古代ギリシャのクセノフォンが曰く。 身体を鍛錬しない者が身体の諸機能をうまく使いこなせないように、魂を鍛錬しない者は魂の持つ様々な可能性を引き出せない。
人間が行なう全てのことに身体は役立っている。 身体を使うことに全てにおいて、最高の身体能力を発揮できる状態にあることは、非常に重要である。 ものを考えるという最も身体を使うことが少ないと思われることでさえ、大きな錯誤は多く、健康を損なったことから生じたということは、広く知られていることである。
髪や肉、骨、血、そして身体全体にわたって、人は常に若返ると同時に消滅しているのです。 しかもそれは、肉体だけでなく、魂についても同じなのです。 というのも、態度や習慣、意見、欲望、愉快、苦痛、恐怖など、どれをとっても永続するようなものはなく、生じては消えていく。
善と美を学び、身体の鍛錬や家政に切り盛りを習得し、友人や国家のために尽くす。 最高のもうけものであり、最高の愉快ではないか。
先日の新聞記事から、感じるものがありましたので、抜粋しました。
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