりますけど、黒ちゃのアンテナが突然作動して、あるものに集中し始めました。 ま、まさか………アレが出たのか その視線の先を追っていったら………



いましたよ。 今年の初蜘蛛が その画像は、世のお母さん方たちにとってはショッキングなものになると思うので、ここは少し隠しておくことにします。 しかし、モザイクならともかくとしてその姿を完全に塞いでしまったら、そこにいったい何がいるのかワケがわからないことになってしまいました。 とにかく、そこに大きな蜘蛛がいるという前提で話を進めていきたいと思います。

箔母さんとたつぴはその蜘蛛を目の当たりにして、ただただビビるのみだったので、ここは私の出番ということになります。 それにしても大きな蜘蛛ですね。蜘蛛に立ち向かっていく男といえば………蜘蛛男、それを英語にすると………、そう、スパイダーマンですよ スパイダーマンといえば………

昔、私がまだたつぴぐらいの年齢だった頃に、和製の実写版スパイダーマンというものが放送されていました。 普段は人間の姿をしているのですけど、敵が現れ、それに立ち向かうために変身の音頭を取ると、天から全身タイツが降りてくることになっています。 そしてその際に、なんと背中のチャックをち~~~っと閉めるのですけど、私はなぜかその場面が一番好きでした。 しかし今考えると、それは着ぐるみが首抜けするのと同じくらいの功罪のような気がするのですけど……… あとそのスパイダーマンには、レオパルドンという巨大ロボットに乗り込んで戦うというオマケも付いていました。
これを観てしまうと、オリジナルのものは異質に、いや、物足りなく感じてしまいます。 と言いつつも、果たして異質はどちらのほうになるのか………

「○○(私の本名)さん、○○さ~ん、ぼ~~~っとしていないで、早くなんとかしてよ 」「はっ 」私はそこでようやく我に返りました。「いかんイカン、つい思い出に浸ってしまった 」ではこちらも戦闘シーンに突入といきますか。
「あっ、あれ 」ところが、蜘蛛を捕まえようとしたら、スルリとかわされ、さらにタンスの隙間の中に逃げられてしまいました。
「『前向きな失敗は許されることなので、大いにおやりなさい』by常葉学園菊川高校監督森下知幸さん ということでよろしいかな 」
 なんてことをしてくれたのっ 、これじゃあ今夜は安心して寝られないじゃない 」しかし、箔母さんの体は怒りに震えていたのです。
とかなんとかやっていたら、例の蜘蛛が再び登場したのですけど、今度は無事にゲットすることができました。
実は………私は虫けらの一匹も殺傷することができない性分(ただし蚊の類はその対象外)なので、今回捕らえた蜘蛛は素手で包み込み、そのまま外に逃がしてあげました。 「これでもう安心だね 」「ははは………ありがと、それはもういいから、頼むで早く手を洗ってきて 」
しかし、箔母さんはねぎらいの握手を拒否しただけではなく、私のことをえんがちょしてきたのです。

今回の蜘蛛は、たまたま私が居合わせたときに見つかったので命拾いしたのですけど、これがもし箔母さんが単独の場合だったとしたら、溺れるほどの殺虫剤を浴びせられるか、または掃除機の「強」で吸われるかのどちらかだったと思われます。
蜘蛛は家の中の害虫を食べてくれる益虫なのですけど、我が家ではその理屈は通用しません。 蜘蛛全般に忠告しておきます。ウチの近辺ではどうか箔母さんの目に触れないところで行動してください。 
コメント (18)
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