沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

祝10年の高級ランチ 海は高波

2014年09月08日 | スキルアップ
  結婚10年目の記念日(8郎家は入籍日ではなく挙式日としています)、家族3人で高級ランチを食べてきました。場所は那覇市の高級ホテル、リーガロイヤルグラン。那覇港が一望できるレストランです。エレベーターから見える景色も爽快です。11月に日米野球が行われるセルラースタジアムも見えました。チケット取りたいっ。
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 ロビーでは絶景を背に写真を撮ろうとする妻。その執念に押されたのか直立不動の息子です。
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 案内された席は窓際ではなかったので、うらめしげに隣席越しに撮影。慶良間が晴天だ~。
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 定番ランチのなかから、8郎はエビフライ(10年前なら絶対肉だったでしょう)、妻はスズキのムニエルを選択。ソースが多すぎて鈴木さんが見えねー。
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 それぞれ2300円。おいしゅうございました。ハーフブッフェの前菜もよかったです。ただ、スイーツがいまいちだったのと、ドリンクがホットコーヒーだけというのは残念でした。費用対効果からいうと、近くのnahanaホテルの1600円ランチのほうが断然お得です。ま、記念日だからいいか。
 両親の記念日を祝ってくれたのか、頼みもしないのに10郎が撮影してくれました。うまくとれているじゃないか!
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 10年前のこの日、多くの友人達に祝ってもらいました。今も感謝の気持ちでいっぱいです、これからの10年も家族仲良く過ごしていきたいです。
   
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 小型船舶試験を受けてきました。合格発表は11日なんですが、手ごたえとしては「かなりきつい」です。というのも大きな(?)ミスを二つ犯してしまったからです。一応精一杯の人事を尽くしたので11日の天命を待つばかりですが、とりあえず、試験の流れをご報告いたします。
 6日は朝から豪雨。風も強くて不安に。もしかして中止かとは思いましたが、連絡もないので、会場となる沖縄市泡瀬の沖縄マリーナに愛車エクストレイルを走らせました。
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 ステーキ屋のサムズバイザシーと同じ建物にある試験会場に着いても風雨は収まらず。不安も強まります。学科試験は8郎と同じ小型船舶1級に4人。特殊に4人(家族連れでした)が受験していました。学科は2時間20分。8郎は最後まで席に残り頑張りました。最大の難関「海図」3問も、ラスト2日間での猛勉強(?)が実り、全問正解でした!(終了後に回答が張られます)。合計でも84%は獲得。合格ライン70%を超えたのでほぼ大丈夫かと思います。各分野ごとに60%以上という隠れた制限もあるのですが、それもクリアしていると信じることにします。
 ということで、本命の実技試験へ。教官が「これだけ雨が降っているのでカッパはもってきますよね。持っていない人はいますか」。8郎が手を上げると教官は「え?」とわざとらしく驚いた表情。これも試験のうちだといわんばかりです。そんなのテキストには書いてなかったよな~。受験者は4人のうち8郎含む2人(ほかの二人は免除かほかの理由があるようです)。実技会場へ移動する間に、念のため車のトランクを探すと、古いカッパがちゃんと置いてありました。よかったよかった。
 試験船はDVDで見た船とほぼ同じタイプだったのでひと安心。これがツークラッチだったら十分なイメトレができてないっす。しかし、依然風は強く波も高かったので不安は募る一方。さらに、8郎ら受験生二人と教官のほかに、なにやら怪しげなおじさんがついてきます。教官いわく「こちらは国交省の方でわたしを試験しにきているので気にしないで下さい」。そうか、8郎たちとは関係ないのか、よかったよかった…って。これは教官の採点が日頃よりいっそう厳しくなることを意味するのではないですかー!?
 最初の「ロープ結び」はもう一人の受験者U君がもやい結びで、8郎は一番簡単な巻き結びでした(ホッ)。仕事を終えた深夜の帰宅後、一人きりの練習が実り完璧でした。いざ、船に。U君はおそらく20~30代。聞くと漁業関係者で海事代理士(海事手続専門の国家資格者)や大型の免許?は持っているとのこと。ほぼプロじゃないですかー。運よくU君が先でした。試験は二人交代制なので、彼の技を盗み見ることができるぞ。
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 U君は慣れた様子で船を操ります。8郎はスピードを上げるレシーバーで手間取ります。かなり固いのでエンジン回転数を維持するのが難しかったです。久々にのどが渇くほど緊張しました!一人あたり約40分ほどで終了。8郎が自分でも明らかに分かる失敗は、向かってくる船を右によけて進路を戻さなかったことです。戻そうとしたら右遠くに大型船がやってくるのが見えたので判断に迷い、右に旋回を続けたのです。教官が「ストーップ。非常に危ないですよ」。一応説明すると、8郎が正しいやり方を知識として走っていたことは理解してもらったのですが…。
 もうひとつは着岸でぶつけてしまったことです。教官がこわい顔で「くれぐれもぶつけないでください。ぶつけるくらいなら離れてください」と叫びます。「しまった。これで合格はかなりきつい」と無念に包まれた下船となりました。実技受験代約2万円を海に落としてきたような心境です。帰りの車がとても運転しやすく思えました。 
 
 以下が不合格ではないかと思われる減点ポイントです。
①船の避け方を間違った(知識としては知っていたのにあの大型船がっ) 
②着岸でぶつけた(高波が大きく起因しています。U君だってぶつけていました)
③人名救助でフックを使った(教官が「人名救助なのでフックを立てておいてください」と言ってたので使っていいものだと判断。どうなんでしょう)
④安全確認をところどころ忘れた(万全を尽くしたつもりですが今となって思い出すと…)
⑤国交省のお方が同席していた(も重要な要素だと思われます)  
 ネットでみると、これだけミスった人でも受かっているようなことも書いていますが、何で完璧だったのに落ちたんだという嘆きのレポートもあります。
 帰り際、乗車する際に教官と近かったので、「やはり船をぶつけたのは大きな減点ですか」と聞くと、教官は「大きいという事はないが満点ではないですなー。ははは」と笑顔で答えてくれました。あの笑顔がうそでないことを祈ります!(笑)
 


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