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パターン化しなくていい

算数の問題集を見ていると、問題を分類しているケースがあるでしょう。

例えば旅人算で言えば、追い越す場合と出会う場合とか。通過算なんかも、そういうところがあるわけです。

しかし、これは基本をマスターするためのものであって、すべての入試問題を分類するというような話ではない。

で、この分類を自分の頭のなかでやっているような子がたまにいます。

「これは補助線を外に引くパターンだから・・・」

とか。

いやいや、そんなパターン分けは不要です。どのパターンだろう、などと考える必要はない。君が問題集を書くわけではないのだから・・・。

問題が解ければ良いのであって、補助線をどう引くかは、もちろん一発で書けるにこしたことはないが、なに、いくつかやってみるウチにこれだ、というものが出てくるでしょう。

もちろん考え方、というのはあって、この部分の長さが出て欲しいから、そのためには、みたいな論理は当然必要なことですが、それをパターン化してはいけないのです。

そのパターン化にはまってしまうと、問題の本質が見えなくなる。

分類などはどうでもいい。いま何がわかると、この問題は解けるのか、に目を凝らしてほしいと思います。


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