ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

ただひたすら歩く四国お遍路を歩けば

2014-04-30 07:05:57 | 座禅

  ここのところ四国のお遍路を歩く方々のことを、おもてなしのことも含めて、テレビでよく放映されています。 ひたすら歩くことによって、何かが変わるということらしいのです。

  私が朝歩きをしていたときに出会った知人が、ひたすら朝歩きをしていると、ふと浮かぶ前日のトラブルのことを思い出し、そのことを考えてみると、こう考えれば良かったんだという謙虚な気持ちになって、考えつくというのです。

  私はひたすら歩くということに意識が集中し、ある種の無心状態になるのではないかと感じます。

  座禅も、深呼吸の要領で大きく吸って、出来るだけ長く吐く呼吸に、吐く息を体の中へ吐き、体の中へ入っていく息を追うようにして、そのことだけに意識を集中します。 

  単純な一つのことにだけ、意識を集中することが、とても大切なことなのかも知れません。

  四国のお遍路の歩きには、お遍路道では休憩所での「おもてなし」が、特別な接待になるようです。 おもてなしをする側も、される側も、その意味を強く感じるようです。

  その意味では、お遍路の旅をされた管元首相は、お遍路で何を感じ取ったのでしょうか、相変わらずの気の短い「かんしゃく」は、直ったのでしょうか。