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ピークを入試に持って行く

カリキュラムが半年分早くなる塾が増えてから、ピークが入試の時に合わない子が出てきました。

もう少し早く入試が来れば良かったのに、と思えるケース。本人がもう勉強に飽きてしまい、何となく緊張感が抜け、ミスがまた増え始める。

ピークの期間はそれほど長くはありません。

気持ちも乗っているし、何よりミスが少なくなる。当然ある程度緊張しているから、いろいろなところに目が配れるようになるわけですが、まだ小学生だからそういう時間は続かない。

そんなに長い間緊張感を保つ、ということはできないからです。

だから、今はまだミスが多い、ということである意味かまわない。ただ、少しずつ減っている、という状況が望ましい。

知識にしても同じ。いろいろなことを覚えてきた。まあ、よく分かるようになってきた。しかし、あと少し。

過去問や模擬試験の点数が少し上がり始めてきた。でもまだ合格ラインに届かない。

という上向き状態をキープしていくことが大事。

冬期講習明けから第一志望の入試、という生徒もいるでしょうし、2月1日が第一志望、という場合もあるでしょう。それぞれ、その直前に「あとちょっとあれば」ぐらいになっているのが理想。

そのあとちょっとは本番効果で補ってくれるところがあるからです。

あまりに早くからがんばりすぎて、ピークを逃さないように、右肩上がりを常に意識してください。


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