15年にわたって継続的に、アフリカのマサイ族の人と、オーストラリアのアポ二ジア人の、食生活と生活習慣病の調査を行っている方の話が、今朝のテレビで放映されていました。
土着の生活習慣をしていたときには、塩分の摂取量も最低限の量であり、血液中のコレステロールの量も問題にならない程度であったにも拘わらず、15年後に調査をしたら、塩分の摂取量が倍以上になり、コレステロール量も倍以上になっていて、生活習慣病になってしまっていたということです。
何が原因かと調べてみたら、食生活が従来、自分たち独自で培ってきた食生活が欧米化し、それとともに本来自分達が守ってきていた食生活を、しなくなってしまったということです。
その地で生まれ、その地で育つ場合は、本来は、その地で育まれたものを食するべきではないのか、言うのが調査をしてきた方の結論のようでした。 長い間、営々と育まれ、遺伝子が引き継がれて来たのです。 その土地の固有の食べ物を食べて、育っていくのがよいのではないかとのこと。
丸々と太ってしまった人を、大豆蛋白入りの食事をするように、食事療法を施したところ、1年後には、もう元の体に戻った方が、以前、以後の写真で映し出されていました。
食べ物も欧米化することによって、様々な病気が発生きてしまっているといいます。 私達日本人も、明治以来の欧米の文化は入ることによって、食生活も次第に、肉やパンの生活が多くなってきました。 最近になって、改めて、和食の良さが分かってくることにもなりました。
土着の生活習慣をしていたときには、塩分の摂取量も最低限の量であり、血液中のコレステロールの量も問題にならない程度であったにも拘わらず、15年後に調査をしたら、塩分の摂取量が倍以上になり、コレステロール量も倍以上になっていて、生活習慣病になってしまっていたということです。
何が原因かと調べてみたら、食生活が従来、自分たち独自で培ってきた食生活が欧米化し、それとともに本来自分達が守ってきていた食生活を、しなくなってしまったということです。
その地で生まれ、その地で育つ場合は、本来は、その地で育まれたものを食するべきではないのか、言うのが調査をしてきた方の結論のようでした。 長い間、営々と育まれ、遺伝子が引き継がれて来たのです。 その土地の固有の食べ物を食べて、育っていくのがよいのではないかとのこと。
丸々と太ってしまった人を、大豆蛋白入りの食事をするように、食事療法を施したところ、1年後には、もう元の体に戻った方が、以前、以後の写真で映し出されていました。
食べ物も欧米化することによって、様々な病気が発生きてしまっているといいます。 私達日本人も、明治以来の欧米の文化は入ることによって、食生活も次第に、肉やパンの生活が多くなってきました。 最近になって、改めて、和食の良さが分かってくることにもなりました。
私が子供のころなどは、普及し始めたTVで、大量に意図的に、欧米化こそが、立派な文化であるとういうような、宣伝がされていたような気がしています。
日本人はまじめで素直で、頭がよく、向上心もあるために、欧米化を目的としてしまい、自分たちが持っている、築き上げてきた文化を、あっさり否定したように感じています。食文化に関しては、その時々の給食に、食に対する考え方が表れているように感じます。
風土が作り出す食べ物、風土のなかにいる人間、動物、植物・・・・風土という考え方を持っていること事体、日本人のすばらしさを感じます。
私も季節感があって、思いやりがある和食が大好きです。
和食には、思いやりがあると感じます。思いやりを表すことができ、思いやりを感じることができます。
おいしいと思うと同時に、いつまで食べても飽きが来ないと感じます。 ビフテキなどの肉類は、不思議なことに特段、食べたいと思わなくなってしまいました。
松坂に行った時の和田金で食べたしゃぶしゃぶ、すき焼きなども、食べた記憶は残ってはいるものの、どうせ食べるのなら、フグの薄く切って盛られた刺身を、量はすくなくてお腹が一杯にならなくても、食べたくなります。
地域で作られたものを地域で消費する自給自足の考え方が、一番よいのではないかと、常々思っています。 そのためには、私達消費者が、生産者とともに育っていく考え方が、必要になってきます。
国レベルで考えれば、ある程度の関税障壁も必要になってきますが(小規模生産が多いため)、貿易の自由化というある種のグローバル化のために、日本での穀物類の生産も、将来的には難しくなる恐れがあります。
アメリカでは、着々と生産物の種の研究を進め、農業生産についても、世界を凌駕しようと考えているようです。 私達日本人は、何も過剰生産された牛肉などを、アメリカから買って食べる必要はないのです。
ところが、日本で生産される牛肉は高く、アメリカの大規模生産される牛肉は、コストも安いため、それを利用する食品業者は、安いものを購入して使います。
小泉前首相の米国ブッシュ大統領に対するイエスマンの姿が、今の日本社会が持っている状況全てを、物語っているような気がしてなりません。 そろそろ見直すべき時期に、きているようにも感じます。
その意味でも、戦前まで私達が口にしてきた和食を通して、食文化から見直しをはじめても、よいのではないかと思っております。