胡坐を組んだ座禅のときだけでなく、上体はどんな時でも、頭のてっぺんが天から引っ張られているような感じで、維持するように心がけます。
胡坐を組んでいる時は勿論のこと、椅子に坐っているときも、立っているときもです。
実際に上記のようなことを実践してみると、少なくとも上半身には力が働いてはいません。 肩の力を抜きリラックスしているということが、前提ではあるのですが。
吐く息を出来るだけ長く吐くときに、意識を吐く息が体の中へ入っていくのを追うようにして、そのことだけに意識を集中していると、自然と作為も消え、自然体になっていくのです。
座禅の時に、いつもそのようなことを、意識しながら行なっていますと、無意識のうちに肩の力も抜け、上半身の筋力も働くなく、自然体で何事にも、対応するようになってきます。
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