中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
レギュラーになれずとも
入学式が終わったばっかりなので、まだオリエンテーションとか、仮入部とかあって、新中学1年生の本格的なクラブ活動は始まってはいないと思うのですが、実際にサッカーとか野球は人気があって、本当にたくさんの1年生部員が集まります。
ある男子校の野球部の練習を見せてもらっていたのですが、レギュラー陣の練習のうしろで黙々と投げていたり走っていたりする一群がありました。
見ればすぐわかります。新1年生。
顧問の先生に、
「今年の新1年生は何人ですか?」
と伺うと
「55、6人ですかねえ。」
という返事。
「だいたい、いつごろ減るんですか?」
「まずは1学期までですかねえ。夏休みの合宿に行くかどうかでまた、分かれて。でも2学期になると半分ぐらいになって落ち着くんですが、時々あまり減らないまま進むときもあります。」
「そうなると、大変?」
「そうですねえ。やはりグランドの使用が限られるから、一人一人の練習機会は減るかもしれません。レギュラーになれない子どもたちのための練習試合をできる限りやってあげたいとは思うのですが、大会が近づくとそうもいってられなくてねえ。でも、全員応援に来ますし、フォローの人間も必要ですから、だんだんそれぞれの役割ができて、チームになっていきますねえ。」
「試合に出られないのがわかっていても続きます?」
「続きますねえ。やはり基本的には野球が好きなんでしょう。バッティングピッチャーも必要だし、ブルペンキャッチャーもいるわけだから、そうやって自分の役割をめいめいが持ってくれていくので、卒業するときには良いチームになっていますよ。確かに野球のうまい下手はありますが、同じチームでがんばったということはレギュラーもそうでない子も同じですから。」
最後まで頑張る子にはやはりご褒美が待っているようです。
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