沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

桜の山で「偶然」です

2008年01月20日 | 風物詩(やんばる)

 「日本一早い桜まつり」で有名な本部町八重岳に行ってきました。いやぁ、青空ピンクの緋寒桜(ひかんざくら)が映えていましたね。頂上付近はほぼ満開でした! 仕事の途中(同僚と二人)だったので短い時間でしたが、沖縄の一年で最初で最大の花の祭典を味わってきました。

Photo_2

 一応写真も撮っておこうと、車を降りポジションを探していると、ちょうどコンパクトカメラで桜を撮影している男性の姿が・・・。モデルにちょうどいい(ふふふ)と思い、勝手に男性を構図に入れてPhoto_3 ハチローも撮影(右写真)。

 すると、ファインダーの中の男性は撮られたのに気付いたのか、つかつかと近寄ってくるではありませんか! まさかこの程度のスナップで「肖像権」を主張するつもりじゃないだろうな(沖縄の男はそんなにセコくないはずだ!)とハチローは身構えました。

 するとその男性は近づきながらハチローの名を呼ぶのです!「お久しぶり!ARAですよ」と笑顔。ハチローも思い出しました。そうです、昨年の夏、辺戸岬ドーム、宮城海岸のダイビングでお世話になったダイビングガイドのARAさんだったのです。もう百回くらい言ってますが・・・

 いやぁ、沖縄って狭い!

 「偶然」の話で盛り上がり、結果、桜を背にしたARAさんの記念写真まで撮ってあげました。最初からモデルをお願いすればよかった(笑)。

ARAさんとのダイブについては過去記事を⇒「ディープ・ブルーからの生還」07/09/01記事

 帰路を急ぐ中、昼飯だけは食べようということで、別名「伊豆見そば街道」とも呼ばれる県道84号線の途中にある「むかしむかし」という店に入りました。ハチローは初めてでした。何Photo_4やら店名のとおり、昔ながらの沖縄すばを作っている店だとか・・・。しかし選択した理由はそれではなく、単に時間がなかったからなんです。そうです、同僚の「大丈夫よぉ、この店ならいつもガラガラだから。待ち時間なしどぉ」という言葉が妙に説得力ありだったもので・・・(超失礼!)。実際に注文してから出てくるのは1分ほどでした(笑)。

 確かに「昔のそばダシはこうだったんだろうなぁ」という、現代人にとってはかなりの薄味でした。麺は平麺でハチロー好み。しかし三枚肉が、昔ながらに塩味たっぷりだったので、それが残念。でもガラガラの割には、まずくはなかったっす!(フォローになってない?)

 勝手に番付⇒「好きなようにやれたら俺はこの番付で満足さ。入幕しなくても関取なんだから」とマイペース志向を見せる十両筆頭! 

 まぁ、古民家風の店造りで落ち着けます。ドライブに疲れた際、のどかな雰囲気を味わいたいという方にはオススメです。ついでに別メニューの「山羊のカルパッチョ」(!)に挑戦してみてはいかがでしょうか?(ハチローには無理っす)。

 明日は大寒というのに、毎日汗ばむくらいの沖縄です。