沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

大いなる青に浸りました

2007年02月28日 | ダイビング

Photo_128トラストを背景に、絵物語のようにロマンティックに描かれています(主役のジャン・マルク・バールを見るといつもダイブ師匠ヤスーン!を思い出すんだよなぁ)。モデルは実在ですが、ストーリーの大部分はフィクションです。涙、涙の感動作ではありません。見終わったあと、静かな、そして奥深い感動がじんわりとやってくるような映画です。ハチローの映画BEST5から、いつまでも外せないことでしょう。謎めいていて、そしてあまりにあっけないラストシーンは、評価が極端に分かれるようですが・・・。以前、ご紹介した「三丁目」が、ベタ過ぎる、という方(笑)、ぜひご覧下さい。更に音楽監督エリック・セラが自らダイビングを繰り返し作曲したというBGMも最高です!本当に海の底から聞こえてくるような曲です。ある意味、映画自体を超えた映画音楽だと思います(ハチロー夫妻も結婚披露宴の入場テーマに使用させていただきました。もちろん著作権料は未納です)。そうそう、これからご覧になると言う方に、注意点を二つ。(1)長いっす。170分くらいあります(2)女性受けはよくないようです(主人公のジャックが恋人よりイルカを選ぶので、当たり前か!)

 ところで、なぜ、ジャック・マイヨールの映画かというと、実は「与那国つながり」なのです。彼は与那国の海を愛していたらしく、何度か潜っています。その記念刻銘版も海中にあるようですね。また2000年にはいわゆる世紀超えイベント「与那国サンセットトークショー」でも来沖しています。日本好き、沖縄好きだったようです。ところが、その一年後、「寂しい」と一言残して、自ら命を経っているんですねぇ。人間の心の底は、海より深いんでし3ょうか・・・。

 さて、わが身を振り返ると、渡難の荒波にもまれてから、が不調です! 潜水の影響(耳抜きはできたけどなぁ)だと思いますが、特に右耳の聞こえが悪くなっています。韻を踏むならば「渡難の海でド難聴♪YO!」と言ったところでしょうか(ラップしてる場合か)。ミンカー(難聴の人)の遺伝子を持つハチロー、笑い事ではありません。明日、早速耳鼻科に行ってきます。今日は休診日でした。

 渡難の海をともに闘った器材一式を、もう一度水洗いして干しました。柔らかな夕日が乾かしてくれています。

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