ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

参議院選挙の投票を終えて

2007-07-29 09:18:51 | 社会・経済
 安倍さんが総理大臣になってからの、初めての国政選挙となった今回の参議院選挙です。 国会で絶対多数を誇る自民党の総裁が、昨年ご自分の政治哲学、政治美学の考えかたから、任期を全うした上でやめられた小泉さんの後を受ける形で登場した安倍さん。

 衆議院では自民党だけでも過半数を占め、参議院も含め国会運営を行っていくうえでは、何ら支障も起こらない状態でした。 従って、法案審議についても外から私達が見ていても、かなり強引に国会運営を進めているように見えました。

 民主主義とは、絶対多数であるから何でも強引に進めていいかということがあります。 逆に、絶対多数であるからこそ、少数の意見をよく聞き、その意見も取り入れることが大切である、ということを何かの学校の授業で聞いたことが、あるような気がいたします。

 報道で映し出される映像を見ているだけでも、多数党のおごりが露骨に表れてしまっているような感じがします。 私達は決して馬鹿ではありません。 今回の選挙では、そのしっぺ返しを受けることになるのではありませんか。

 政権党だからこそ実績があるわけで、その実績を強調しても何ら足しにはなりません。 むしろそこまでに至る過程が大切なのです。 上位者のおごりが、映像にも映し出されることには、辟易してしまいます。 上位者であればあるほど、頭を垂れて国会運営をしてくれることを期待しております。