昨年の11月以来、2年間続けた朝歩きは、行なわなくなってしまいました。 朝のラジオでのクラシック音楽を聴くのが、日課になってしまったからです。 然しながら昼間は、意識して出来るだけ長く歩くようにしています。
午後6時には事務所を出て家に帰り、軽く食事をしては8時までには寝てしまいます。 途中、年齢的なものかトイレに行き、また休み深夜に起きて、座禅を行います。
このブログ上では、長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐く呼吸、体の中へ入っていく息を追うようにして行いながら、座禅を行うことを勧めていますが、私自身は、今のところは、肺呼吸を伴わない胎息(気の呼吸)で、座禅を行っています。
手を合わせ、宇宙の叡智に「いつも温かく見守っていただき、ありがとうございます」と挨拶をしてから、座禅をはじめます。
肩の力を抜き、頭のてっぺんが天から引っ張られているような感じで上体を維持し、静かに半跏趺坐で座ります。 両手は膝の上におき、法界定印で手印を組みます。 上体の重心は体の垂直に軸が来るようにします。 そのことによって体のどこにも、筋力が掛からないようになります。 筋力がかからないということが、大切なのです。
静寂さの中で坐っていますと、体の中の気の流れが、よく分かります。 特に頭部の気の流れが、よく分かってきます。 また脳全体を、もみ起こすような感覚で、刺激します。 勿論、小周天するなかでですが。 そんな時に、ふと脳障害は癒されるのではないかと感じるのです。
その流れは、時間の経過と共に、優しくゆったりしてきます。 日常的なストレスから、解放されるときです。 更に深化の過程で、崇高な至福感を感得するのです。 1時間は、あっという間に過ぎていきます。