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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法

中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。

ゴールデンウィーク

2013年04月20日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
あと10日ほどで、ゴールデンウィークになります。

その前に文化祭や説明会を行う学校もありますが、塾の方は多くの塾がお休みになります。全部休んでくれるのならば、それはそれでありがたい。

多少忙しくても、旅行に行こうとか、家族で出かけよう、というイベントを計画して遊ぶときは、しっかり遊んでください。

ただ、今年の場合はあまり並びが良くない。途中に平日が並ぶので、学校に行かなければいけない。となると、塾はないので、多少家庭学習の時間がとれると思いますから、ここは何か1つのテーマを集中して勉強してみると良いでしょう。

例えば先日行われた模擬試験の中で理科の水溶液の問題ができていない、とか。算数の相似形ができていない、など特定のテーマがあれば集中してやり直してみると良いと思うのです。

このゴールデンウィークが終わると、また普段のカリキュラムに戻りますから、ここはそういう復習に充てるのが一番良いでしょう。

で、その後の3日から始まる4連休を遊びに充てたい、と思うのですが、塾によってはここで特別講習がある場合があります。

え、休みじゃないの? と思いたくなりますが、なかなか塾もほっておいてはくれない部分がある。

ただ、さすがに選択制にはなっているところが多いので、夏休み前の最後の休日ということで家族で楽しむ時間を取られた方が良いだろうと思います。


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豆電球の問題
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中学受験 算数オンライン塾

4月20日の問題
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新中学1年生諸君!

2013年04月19日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
新しい学校へ通い始めて、2週間が経ちました。

朝のラッシュをかいくぐり、弁当箱をはじめ教科書、ノートと詰め込んだ重いかばんに引っ張られ、身体にはやや大きい制服を身に付けた2週間はどうでしたか?

友だちができて、行き帰りの遊びも少しずつ増え、かつ定期の便利さに思わず拍手しながら楽しい時間を過ごしているのなら、それはそれで大変すばらしいことではあります。

しかし、そのうち、君たちの制服は泥だらけになり、あるいは靴のかかとはなぜ、そんなにつぶれるのか、と思える靴になり、ズボンはどんどん下がり、ポケットの中はわけのわからないもので膨らんでいくかもしれません。

それが楽しみで受験勉強をしていた、という気持ちはわかるが、しかし、勉強はまだまだ続いていく。

中学受験で終わったわけではありません。だから、勉強はしないといけないと思わなくてはいけない。

学校によっては、クラブ活動もまだ見学程度で、実際の練習が始まらないかもしれない。しかし、始まったら確実に疲れます。

土台、朝早く出かけていき、思い切り1日、エネルギーを使い、さらにクラブ活動の練習をしたら、電車の中で、風呂の中で、いくらでも寝てしまうことになる。

そうやって時間をつかっていくうちに追いやられていくのが勉強時間。

やがて気が付いたときには先生に呼び出されて

「入ったときは悪くはなかったがなあ」

と言われたり、あるいはひどいことになると、お母さんやお父さんまで呼び出されてしまうかもしれない。

だからこそ、勉強はしないといけないのだ、という気持ちは絶対に持っていてください。

受験があるから勉強するのではありません。

これから君たちが大人になっていくためには、いろいろなことを知り、考え、また理解しなければならないのだから、その勉強は常に君たちの目の前にあるのだと思っていなければならないのです。そのまま楽しいことだけをやって大人になれるほど、人生は甘くない。

やらなければいけないことは、山ほどあるのだから、それをどんどんやっていくことです。

大事なのは追われないこと。

追われてしまうと、どんどん手が抜かれてしまう。しかし、先に追いかけてしまえば、案外大事なことの見分けもついて、段取りも良くなり、自由な時間が増えたりするものです。

やらなければいけないことは、どんどんやる。後回しにすれば、それだけ、つけがたまるのだから、とにかく先に手を付ける。これが君たち中1がこの1年を実り多いものにする、コツでしょう。

やがて体力がついてくれば、さらに自由は広がるから、まずは今、先送りしないことだけを考えておきましょう。


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体力が続かないケース
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英語テスト
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慶應進学オンライン
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教材をやらない先生

2013年04月18日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
多くの塾の場合、毎週の授業のカリキュラムは決まっています。

この授業では差集め算をやる、とか、場合の数をやる、とか決まっていて、その内容のプリントが配られる。

で、そのプリントに出ている問題をやるのか?と言えばそうではない。

まず先生が黒板かホワイトボードに問題を書き始める。で、子どもたちはそれを写す。そうやりながら、先生が例えば場合の数の説明をしていく。

どう解いていこうか?と子どもたちに尋ねる場合もあるでしょう。

君ならどう解く?とか。

ようやく解き方の説明が終わって、じゃあ、そろそろプリントかな?と思っていると、また先生がおもむろに問題を書き始める。

子どもたちは、またそれを写す。

「じゃあ、解いてみようか。」

そしてしばらくすると、ヒントが出て、やがて解説が始まって。

いよいよプリント?

いえ、また先生が問題を書いて。

ついに最後までプリントに手をつけないで終わる、そういう先生がいます。

じゃ、プリントはどうするの?

何番から何番まではやってみてください。別に宿題ではありません。

と言われて子どもたちが帰ってくるわけですが、そうなると手を付けていないプリントがあるので、これはやらなければいけない、と思われる方も多いでしょう。

この先生の授業は、しかし、確実におもしろいし、子どもたちの力を伸ばします。で、ある程度演習の量は必要だけれど、授業の問題ができていれば、それこそまあまあ理解できているから良い、ということではあるのです。

しかし、手つかずのプリントは確実に残ります。

だから子どもたちに授業の様子を聞いて、宿題が特にない、とか、少し練習をすればいいのだ、ということがわかったならば、プリントは「やらなくて良いものだ」と決めてください。

「じゃ、くれなきゃいいのに」

その通りではあるのですが、くれる理由は先日お話した通りです。

だいたいこういう先生は算数と理科に多い。国語の先生はさすがに長文読解の問題を黒板に書くわけにはいかないから、だいたいプリントをやることになります。

社会の先生は? 

内容にもよるが、やはりプリントを使わない先生もいるでしょう。

授業スタートと同時に膨大な板書が始まって、一気に江戸時代の文化を説明しちゃう、みたいな授業。

こういう先生だったら、授業の復習をまずがんばる。プリントは手つかずでも良い、とそう思ってください。

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模擬授業
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中学受験 算数オンライン塾

4月18日の問題
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説明不足

2013年04月17日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法

「ちゃんと式を書いた方がいいんじゃいの?」

「計算はここにやらなきゃだめよ。」

「答えが出たら、もう一度問題を見直すの、わかる?」

などなど、「勉強しなさい」から始まって、机の上を片づけて、ちゃんと、ほら本出して!、ねえ、聞いてるの?

そういうバトルが繰り返されている、ご家庭があるかもしれません。

だいたい態度が悪いし、人のいうことは聞かないし、「自分で中学受験をしたい」っていったくせに。なによ!

その通り!

ですが、お母さんがお子さんだったら、どうします?

自分がこうしたい、と思っているところを、「ここに書かなきゃダメよ」と言われて「どっちでもいいじゃない」と思わない? いやあ、思うんです。

だからだんだん、そういう態度になってくるわけで、しかも、それが度重なると対応が面倒だから、「はいはい」みたいな態度になってくることも、当然あったでしょう。かつて?

良く親が子どもに甘える、というお話をします。

親の言うことを聞いて当たり前だ、みたいな感覚は、親が子どもに甘えているだけです。

もし、これが家庭教師やコーチングの仕事を頼まれて、それで話をしたら、そんな話になるでしょうか?

つまりは説明不足なのです。

なぜ、そうしなければいけないか。「私が言うんだから、間違いない」は通用しないのです。昔は通用しましたけど。

勉強をちゃんとやるということは、どういうことなのか?その結果として何が起こるのか。またそうしなければ、なぜだめなのか?

まずはきちんと説明することです。それでも本当に言うことを聞かなかったら?

当然、中学受験は中止にしましょう。

これは最後に親が決断していいことです。

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第79回 学習のバランス
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湘南 活動報告書の内容を考える
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慶應進学オンライン
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模擬試験の復習

2013年04月16日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
ここ2週間で、いくつかの塾で最初の模擬試験がありました。

答案や成績がマイページにアップされて、成績データの開示は以前より数段早くなりました。その分、やはりまだやった感覚が残っているうちにしっかり復習しましょう。

模擬試験はどうしても合格可能性や偏差値が気になるものですが、今の段階ではまだまだ先の話なので、むしろできなかった問題が何かをはっきりさせることが大事です。

実際にはまだすべてのカリキュラムが終わっていない段階ですから、出題範囲もある意味限定的なので、その中でできなかった問題をやり直してください。

そして、どうすればできたかを考えることです。

例えば、基本が充分でなかった、という反省があるのなら、その基本をどう充実させるかを考えるべきですし、ミスが多かったのならそれをどう防ぐかを考える必要があります。

「次は気を付けよう」

ではだめなのです。具体的に「何かをして」ミスを防ぐ、ということを考えないといけません。

例えば問題の条件に下線を引く、ということをやっている子は多いのですが、実際に答えを書く段階でそれを見直している子は少ないのです。

もう「答えが出た」→「次の問題に行こう」という思考回路になっているでしょう。

しかし、「答えが出た」→「条件に合っているか、確認しよう。」

というルーティンになれば、ミスはかなり防げます。だからそれを普段、問題を解くときから実行する。

できる子どもたちもミスはします。

しかし、彼らは自分の間違いを見つけ出すのです。そして修正する。だから間違えない。

この差が積み重なるから成績の差が出てくるので、問題をやり直した後、「どうやればできたのか?」を親子で考えてみてください。

そういう復習が模擬試験を受ける上で一番大切です。

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数の性質の問題
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中学受験 算数オンライン塾

4月16日の問題
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アメリカに行く子

2013年04月15日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
先日台湾の人と話をする機会がありました。

彼はアメリカの大学に行き、そのままアメリカの会社に就職。起業して資本を調達し、世界を飛び回っているわけです。

その人の会社の人と話をしてみる機会もあったのですが、みんな台湾や中国の人だがしゃべっているのは全部英語。そうやっていろいろな人がアメリカに集まって起業して、あるいは国際企業に勤めていろいろなキャリアを積み重ねていく、ということが多いという話を聞きました。

この辺が東大や京大の危機感にもつながっているところはあるようで、アジアの人材は日本に来るよりはダイレクトにアメリカに行ってしまう。日本にくる学生は日本語や日本の文化を研究したい人が多いので、結果として開発や研究、起業に関する人材はアメリカに集まる、ということが多いそうです。

で、日本人の場合は、やはり日本の大学を出てそこからアメリカの大学院に行く、というのが常道のようで、最初からアメリカの大学に挑戦する人材は少ない。

しかし、ここのところ、日本の大学を飛ばして、アメリカの大学に挑戦する学生も出てきた、と報道されていました。

私の知っている子も、高校でたまたまカナダに留学した。本当は短期間の留学で終わるはずだったが、途中で考えが変わり、私学を退学して留学先の高校に編入してしまいました。

そしてアメリカの大学を受験し、そのまま大学院まで進んで今は研究者になっています。

日本の中高を出て、日本の大学を卒業して、日本の企業に就職する、というのが当たり前だったわけですが、それではもしかすると国際舞台から取り残されてしまうかもしれない。

もちろん、企業に入った後、留学したりビジネスの過程でいろいろ身に付くものがあるのは当然ですが、そればかりというのも残念な気がするのです。

私学も東大とばかり言わずに、例えばハーバードとか、スタンフォード、マサチューセッツ工科大学の合格実績を出すようなところが出てきてもいいのかもしれませんね。

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東京私立中学合同説明会
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高校受験をしたい
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慶應進学オンライン
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あえて予習をする必要があるのか?

2013年04月14日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
復習型の塾が多くなりましたが、中には徹底している塾もあります。

つまり、次に何をやるかは、なるべくわからないようにしている。一応カリキュラムがあるということを明らかにするために、それぞれの科目でテーマは掲げているが、別にテキストがあるわけではないので、その中身まで知ることはできません。

担当の先生に聞くと、
「テキストにすると、事前に予習をする子が出てしまう。そうすると、大事なことを聞かないケースが出てくるのです。『ああ、知ってる』とか思って聞き飛ばす。でも、本当は充分にわかっていないことを中途半端にわかった気になるので、危険だと思うのです。だからその場で渡すプリントにしているのですが。」

という話で、「なるほどねえ」と思いました。

しかし、最近は塾のテキストがオークションに出ている。あるいは先輩から貰い受ける場合もあるでしょう。したがって、この塾でも予習をしようと思えばできなくはない。(まあ、すべてのプリントを毎年新しくはできないですから。)

でも、そこまでして予習をする必要は、まったくないと思うのです。

塾の方針がそうなら、そこに徹した方が良いと思います。

むしろ、この塾では宿題もほとんど出さず、しっかり復習することを家庭学習の中心に据えているわけだから、そこに本気で取り組めばいいと思うのです。

しかし、組み分けテストがあるから、やはり先取りをしたい、ということなのでしょうか。予習しておけば時間的に多少の余裕が生まれる、というのは確かかもしれませんが、わざわざ当日にプリントを配るということにまでこだわっているのだから、それに合わせて勉強していけばよいと私は思います。

当日配る、ということのためには実は膨大なコストがかかるのです。

テキストならば半期に1回で済むでしょうが、毎週、毎回。それだけのプリントを編集して、印刷して、綴じて、仕分けして、教室に運んで、配布して、気の遠くなる作業を経て行われているわけです。子どもたちが、その授業で初めて勉強できるようにするため、だけにです。

それだけこだわるのは、それにメリットがあるからで、だからそのメリットを享受していけばよいのではないでしょうか?

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売買損益算
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中学受験 算数オンライン塾

4月14日の問題
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レギュラーになれずとも

2013年04月13日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法

入学式が終わったばっかりなので、まだオリエンテーションとか、仮入部とかあって、新中学1年生の本格的なクラブ活動は始まってはいないと思うのですが、実際にサッカーとか野球は人気があって、本当にたくさんの1年生部員が集まります。

ある男子校の野球部の練習を見せてもらっていたのですが、レギュラー陣の練習のうしろで黙々と投げていたり走っていたりする一群がありました。

見ればすぐわかります。新1年生。

顧問の先生に、

「今年の新1年生は何人ですか?」

と伺うと

「55、6人ですかねえ。」

という返事。

「だいたい、いつごろ減るんですか?」

「まずは1学期までですかねえ。夏休みの合宿に行くかどうかでまた、分かれて。でも2学期になると半分ぐらいになって落ち着くんですが、時々あまり減らないまま進むときもあります。」

「そうなると、大変?」

「そうですねえ。やはりグランドの使用が限られるから、一人一人の練習機会は減るかもしれません。レギュラーになれない子どもたちのための練習試合をできる限りやってあげたいとは思うのですが、大会が近づくとそうもいってられなくてねえ。でも、全員応援に来ますし、フォローの人間も必要ですから、だんだんそれぞれの役割ができて、チームになっていきますねえ。」

「試合に出られないのがわかっていても続きます?」

「続きますねえ。やはり基本的には野球が好きなんでしょう。バッティングピッチャーも必要だし、ブルペンキャッチャーもいるわけだから、そうやって自分の役割をめいめいが持ってくれていくので、卒業するときには良いチームになっていますよ。確かに野球のうまい下手はありますが、同じチームでがんばったということはレギュラーもそうでない子も同じですから。」

最後まで頑張る子にはやはりご褒美が待っているようです。

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てこに関する問題
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図形を折り返す問題
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理科実験のすすめ

2013年04月12日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
最近は中学受験の塾で、あまり理科実験の講座を見なくなりました。

一方で理科実験専門の教室があり、結構多くの子どもたちが参加しています。顕微鏡の使い方に始まって、試験管やろうとの使い方、あるいはガスバーナーやアルコールランプの取り扱い、など結構入試で理科実験の問題は多く出る一方で、単に知識として知ってはいても、実際に経験をしていない子どもたちは多いものです。

こればかりは、やはりやった方が良い。

それに、例えば豆電球の明るさ、や電磁石なども実験を通じて「理解できる」ことは多いのです。

塾はどうしても知識を語るだけになりがちですが、理科に興味を持たせるのなら理科実験はおすすめです。

小学校3・4年生でやる実験よりも高学年対象の実験の方がおもしろいし、これまで勉強しているから知識もあるので、理解がさらに深まります。

塾で忙しいかもしれませんが、もし機会があれば積極的に参加してみると良いのではないでしょうか。

理科嫌いだった子が実験を経験するうちに理科を好きになることは良くあることです。

勉強しなさい、というよりも、まず好きになるように仕向けるのもひとつの方法ではないでしょうか。

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地図を使いこなす
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4月12日の問題
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1クラスの人数は減ったが

2013年04月11日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
すでに引退されてしまいましたが、中学受験で長年指導されてきた先生と以前話をしたことがあります。

「先生のころの塾は、有名な先生がたくさんいました。どの塾にも名物先生がいて、その先生の授業を狙って子どもが集まっていました。今は、そういうことがなくなりましたね。というのも、塾が増えて、競争が激しくなりました。その結果として、1クラスの人数を減らさなければならないので、組み分け試験をしてクラスを増やしたのです。でも、あの当時に比べて、3倍も4倍もクラスが増えたのに、それだけの先生を増やせるはずはありません。だから、どの塾でも学生のアルバイトが増えました。学生の先生は確かに、カリキュラムは教えることができるでしょうが、お母さんの悩みを聞いたり、子どもの精神的な支えになるということは、なかなか難しいですね。だからそういう塾はあまり面接を積極的にしない。さすがに6年生の受験前はやるが、それ以外はまあ、電話でお話するぐらいになってしまうでしょう。」


「そこで、お母さんは困って個別指導に行く。今の個別指導は、塾によってさまざまですが、全体的な費用は決して低くはありません。でも講師はやはり、学生さんが多い。だから、先生が教えていた時代に比べれば、やはり学習塾の質はかなり下がったといっていいでしょう。ただ、みんな下がったから、あまり違いがないように思えるのですが、私からするとひどいもんだなと思います。それでも良心的な経営者は、一生懸命考えます。テキストを工夫したり、教える人と演習する人をわけて、演習する人を学生にしたりね。でも、1クラスの人数を少なくすれば、良いクオリティーになると思ってはいけないです。先生の乱造を生むだけで、逆に子どもが受けるサービスは悪くなったと私は思います。」

アルバイトでもいい先生はいるかもしれません。でも全体としては確かにその通りだと私も思います。

でも私が一番気になったのは、みんな下がったから、あまり違いが見えないという点です。やはり、子どもを預ける以上、塾の状況にもっと関心を持たないといけません。そうすれば、塾も変わらざるを得ないのではないでしょうか。

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ノーテンキ
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慶應普通部 学校別対策の考え方(4)
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