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5年は基本に集中で充分、の理由

学校別対策に反対する塾の先生はあまり多くはなくなったように思うのですが、それでも「どんな問題が出ても対応できる」姿をめざしている教室もまだあるかもしれません。

ただ、それはもったいなかったかもしれない、とは思うのです。

土台何校合格しようと、行ける学校は1校だけです。何校も合格して塾の実績にはなるかもしれないが、本人の負担が増えているだけかもしれない。要は一番行きたい学校の入試に沿って応用力ができればいいわけで、それ以外は本当のことを言えば不要なのです。

だから早めに第一志望を絞り込んでいくと良いと思うのです。

でもそうすると、その学校の出題傾向のものしかできなくなってしまうのではないか?と思われるかもしれませんが、実はそんなことはないのです。入試問題を解くためにはある程度の基礎力が必要であり、その学校の問題を解くことによって、その基礎が発展して応用力を培ってくれる部分が大きい。だから学校別対策をすることによって応用力の枝葉を広げていきましょう。

逆に言えば、5年生までの間はあまり応用問題に手を出さず、基礎をしっかり固める、ということで十分な部分があるのです。5年生でなかなか勉強が進まなければまず基礎だけやろう、という判断は決して悪いものではありません。




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遅い子に対する対応

中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
自分でやれる子は、塾に行かなくても良い






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ウチの子の学校別特訓がない!?

それぞれの塾が秋から学校別特訓をスタートさせます。

しかし、これまでの例で言うと、2月1日の上位校に限られることが多い。例えば神奈川で栄光、聖光は2月2日が受験日なので、この両校の学校別特訓はあまりないでしょう。どうしても2月1日校に限られることが多いのです。

多くの生徒はまず1日校を受験する。

そしてもし合格するとそれで受験が終了することになる可能性がある。つまり対策をしても合格する前に受けない、という選択が出てくる可能性があるのであれば、まずは1日校に絞った方が良い、ということなのです。

ただ1日校が第一志望でないと、この特訓が邪魔になる。それならば違うことをやりたい。

その通りだと思うので、その場合はやはりご家庭で第一志望対策を考えていった方が良いでしょう。






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ウチの子の受験、どうしよう?

中学受験 算数オンライン塾
6月19日の問題


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パターンで覚えない

例えば速さの問題で、歩幅の比と動きの比から速さを出す、という手の問題があります。

兄が3歩でいくところを、弟は4歩でいき、兄が2歩動く間に、弟は1歩動く、みたいな条件がついている。

ああ、あれね、ということで、簡単な問題だとすぐにできるでしょうが、これを出題側はいろいろひっかけに使う。

だから、良く問題を読まないといけないところがあるのです。

たくさん同じパターンの問題を解くのは、その意味ではあまり役に立たない。同じ形の数字換えは、ついパターン通りやってしまい、しかも正解になるからです。

なので、やはりその問題をそのまま考えられるように練習しておくことが大事。

数字換えの問題をやり過ぎないようにしてください。




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なぜ学校は、過去問をやってほしいと言うのか?






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差が開き始める時期

あまり難しくない時期はそれほど、出来に差があるわけではありません。

しかし、だんだん難しくなってくると、差が開き始める。

概ね5年生のこの時期ぐらいから、差がはっきり出ています。

まあ、それだけ算数をはじめ、各教科が難しくなっている、ということなので、やはりていねいに学習していくしかない。

5年生のうちは基礎をとにかくしっかりやることです。あまり、難しいことは後でも良い。

基本問題は確実にできる、というレベルはキープしましょう。






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算数の記述

中学受験 算数オンライン塾
6月17日の問題


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偏差値と問題の難易度

合格偏差値の高い学校がすべて問題が難しい学校か、というと、実はそうでもないのです。

だから、よく学校の問題を解いてみないとわからないところがある。

例えば模擬試験で合格可能性が高くても、実際の入試問題では歯が立たない、ということは良くあるし、逆に合格可能性があまり高くはなかったが、本番では学校別対策が功を奏して合格した、というケースもたくさんあります。

つまり合格偏差値と問題の難易度はリンクしないから、それぞれの学校に合わせて対策を組まないといけない。

偏差値ばかりに目を奪われていると、失敗しやすいので、しっかり学校別対策を考えていきましょう。




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気体や水溶液に関する問題






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自分はもっと勉強した?

今日、中学受験をされた保護者の方も多いでしょう。

ご自分が受験された時代と比べて、現在はどうですか?

そうハードですよねえ。こんなに塾に行ったっけ?とか、こんなに宿題多かったっけ?と思われている方も多いでしょう。

しかも人口は少なくなり、かつ、実は中学受験の定員は増えているのです。それにもかかわらず・・・。

だから、やはりこのままではいけない。

子どもたちの負担軽減を考えていかないと、子どもたちの成長に悪影響を及ぼすことが増えてくるはずなのです。

ということで、ぜひ、負担を減らす工夫をしてあげてください。いろいろなツールもまた、増えていますから。






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カリキュラムは進むが・・・

中学受験 算数オンライン塾
6月15日の問題


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もっと合目的的に考えるべき

今の中学受験は、塾主導なので、塾のやりやすさが優先されています。

だから、早い時期から囲い込まれ、なるべく長い時間塾にいてもらって、集合授業だから、なるべくみんな同じことをさせて、という流れになる。

しかし、子どもたちは当然個性が違うし、できることが違うし、志望校も違う。

そして学校も、それぞれに採りたい人材像があって、出題傾向があるわけだから、何も全部やらなくて良いはずなのです。

ここが一番、今遠回りさせられているところ。

本当はもっと合目的的に志望校に直線的に向かうべきなのが、そうではなくなって、さらに準備を長期化させられている。

流れに沿う人が多くなれば、塾の思うつぼ、というところはあるのですが、しかし、それだと一番大変なのは子どもたちなので、もう少し考えてあげてもらいたいと思います。




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手をかければかけるほど男子は幼くなる






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模試と過去問、できなければいけないのは?

もちろん、両方できる、に越したことはないのですが、模試の成績が良くても、志望校に落ちることはある。

しかし、過去問が出来ていて、模試が悪い場合は、まあ、それもありかなあ、という感じがします。

というのも、模試は、志望校の出題傾向を色濃く反映しているわけではない。

だから、できなくても仕方がない、という問題も入っているわけです。

やはり過去問ができる、というのが一番安心感があります。

で、最近過去問を11月にやっている塾があったりするそうですが、まあ、そこでできなかったら、どうするんだろう?とふと心配になります。

受験校を変える? 11月に及んで?

まあ、そういうやり方もあるんでしょうが、一生懸命志望校合格を目指してきた子どもたちのモチベーションはちょっと揺らぎますよねえ。






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個の課題は解決されているのか

中学受験 算数オンライン塾
6月13日の問題


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浪人しない

今の大学受験は、浪人を前提としないような流れになっています。

まあ、少子化だから、ということもあるようですが、しかし、そうなると、受験校での大学受験の準備はかなり早くからスタートしていることになる。

なので、高校での部活の引退も確実に早まってきているでしょう。

そこが、大学附属校との大きな違いになっている、という指摘はその通りだと思います。

だから受験校に入ると、割とあまりのんびりできない、というのはその通り。

実際に中学の過程を2年で終わらせて、1年ずつずらすカリキュラムは多くの学校で採用されているようで、その分、忙しいことは間違いない。

というのが、大学附属校人気を支えている部分もあるようです。




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一番伸びる時期







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最初にやらされるから、できない?

中学受験をスタートすると、もちろん最初からいろいろなことをやらされる。

あれをやって、これをやって、と先生からも親からも言われて、まあ、それがだんだんイヤになる原因かもしれません。

それでも、成績が良くて褒められたりすれば、モチベーションは維持されるが、そうでないと、さらにイヤになる。

だから、本当のことを言えば、本人ができるようになるぞ、と思ってからスタートしないといけない。

さらに言えば、何をやればいいのか、全部見えた方が良いのです。

とはいえ、最初からやらされている子がほとんどなので、むしろイヤになる前に、少しずつモチベーションや自信を植え付けられる方法を考えて行かないと、なかなか、スムーズに勉強が進まない、でしょう。






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1学年が70万人を切る時代

中学受験 算数オンライン塾
6月11日の問題


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