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5年は基本に集中で充分、の理由

学校別対策に反対する塾の先生はあまり多くはなくなったように思うのですが、それでも「どんな問題が出ても対応できる」姿をめざしている教室もまだあるかもしれません。

ただ、それはもったいなかったかもしれない、とは思うのです。

土台何校合格しようと、行ける学校は1校だけです。何校も合格して塾の実績にはなるかもしれないが、本人の負担が増えているだけかもしれない。要は一番行きたい学校の入試に沿って応用力ができればいいわけで、それ以外は本当のことを言えば不要なのです。

だから早めに第一志望を絞り込んでいくと良いと思うのです。

でもそうすると、その学校の出題傾向のものしかできなくなってしまうのではないか?と思われるかもしれませんが、実はそんなことはないのです。入試問題を解くためにはある程度の基礎力が必要であり、その学校の問題を解くことによって、その基礎が発展して応用力を培ってくれる部分が大きい。だから学校別対策をすることによって応用力の枝葉を広げていきましょう。

逆に言えば、5年生までの間はあまり応用問題に手を出さず、基礎をしっかり固める、ということで十分な部分があるのです。5年生でなかなか勉強が進まなければまず基礎だけやろう、という判断は決して悪いものではありません。




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