沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

あきらめ?の秋

2016年11月11日 | 読書

  先日書いた通り、気管支炎による高熱に苦しんだ8郎です。熱は3日くらいで収まりましたが、ひどい咳が1週間ばかり続きました。会社も2日休み、先輩同僚に迷惑をかけてしまいました(謝)。計画していた2年ぶりのキャンプももちろん中止です。10郎、ごめんよ!

 沖縄の空もようやく秋の模様です。恒例のテラスからの朝日ショットです。

  やっと体調が回復したので、家族3人、車で北中城村の「ハンタ・バール」というイタ飯店に初めて足を運びました。

  中城湾を一望できる立地。ここからの朝日は、8郎家マンションも及ばないことでしょう。

  日差しがそれほど強くなかったので、テラス席を選択。不思議なことに店内スタッフはすべて若い男性という不思議な店でした(しかも近所の兄さん的な。笑)。きれいなお姉さんでなかったのが不満だったのか、苦々し気な10郎(笑)。お子様用チーズカレーはおいしゅうございました。

  8郎はステーキを注文。とてもおいしゅうございました。妻の豚肉料理はもっとおいしかったです。でも3人で4000円超! かなりのぜいたくとなりました(汗) でも価格の元は取れるお店だと思います。記念日などにどうぞ。

 風邪で寝込んでいるときに、本を数冊読みました。特に面白かったのが、「64(ロクヨン)」「桶川ストーカー殺人事件~遺言~」の2冊です。「64」は言わずと知れたベストセラー作家、横山秀夫の長編です。映画化、BD化もされていますね。激オモでした。重厚なストーリーと想定外の結末、そして読んだあとの余韻。どれをとっても横山秀夫はすごいですね。

 一方の「桶川ストーカー殺人事件」は骨太のンフィクション。事件そのものは10数年前にかなり有名だったのでほとんどの方が記憶にあるのではないでしょうか(この事件をきっかけにストーカー規制法成立への動きが始まりました)。清水潔さんという週刊誌記者が警察に先駆けて真犯人を突き止めた伝説の事件です。ジャーナリズム魂を持った清水記者が、幾多の困難にも真相解明の執念をあきらめずに警察の腐敗とマスコミの堕落をあからさまにしていきます。この清水さんの功績は、犯人を捜したことより、警察の堕落ぶりをあばき、「死人に口なし」である被害者の人権を回復したことが最大の功績だと思います。ジャーナリズムの塊である清水さんは今では週刊誌記者をやめ、大手テレビ局に籍を置いて取材を続けているようですね。

  どちらも長くて重い内容ですが、秋の夜長を短くするほど読みごたえは十分です! ぜひ。

 高熱にうなされながら読んだので余計、印象に残りました(笑)。

 

 先日、会社から帰宅しポストを除いてみると、管理業務主任者試験の受験票が届いていました。しかし今年は宅建試験に落ちたこともあって、こちらにエネルギーを注入するわけにもいかないので、受験を諦めました。宅建と同様に受験日に会社のイベントがあるのも理由の一つです(泣)。出費を採決した妻に申し訳なく思っています。

 8900円の表記が泣かせるぜっ。

 

 例年同様、社内で人事異動希望の案内がありました。8郎は3年連続で同じ部署を希望申請しました。何度も書きますが、うちの会社の人事権者は説明責任から逃げまくるどうしようもない汚ねえやつなので、8郎の希望は今度も叶わない可能性がすこぶる高いのですが、意思だけは示しておかなければなりません。専門的なことに終始する現部署では、サラリーマンとしての50代からの展望が描けないと思っているからです(まあ、どこにいても家族のために頑張りますが!)。

 「しっぽを振るバカだけがかわいい」という権力者心理に健気にこたえようと、しっぽを振るだけでなく、仰向けになって腹までみせる文字通りの本物のバカたちを見ていると、愛社精神というのは年々薄れていきますね。落ちていく会社というのはこういうものなのでしょうね。誰が悪いのでしょうか。バカな人事権者でしょうか。違いますよ。しっぽを振って腹を見せる大勢のバカであることは間違いありません。

 大声で元気よく、常に建設的で前向きな意見をいい、人の文句をけして言わない、誰とでも話を合わせる調整能力をもち、上司の指示ならなんでもすぐに動く。そんな無責任で汚ねーやつ(確信犯的なうそつきです)が大嫌いな生涯ひねくれ者の8郎です。

   

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 さて、11月は好天が続きそうです。楽しみにしていた愛息のためにも、キャンプはあきらめずにもう一度計画したいです。実現したらまたご報告します! 


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