ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

学習塾通いを考えるよりも長く吐く呼吸を推進することの大切さを

2021-02-04 04:13:46 | 逆腹式呼吸

私は20数年前に千葉に住む大学の級友から、泊まりがけのクラス会で、今度、多摩センターで開催されることになった「静功の会」に参加することになったと云う話を聞いたのがきっかけになって、生まれて初めて胡座を組んでの座禅を行うことになりました。

スタートは気功の方の静かな功でしたが、意念しながらの座禅から、次第に無心-無欲への座禅へと推移して行ったのでした。 始めた初日から体への微妙な変化に興味を覚えて、丁度1年前に知人から教わった半身浴の入浴を行った後で、毎晩、1時間の座禅を続けていました。

本屋で見つけた本を参考にしながらの座禅でした。 体の変化が先で、後追いで本を読んでから、このようなことであったのかと感じる毎日でした。 幸いなことに禅宗での座禅の作法も分からず、ひたすら深呼吸の要領で行う、はじめに大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐く呼吸を行なっておりました。

肺から息を全部出し切ってしまうと苦しくなって、後が続きません。従って苦しくなる寸前に軽く息を止めて、また大きく息を吸います。 苦しさの中にも自然の流れが、とても大切であることを感得したのです。

また1時間座禅を続けることにより、からだの深層部までも含めて、静かになることの大切さをもかんとくしたのです。 1時間の座禅を続ける内に、日常的なストレスから解放されて、崇高な至福感を感得することも知ったのでした。

この至福感こそが、座禅の真髄であることも感得致しました。

当時、子供たちの水泳等の運営に携わっていた友人に、長く吐く呼吸を日常的に行うことが、子供達にとっては、とても大切なことであると伝えたかったのですが。 更には、出来るだけ早く、また遡っては

受胎した瞬間から夫婦で、胎児に話しかけながら育てるたいせつさを、伝えたかったのです。 私自身は既に50歳になろうとしていた時期で、もう既に遅しで、従って若い夫婦でこれから子供を産もうとされている方々に、お話をするように心がけることになったのです。



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