波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

箔の東海道中膝白毛

2008-04-09 01:21:46 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
拙者、ただ今から相模国を目指して旅にたつところでござる。



もちろん、旅のお供にはうっかり箔兵衛を連れていきますよ。



そんな感じで日曜日の朝、私たちは日の出前に家を出発し、5時台の電車に乗って行きました。 さあ、これから各駅停車の長旅の始まりです。



電車に揺られること約1時間で私たちは、かつて東海道の宿場町だった島田に降り立ちました。そこでは乗り継ぎの間に駅の外に出て休息するつもりでいました。 すると、そこにたまたま通りかかったお姉さん方が箔を見て「かわいい~ 」と言ってくださいました。 確か、昨年の秋にここに立ち寄ったときにも同じようなことを言われたような気がするのですけど、とにかく飼い主としては気分はホクホクです。



さらに私たち一行は東に向かい、今度は熱海で下車しました。 このパターンは以前にも体験したような気がするのだ。………と箔が言っているみたいですけど、それよりもなぜその場所で変な顔をして頭の上に植木鉢を乗せているのか とにかく熱海に滞在できる時間はわずか11分、急がなければなりません。 私は足湯に片手だけを浸け、変顔中の箔をキャリーに押し込み、電車に飛び乗りました。

箔の指摘はいいセンを行っているのですけど、ちょっと違います。 今回は小田原で降り、そのままあるところに向かって歩いていきました。そのあるところとは………
 


この時季、特に桜の散り際が美しい小田原城でした。 箔や、お城は夏に行った駿府城以来になりますけど、どんな感じですか?



………って言っていたら、今度は頭の上に人を乗せているではありませんかっ ちなみにこの写真は決して狙って撮っていたというワケではありません。
ところで、「小田原城とはいったい何ぞな?」という人のためにも、ここで少しその解説をば。 このお城は戦国時代は北条氏の拠点になっていて、幕藩時代は関東の入り口の要所として重要な役割を果たしてきました。そして現在そのお城の跡には、復元された天守や門、ミニ動物園、ミニ遊園地等があって多くの人で賑わっています。 ではせっかくなので、箔と一緒に城内をご案内することにしましょう。  



まずは本丸内に鎮座するゾウさんです。 なぜかこのようなところにいらっしゃるのですけど、箔が興味津々の様子ですね。 では次に参りましょう。



小田原ゾウを過ぎたところには、本丸の正門でもある常盤木門(ときわぎもん)があります。ちなみにこの建物は、昭和45年頃に木造で復元されたものです。 その門をくぐって、石段を降りていったところにあるものはというと………



かつての二の丸に、こちらも11年ほど前に木造で復元された銅門(あかがねもん)でございます。 その門をくぐっていったところで私たちを待ち構えていた集団が。それは………



北条手作り甲冑隊の皆さんです 彼らは甲冑を心から愛する人たちの集まりなのですけど、自分たちで作った作品を公開する場所を探しているみたいでした。せっかくの機会なので、私と箔は一緒に写真に納まってもらいました。
………いったい何をやっているんだか という箔の声が聞こえてくるような気がするのですけど、気にしない気にしない。



さらに城址公園を散策していったら、あちこちで桜の咲いている様子を見ることができました。 さあ、今日一日ここで思いっ切り遊ぶぞ~
………じゃなかった。 本来の目的はこの先にあるのでした。 その目的を果たすために、私と箔は再び電車に乗り込み、さらに東のあるところに向かうのでした。   (つづく 
 
コメント (18)
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