ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

女性は気を感じやすいんですが

2007-07-19 07:56:39 | 
 お母さんのお腹の中にいる胎児は、胎息という気の呼吸をしながら、お母さんから貰う栄養分で生育していると考えられています。 男性よりも女性のほうが気を感じやすいのは、自分が胎児のときに感じていた気感を、身ごもることによって再び、胎児が気を感じることが自分に撥ねかえってきて、その恩恵を受けるからと思われます。

 私の連れ合いは、空手の練習で逆腹式呼吸を続けることによって、知人の奥さんはエアロビクスの時に、寝ながら足の裏まで息を吐く練習を行うようになって、友人の奥さんは、何にもしなくても、連れ合いの姉さんも何もしなくても、お臍の下あたりが動くといいます。

 何かごとごと動いているなあという感覚でいます。 私が、それは臍下丹田が動いているんですよ、といって初めて、なんとなく納得する雰囲気です。

 臍下丹田が活性化し、心臓のように動き始めるということは、特別なことではなく、生まれ持った機能を回復するということにほかなりません。 臍下丹田が活性化し始めたら、次は中丹田(乳房と乳房の間)が活性化するように、呼吸法を伴いながら強くイメージします。

 中丹田が活性化し始めたら、次は上丹田(両目の中心のちょっと奥)が活性化するように念じます。 上丹田の次は、百会(頭の丁部)が活性化化するように、その次は、上丹田の裏側の後頭部にある玉沈関を、更に中丹田の裏側の夾脊関を、更に臍下丹田の裏側の尾りょう関を、最後に股下部の会陰を活性化するように念じていきます。 それぞれが活性化して動くのを確認してから、次のステップに進んで行きます。

 体を一周すると体中の気がよりスムーズに、流れるようになってきます。 小周天がなるといいます。 これからが座禅(静功)の次のステップに進んで行きます。
 


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