沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

アオの真実

2008年01月21日 | ダイビング

 先日、名護市近海でダイビングをしてきました。天然記念物にして絶滅危惧種ジュゴンの生息地として有名な湾です。同時に普天間飛行場の移設先に決まった辺野古も近く、移設工事が始まったときの環境破壊が懸念されています。

 昨年九月にアオサンゴの群落が見つかりました。北半球最大といわれる石垣の白保ほどではないのですが、それに次ぐ規模ということと、沖縄本島の東側に存在するということで、マスコミ報道により一躍脚光を浴びました。

 縁があって、地元のエコツアーを展開しているHさんという方に案内してもらいました。水深10㍍ほどのところに広がるアオサンゴ群落は、それはそれは美しい自然の造形物でした! 伝わるかなぁ。下写真です。 Photo

 ひだになっているそのほとんどがアオサンゴです(と思われます・・・)。確かにすごい群落ですね! ちなみにアオと言っても、見た目は青色ではないんです。実は中身の骨格が青いということが名の由来 なんです(だからと言って折って確かめたりしてはいけません)。 

 石垣、慶良間の折り重なるテーブルサンゴも素晴らしいで すが、こちらも景観でした。熱Photo_4帯魚も小粒ながらたくさんいましたよ。Hさんによるとマスコミ報道されてからファンダイバーの数が激増したようです。近くのリゾートホテルにはダイビングサービスもありますし、そこにとっては超目玉スポットなるのでしょう。いやいや、それだけでなく、北風が吹く冬、ポイントの選択に困る沖縄中のショップが押し寄せる可能性も多々(怖!)。そっとしておきたいというのは自然保護派のおごりでしょうか。どちらにしろ大事に有効利用してもらいたいものです。

※右写真は群落近くにあった巨大なハマサンゴ(と思われます)。これだけ大きくなるのに相当の年月をかけているでしょうね。

 残念ながらアオサンゴの中にあったはずのシャコ貝などがすでに密漁されているとのこと。Hさんは「荒らされる前に、早く保護のための自主ルールを地域住民でつくらなければ」とポツリ。同感です。

 さて、船に上がり港に戻る際、Hさんが対岸を指差しボソっと教えてくれました。「あれが所ジョージの別荘」(!)。確かにありました。広大なリゾートホテルの隣に、負けず劣らず広大な敷地面積を持つ別荘が!(下写真)

Photo_2

 広いでっすねぇ~ (かつての所ジョージ風)

 あぁ、所さんと友達になりたい・・・。

 ※この別荘はTVなどで何度も放送されており、すでに有名ですぅ。

 さて! 気付けばハチロー、今回のダイブでめでたく30本達成となりました。ぱちぱちぱちぃ~。当面の目標である50本までは遠い道のりですが、この夏のアドバンスコース挑戦とともに、頑張っていきまっしょい!