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1クラスの人数は減ったが

すでに引退されてしまいましたが、中学受験で長年指導されてきた先生と以前話をしたことがあります。

「先生のころの塾は、有名な先生がたくさんいました。どの塾にも名物先生がいて、その先生の授業を狙って子どもが集まっていました。今は、そういうことがなくなりましたね。というのも、塾が増えて、競争が激しくなりました。その結果として、1クラスの人数を減らさなければならないので、組み分け試験をしてクラスを増やしたのです。でも、あの当時に比べて、3倍も4倍もクラスが増えたのに、それだけの先生を増やせるはずはありません。だから、どの塾でも学生のアルバイトが増えました。学生の先生は確かに、カリキュラムは教えることができるでしょうが、お母さんの悩みを聞いたり、子どもの精神的な支えになるということは、なかなか難しいですね。だからそういう塾はあまり面接を積極的にしない。さすがに6年生の受験前はやるが、それ以外はまあ、電話でお話するぐらいになってしまうでしょう。」


「そこで、お母さんは困って個別指導に行く。今の個別指導は、塾によってさまざまですが、全体的な費用は決して低くはありません。でも講師はやはり、学生さんが多い。だから、先生が教えていた時代に比べれば、やはり学習塾の質はかなり下がったといっていいでしょう。ただ、みんな下がったから、あまり違いがないように思えるのですが、私からするとひどいもんだなと思います。それでも良心的な経営者は、一生懸命考えます。テキストを工夫したり、教える人と演習する人をわけて、演習する人を学生にしたりね。でも、1クラスの人数を少なくすれば、良いクオリティーになると思ってはいけないです。先生の乱造を生むだけで、逆に子どもが受けるサービスは悪くなったと私は思います。」

アルバイトでもいい先生はいるかもしれません。でも全体としては確かにその通りだと私も思います。

でも私が一番気になったのは、みんな下がったから、あまり違いが見えないという点です。やはり、子どもを預ける以上、塾の状況にもっと関心を持たないといけません。そうすれば、塾も変わらざるを得ないのではないでしょうか。

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