女子レスリングでオリンピック4連覇をし、国民栄誉賞まで受賞された伊調馨さんの、日本レスリング協会強化本部長である栄和人さんによるパワハラ告発について、本日発売の週刊文春で第2弾の記事が掲載されたようです。
告発については一切関知してないと語っていた伊調馨さんも、発言しているとネット記事に出ておりました。 告発に実際に関わった安達巧さんは、鹿児島商工(現 樟南高)と日体大を通して栄和人さんの後輩ですが、伊調さんが東京で練習するようになってからのコーチである田南部力さんから、栄さんによる伊調さんへの度重なるパワハラについて相談を受けて、関係者の意見を聞きながら弁護士と告発に動いたとのことでした。
田南部さんも記事で、調査する前から協会も警視庁も、パワハラがなかったと発表したのは、おかしいと述べているようです。
週刊文春によるパワハラ告発の第1弾があった後に、栄さんはテレビの直撃インタビューで、パワハラはなかったと思っていると話しておりましたが、所属する至学館から、栄和人氏は現在、心身衰弱に陥り、何も手がつかない状態ですと発表があったようです。
パワハラ行為がなかったのなら、毅然と立ち振る舞いをすべきではないかと思われるのですが。
レスリング協会では、これまでの女子レスリング選手たちを育てた栄和人さんの絶大なる力が作用して、なかなか意見を言えるような雰囲気にはなかったのでしょう。 勇気ある告発を応援したい雰囲気にはあります。
一強体制の安倍政権にも、同じようなことが云える感じがするのですが。
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