沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

元気もくれるてびちの店

2006年05月30日 | 10郎

 今日の昼は那覇市西にある「嶺吉食堂」に行ってきました(右写真)。てびち(本Dsc_0426__1土で言う豚足を煮たもの)で有名な店です。大将が何と10時間煮込んで、油抜きをしているそうです。その美味しさから、鍋を持っててびちだけを買いに来る客も多いとか。ハチローも食べたことがありますが、マジで柔らかくて美味です。全体にゼラチンがぷるるんぷるるんしており、だしがしみ込んでいます。その時はてびちのほかにもたくさん具が入っているにつけを食べたのですが、一人では食べきれないくらいの量が出てきてびっくりした記憶があります。

 ただ、今日は時間がなかったのと、そんなにハイエナ状態ではなかったため、お得意のDsc_0428_1 ソーキそば(700円)を注文(左写真)。しかし、これは予想外に「標準レベル」でした!(謝)。てびちの印象が強すぎて、それをソーキそばにも求めていたのが間違いだったかもしれません。てびちにつけにすればよかったと思ったのも時すでに遅し・・・。まぁ、全部食べましたけどね。皆さんには、まずてびちにつけをお勧めします。でも、食べ終わってあと、動く気力がなえるほどの満腹感に襲われますよ・・・。良い意味でね。

 ところで、この嶺吉食堂、店内におばちゃんねーねーと言わなきゃ怒られそう!)が4名いて、配膳したり注文受けたりしていますが、皆さん元気元気! どっちが客なんだ?と思うほど、常におしゃべりしまくっています(笑)。といっても、仕事をさぼっているわけでなく、仕事をしながら(メニューを運んだり皿を片付けたりしながら)、その4名で楽しそうにおしゃべりしているのです。これはすごい光景です! かえってお客さんのほうが黙々と味わっています。ハチローも、何だか親戚の家に来て、親戚のおばちゃんらに食事を出されているような気分になりました。でも、これは悪い雰囲気ではないのです。行って見れば分かりますが、おばちゃん、いやねーねー達からエネルギーをもらっているような気がしますよ。仕事の悩みなんか何でもないさぁ~。はい、このてびち食べてまた頑張りなさい! とでも言われているかのような気持ちになってくるから不思議です。皆さんもぜひ足を運んでみてください。

 嶺吉食堂についてはこのアドをご参考に。http://www.churashima.net/gourmet/soba_museum/okinawa/mineyoshi.html

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