今日はかの有名な米軍嘉手納基地を見てまいりました。嘉手納基地は極東最大の空軍基地として、または沖縄県民を長年にわたって苦しめている基地として、その名を世界に知られています。ハチローも子供のころから名前だけは聞いていましたが、実際によ~く見たことはあまりなかったので(国道58号沿いのフェンス越しは除く)、嘉手納町によったついでにと、基地がよく見える「道の駅かでな」へと向かいました。その時ちょうど、頭上から耳をつんざくようなごう音で米軍の飛行訓練が行なわれていた、というタイミングもハチローを後押し。右写真は北谷町砂辺で車を止めて、歩道橋から撮影したものです。ごう音の犯人はやはり現在世界最強の戦闘機と言われるF-15イーグルでした。民間地のすぐ真上を飛んでいるというのが分かりますよね。
ちなみに「道の駅かでな」については、下記のアドレスをご参照に。決してお堅い場所ではなく、休憩所や飲食所などがある観光、ドライブスポットでもあります。今日は時間がなかったのですが、今度ハチローもゆっくり回ってみたいと思います。http://www.town.kadena.okinawa.jp/jigyou2/miti/index.html
格納庫が見渡せます。左写真でずらっと並んで駐機しているののはP-3C対潜哨戒機だと思われます。P-3Cとは米海軍の敵潜水艦向けのパトロール機らしいです。手前の壁からこっちはもう国道です。
ところでハチローがつい ところで、次々と着陸していました。素人カメラマン根性としては、どうせならタッチ&ゴー(離着陸訓練)を見たかったのですが、残念!(F-15ぎりぃっ)。200㍉レンズに1.7倍のテレコンを装着して撮影したのが右写真。前方がF-15、後方がC-135輸送機と思われます。見た限りではF-15は8基が着陸、格納庫へ向かいました。先日の脱輪事故など、すでに忘れたかのようですねぇ。
ところで、展望台には本土の中学生が修学旅行で来ていました。広大な嘉手納基地、断続的に離着陸する軍用機を目の当たりにし「かっこいぃ~」やら「トムキャットは飛ばねぇのかよ」(その年で知ってんのかよ!?)などなど、まだまだ歴史勉強が足りない発言が相次いでいました。中学生なら仕方ないような気もしますが、基地と軍用機は人を守るために作られたものではないということを、身にしみて感じる機会こそが、歴史勉強だと思います・・・。平和を願う小心者のハチローが、そう感じた嘉手納のお昼どきでした。
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